気になるサイズ、果たしてバイクは運べるのか?

サーキット走行や、モトクロスが趣味の方にとってはお馴染みのトランスポーター、略して「トランポ」。公道走行が出来ないバイクをコースまで運んだり、トラブルが発生したバイクを引き上げたりする四輪車のことを指すケースが多いんですけど、ハイエースだったり、キャラバンだったり、あるいはミニバンだったりと、ボディサイズが大きめの車両がほとんど。ま、バイクを積むわけですから、それなりのサイズが必要になるのは仕方ないんですが。

とはいえ、「サーキット走行はしたいけど、トランポが用意できない」なんて声が聞こえていたのも事実。大きい車両は維持費の問題もありますし、家族の理解が得られないパターンも多いようです。そんな中で、今回先行公開されたのが今夏発売予定のホンダ「N-VAN(エヌ バン)」です。

現段階ではシルエットの画像と、内部のイメージ画像しか公開されていないので、ハッキリしたことは分かりませんが、そのネーミングとシルエットから、ベースはホンダ「N-BOX」で間違いないでしょう。となれば、排気量は658cc、軽自動車ということになります。

軽自動車のトランポといえば、一時期はスバルのサンバーが多かったですが(運転席と助手席の間に、ズボッとバイクのフロントタイヤを差し込んでましたっけ)、「N-VAN」はもうちょっとスペース的に余裕がありそうです。シルエットを見る限りは、N-BOXよりも天井が高くなり、より広い室内スペースを確保しているようですし。

リアシートも助手席もフラットに収納!

画像1: リアシートも助手席もフラットに収納!

「N-VAN」最大のポイントは、リアシートに加え、助手席もフラットに収納できる「ダイブダウン機能」を採用していることでしょう。低床フロアと合わせ、これはバイクが積みやすそうです。おまけに、写真をよく見ると床面(シートの裏側部分)には滑り止め加工がほどこされたような模様も見受けられます。また、軽バンとしては初となる助手席側ピラーレスも採用しているので、大型の荷物をサイドから収納するのにも便利そうです。

「フロントタイヤを当てる場所あるのかな?」「タイダウンのフックを引っ掛けられる場所ある?」みたいな細かい部分で気になる点はありますが、いずれも工夫で何とかなるポイントでしょう。

画像2: リアシートも助手席もフラットに収納!
画像: こちらは「HONDA N-BOX」。シルエットの造形とほぼ一緒。

こちらは「HONDA N-BOX」。シルエットの造形とほぼ一緒。

画像: あとは室内のサイズと、価格が気になるところです。

あとは室内のサイズと、価格が気になるところです。

あとは具体的な情報を待つばかり!

とは言っても、公式サイトには「バイクを積むのに最適ですよ」なんて表記は無いので、あくまで想像なのですが、バイクを気軽に積み下ろしできるコンパクトカーが登場すれば、モータースポーツはもっと身近なレジャーになるハズ。夏の発売が待ち遠しい!

「N-VAN」公式情報ページ

 

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