4月7日(土)8日(日)にHSR九州で開催された全日本モトクロス選手権第1戦。
IA1クラスではTeam HRCの成田亮選手が両ヒート共に優勝し、完全勝利をおさめました。
同大会のヒート1の勝利で成田亮選手は、プロ通算150勝を達成。
これまでIA1クラスで11度の全日本チャンピオンを獲得した実績に通算150勝という新たな記録を加えました。

画像: DirtSports 2018全日本モトクロス第1戦 IA1ハイライト youtu.be

DirtSports 2018全日本モトクロス第1戦 IA1ハイライト

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足踏みをした150勝目

1980年5月1日生まれの成田亮選手は、今年38歳になるベテランライダーです。
15歳で国際A級に昇格以来、プロライダーとして23年目となる今シーズンの開幕戦でついに150勝を達成しました。
これまで、2002年~2004年の3連覇、2007年~2009年の3連覇、2011年~2014年の4連覇、そして2016年と、国際A級の最高峰クラスでチャンピオンを獲得してきた成田亮選手。
圧倒的な速さと、シーズンを通した強さを兼ね備えた絶対王者とも言って良い存在です。
昨シーズンは、開幕戦のHSR九州のヒート1で優勝し149勝目をあげ、続くヒート2では2位と幸先の良いスタートを切り、シーズン中の150勝は間違いないという状況でした。
しかし結局昨シーズンの成田亮選手は開幕戦の1勝のみでシーズンを終えることとなりました。
モトクロスファンも成田亮選手の150勝目はいつかいつかとと待ちわびていましたが、ついに2018年の開幕戦で150勝をあげることができました。

最大のライバルは若きチームメイトだった

なぜ成田亮選手は2017年に1勝しかあげられなかったのか?
その理由は成田亮選手の若きチームメイトにありました。
2017年シーズンIA1クラスのチャンピオンを獲得したのは、Team HRCのチームメイトである山本鯨選手でした。山本鯨選手は、成田亮選手より一回り若い1991年生まれの26歳。
2009年に国際B級でチャンピオンを獲得。2012年には国際A級IA2クラスでもチャンピオンを獲得し、2014年から2016年までモトクロス世界選手権で武者修行。
2017年から国内復帰すると共にHRCのワークスライダーに抜擢された逸材です。
昨年の開幕戦、ヒート2で成田亮選手をファイナルラップで抜きIA1クラス初勝利を上げると、勢いに乗りライバルたちを凌ぐ速さを見せつけるレースを展開するようになりました。
成田亮選手とも度々コース上でバトルを繰り広げ、成田亮選手も決して速さでは劣っていないもののミスをして自滅する場面も見られました。
同じチーム、同じファクトリーマシンに乗り、負けるわけにはいかないとの思いが焦りを生み、良い結果に結びつかないレースが続いてしまいます。
第7戦では予選ヒートで転倒し肩を痛め、ヒート1には出場したものの、ヒート2では欠場する事態にも見舞われます。
成田亮選手は、それでも最後まで諦めずに走り続け、カワサキの小方誠選手に続きランキング3位を獲得しシーズンを終えました。
そのような苦難の道を乗り越え、ようやく得た150勝目。
ファンやメディアも成田亮選手の150勝目を待ちわびていましたが、何よりも本人が最も切望していた150勝目だったのではないでしょうか。
3月に行われた東京モーターサイクルショーのトークショーでは、今シーズンの150勝を誓った成田亮選手。
早くも有言実行となりましたが、160勝を目指して更に勝利数を積み重ね、若きライダー達の目標となり全日本モトクロスを牽引していってもらいですね。

画像: 2017年全日本モトクロス第2戦 #1成田亮の後ろに迫る#400山本鯨 (写真:Off1.jp編集部 原野英一郎)

2017年全日本モトクロス第2戦 #1成田亮の後ろに迫る#400山本鯨 (写真:Off1.jp編集部 原野英一郎)

喜びと感謝の言葉に満ちた150勝記念セレモニー

全日本モトクロス選手権第1戦で行われた「成田亮選手150勝記念セレモニー」での喜びのコメントを御覧ください。

画像: DirtSports 成田亮 150勝記念セレモニー youtu.be

 DirtSports 成田亮 150勝記念セレモニー

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成田亮選手の戦績

1994年
MFJモトクロス 国際B級125cc クラスチャンピオン
1995年
MFJモトクロス 国際A級125(現IA2)クラス ランキング2位
1996年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング16位
1997年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング14位
1998年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング3位
1999年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング3位
2000年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング5位
AMAモトクロス 250MXクラス ランキング16位
2001年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング4位
AMAモトクロス スポット参戦
2002年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2003年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2004年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
AMAスーパークロス スポット参戦
FIM世界選手権モトクロス スポット参戦
2005年
AMAスーパークロス 西地区 ランキング24位
AMAモトクロス 125MXクラス ランキング27位
2006年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング2位
2007年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2008年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2009年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2010年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング5位
2011年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2012年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2013年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2014年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2015年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング3位
2016年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス チャンピオン
2017年
MFJモトクロス 国際A級250(現IA1)クラス ランキング3位

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