ホイールの掃除程度ならこれが最も手軽
このコーナーでテスト&レポートを行うアイテムは多種多様だが、意外? に反響が大きいのが整備やケア関連の製品。最近ではトルクレンチ、チェーンオイル、メンテナンススタンドなどが注目された。乗るだけではなく、いわゆる「オートバイいじり」を楽しむライダーも多いのだろう。
今回紹介するのは、タイヤの下に差し込むことでタイヤを簡単に回せる『ローラースタンド』と呼ばれる製品。僕も数年前に購入して個人的に使っているが、なかなか便利なので改めてレポートする。
![画像: 僕が使っているのはプロツールズの『115』というタイプ。サイズは長さ304㎜×幅230㎜×高さ40㎜で、重量は約1.85㎏。フロントタイヤを乗せるときはスタンドをタイヤの前に置き、車体を前進させると簡単。価格:1万5984円 品番:TOOL115 [サイズ]全長304㎜×幅230㎜×高さ40㎜ [重量]1.85㎏ [耐荷重]225㎏ [ 問 ]カスタムジャパン TEL.06-6634-1739 www.customjapan.net](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2018/09/11/afa279cc4fe7383887a79800f15da7d3b7b63916_xlarge.jpg)
僕が使っているのはプロツールズの『115』というタイプ。サイズは長さ304㎜×幅230㎜×高さ40㎜で、重量は約1.85㎏。フロントタイヤを乗せるときはスタンドをタイヤの前に置き、車体を前進させると簡単。価格:1万5984円 品番:TOOL115
[サイズ]全長304㎜×幅230㎜×高さ40㎜ [重量]1.85㎏ [耐荷重]225㎏
[ 問 ]カスタムジャパン TEL.06-6634-1739
使い方は2本のローラー上にタイヤを乗せるだけ。ローラースタンドの片側にスロープが付いているから、フロントタイヤなら車体を前進、リアタイヤなら後退させると乗せやすい。コツはタイヤとローラースタンドのセンターをできるだけ一直線に合わせること。スタンドにタイヤが斜めに乗った状態だと、タイヤを回していると徐々にスタンドがズレて回しにくくなる。車体が直立に近い方が抵抗なく回せるから、サイドスタンドの下に板を入れるなどで傾斜角を弱めるといい。

リアタイヤを乗せればホール/チェーンの掃除が効率的に行える。特に雨中走行の後はチェーンのクリーンアップ&注油を推奨します。
僕がリアホイールやチェーンの掃除をするときは少しでも楽できるように、フロントタイヤをホイールチョック(知らない人は検索を)に乗せて、逆にフロントホイールを掃除するときはフロントタイヤをスタンドに乗せてからリアにメンテナンススタンドを掛けて車体を直立させている。

スロープ側から2本のローラーの中央にタイヤを乗せて使用する。ローラーには滑り止めのローレット加工が施されている。

タイヤが少し斜めにスタンドに乗っても回せるよう、フレームのジョイントが可動して平行四辺形になる。よく考えられてます。
もちろんちょっとしたメンテナンスならローラースタンドだけでOK。リフトアップタイプのスタンドとは違って作業中に外れる心配がないし、かさばらないサイズで重量2㎏以下だからひとつ持っていると便利だ。なお、僕が使っている製品は現在欠品扱いとなっている。カスタムジャパンのショップWEBでは代替え品も紹介されているし、バイク用品量販店で同様の商品を探してみて欲しい。