世はアドベンチャーブーム。でも、ビッグなアドベンチャーバイクで本当にダートを走る人が多いかというと、そうではない。押しが強い顔に、迫力のエクステリア、高速巡航性能の高さでツーリングマシンとしてウケている。土の上を走りたいという欲求は、ニッチだ。だが、せっかく土の上を走るために作られたアドベンチャーバイクなら、ぜひこのニッチなマーケットを活性化させるがごとく登場したブリヂストンの新作を試してみてほしい。

画像: ブリヂストンの「本気」。ビッグオフ用ブロックタイヤがデビュー

BRIDGESTONE
BATTLAX ADVENTURECROSS AX41

フロント100/90 - 19M/C 57QTL
フロント110/80 B 19M/C 59QTL
フロント120/70 B 19M/C 60QTL
フロント90/90 - 21M/C 54QTL
リア140/80 B 17M/C 69QTL
リア150/70 B 17M/C 69QTL
リア170/60 B 17M/C 72QTL
リア150/70 B 18M/C 70QTL
リア130/80 B 17M/C 65QTL

※ タイヤのサイドウォールに「USE TUBE ON TUBE TYPE RIM」の刻印が入っているタイヤに限り、チューブレスタイヤにチューブを装着することでチューブタイプリムに装着可能

画像1: BRIDGESTONE BATTLAX ADVENTURECROSS AX41

BSのアドベンチャーカテゴリー向けタイヤである「BATTLAX ADVENTURE A41」がオンロードでの使用を想定しているのに対して、オフロードでの使用を想定して開発されたとのこと。11月下旬に都内で催された技術発表会においても、好評を博した。

画像2: BRIDGESTONE BATTLAX ADVENTURECROSS AX41
画像3: BRIDGESTONE BATTLAX ADVENTURECROSS AX41

大パワーでもロングライフを実現すべく導入された技術が興味深い。ブロックタイヤ特有の段付き摩耗は、この形状によってテストでも良好な「削れ具合」になったと言う。

ブロックハイトも十分で、おそらく大抵のオフロードをこなせるだけの懐の深さを持っているものと推測される。アドベンチャーバイクで土を走る方、または走ってみたい方はぜひトライしてみてもらいたい。

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