ストリートウェアブランド、SupremeとFOXのコラボレーションが発表。すでに5月12日には日本でも展開されるという文言があり、感度の高いモトクロスファンが驚愕中だ。

画像: www.supremenewyork.com
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モトクロスをファッションの文脈に落とし込む

このたびの販路は、日本のFOX Racing正規代理店ダートフリークを通さずに、Supremeから販売されることになる。モノは、V2ヘルメットをはじめとして上下モトクロスウエアや、ゴーグル、グリップ、グローブがラインアップ。つまりは、モトクロスギアそのものだ。

ノーヘルでウイリーする上のイメージフォトは、過激すぎてノーコメント。ただ、注目したいのはジャージをファッションアイテムとして使っていること。ダートの背景を使ったイメージシュートは見当たらず、「モトクロスギア」としてリリースしたものではなく、さらに言えば「モトクロスファン」達に向けて発信されたものではない、と解釈したほうがよさそう。

モトクロスをファッションの文脈に落としこんだのは、このSupremeが初めてではない。

2016年のVOGUEでは、モトクロスアイテムをいかに着こなすかというテーマに取り組んでいる。9枚目は、まさにモトクロスジャージのそれ。

ジェレミー・スコットのモトパンは、ファッションフリークの間では有名だったり。

モトクロスにインスパイアされたルックは、わりと多い。

影響力、大

今年の3月、SpremeがNIKEとコラボレーションして限定発売したスニーカーを求めて、渋谷で200名以上の行列に。それだけならまだしも、暴行事件に発展した。

Supremeのストリートでの存在感は90年代中盤の設立当初から非常に大きく、常に転売屋につきまとわれるほど。今回のFOXコラボに関しても注目度は高い。

画像1: 影響力、大
画像2: 影響力、大

FOXのプロフレームをベースとしたガードは、久しぶりにアウターで使って見たくなるデザイン。Supremeが解釈する90sテイストは、特に30代ファンの心をぎゅっとわしづかみするはず。

画像3: 影響力、大

北米のモトクロスシーンでは、体に密着するほど細いラインのトライアルウエアのようなカットが流行しているけど、真逆をいくようなビッグシルエット。

デザイン性に優れたギアが出た、というのではなく(泥で汚せる値段じゃなさそうだし…)、Supremeがこれまでストリートを通じて発信してきたライフスタイルへの影響力をもって、オフロードバイクへの化学反応が起きることに期待したい。

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