これだけ息の長いモデルだと、銘品と言えるパーツがいくつも生まれる。たとえば、SP忠男のエキゾーストパイプは、山遊びする人からすると必須装備だ。「ツーリングシート」と呼ばれるハイシートも、人気。先日このoff1で紹介したクラッチのリテーナーも、かなり売れているらしく、評判も良い。かくいう僕も、セローに組み込んで好感触。
今回紹介したいのは、車体周り。
最強のセローが装着していることで飛ぶように売れた銘品
こちらのセローについているのが、パワービーム。
メインフレームからナナメにダウンチューブへ伸びるダンパーで、フレームの剛性を高めてくれるもの。ワイズギアから各車種にラインアップされているのだけど、セローをしゃきっとしてくれるために、ある程度走りを重視する人に馬鹿売れ。
たとえば、ギャップで弾かれてしまうような時、パワービームなしではどこに弾かれるかわからなかったものが、制御できるような弾かれ方になる。高速道路などでも安定感が高いとのこと。
で、これが新型になって名前も変更されたのだ。
ヤマハ
パフォーマンスダンパー
30,240円(税込) 28,000円(税抜) 税率:8%
- 四輪高性能車に装着され定評のある「パフォーマンスダンパー」の二輪専用版。
- 取付構造を変更、小型軽量化、かつ減衰力設定を更に最適化し、商品名称も新しくなった、車種専用車体制振ダンパー。
- 車体左側メインパイプとダウンチューブに専用のステーを使用し装着します。
メインフレームから出ているところは変わらないモノの、これまでとは異なり車体前方のフレームの接合部へつながっている。キャブ仕様のセローでなければ、装着可能とのこと。前作よりも、より車体のコアな部分につながっていることもあって、より制振効果が上がっているのではないかと推測。ツーリングユーザーにも、山遊びユーザーにもぜひオススメしたい逸品。