バイク好きタレントとしてもグングンと活躍の場を広げている梅本まどかさん(CB400SF乗り)。先日の東京モーターショーでも、撮影の合間にプライベート用の写真を熱心に撮りくり、満喫している姿を見て、「本当にバイクもクルマも好きなんだなぁ」と感動しました。
そんな“梅ちゃん”の、リアルなバイクライフに迫るweb連載の第10回目です。
今回は街乗りなど日常的な扱いやすさに定評のある、スズキの人気250スポーツ、GSX250Rのインプレをお届けします。
以前、違う撮影で試乗した時も「乗りやすい」と言っていたGSX250Rだけど、あらためて乗ってみてどうだった?
「ハンドルが細いから掴みやすいし、クラッレバーまでの距離も私の手で十分対応できるくらいに短いので、すごく乗りやすかったです」
車輌によっては、クラッチレバーの遊びを目一杯調整しても、扱いづらい時があるって言ってたもんね。
「そうなんですよ。指が届かないというか、どんなに調整しても、クラッチの繋がる場所がつかめなくて、『あれ? 進まない?』ってなる時があるんです。前回乗ったCBR650Fとか、いつも薬指と中指の2本でクラッチ操作するのが、中指の第一関節で引っ掛けるようにして操作してたんですよ。しかも私の指、短いというか、そってるんですね(笑)。指が真っ直ぐにならないんです」
そってるのは関係ないと思うけど(笑)、GSXが握りやすいのは確かだと。
「はい。あと、メーターも、タコメーターの表示も含めてGSX250Rは見やすかったです。タンクの形も手で掴んで休みたくなる感じはないんですけど、乗った感じが私にはちょうど良かった。タンクの手前が細いんで、ハンドルが多少遠くても安心感があるというか、遠さをあんまり感じないんですよね。前傾姿勢もつらくないし、むしろ、わりとハンドル近いなって思ったくらいです。あと、ハザードランプが押しやすい位置にあるのがありがたい!」
梅ちゃん、じつはハザードランプボタンにこだわりある人なんだよね(笑)。その他、気に入った部分はある?
「え〜と…ミラーは、どちらかと言えば好きな形ではないんですよ(笑)。でも、見やすくて走りやすかったです。シートもクッションが結構効いてて、全然お尻が痛くなったりしないですね」
排気量的にはどうだった?
「やっぱり今、自分の乗ってるバイク(CB400SF)くらいの排気量が、1番好きだな、とは思います。でも、GSXは結構高回転まで回せるので、そこがいいです。なんか、高回転まで引っ張る乗り方を太田さん(オートバイ本誌テスターで、グロム連載企画で梅ちゃんのライディング指導を担当)に教わったので、いま結構そういう走りも試してて、自分のバイクの時もちょっと心がけたりしてるんですよ。段々それが気持ちがいいって思うようになってきてて」
おおっ、なんか着々と進化してる! ローギアのまま引っ張っると、ちょっとギクシャクしたりもするじゃない?
「それは全然気にならないです。なんかそういう乗り方も楽しいんだなってわかってきて、その意味でもGSX250Rは乗りやすいですね」