タイヤウォーズに、新しい火の粉。ダンロップから新作のエンデューロタイヤが発表された。リリースには記載されていないが、こちらはブロック高13mm以下の規制をクリアした、FIM規格対応のエンデューロタイヤになり、JECやFIMのオンタイムレースを走行可能とのこと。

画像1: ダンロップから新作エンデューロタイヤ、大エアボリュームで新機軸

DUNLOP
GEOMAX ENDURO EN91

発売サイズフロント/リアタイプ
90/90-21 54RフロントWT
120/90-18 65RリアWT
140/80-18 70RリアWT

サイズは、リア2タイプ。エンデューロタイヤとして、一般的な展開。3月1日を発売日としている。

エアボリュームを増加

Off1的に強調したいのは、旧タイプのエンデューロタイヤであるD909に比べて、エアボリュームを増加させたこと。欧州では、特にエンデューロにおいてエアボリュームが重視される傾向にあり、よりタイヤを潰してトラクションを得やすい形になった模様。

ブロックの新技術

ブロックの新技術としては2点。ブロックの表面積を小さくし裾広がりの山型ブロック形状を採用することで、耐久性を維持したまま路面へのグリップ力を向上させた、ヘックスシェイプブロック。地面に突き刺しながら下るような場面でも、良好なグリップを得られそうだ。

進行方向へ傾斜した幅広クラウンブロック形状を採用。弓なりのブロックで、マディ時などに活躍しそうなパターン。

また、当然ながらゴムの配合も見直しがかけられ、グリップ・耐久性の向上を狙っている。昨年末、ブリヂストンのE50が発表されたことも記憶に新しい中で、早速ダンロップが同カテゴリーでニュープロダクトを投入。また、ダンロップは昨年のISDEのオフィシャルタイヤでもあったことから、早いうつにEN91のようなFIMタイヤのアップデートがあるものと、推測されていた。

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