スズキにとって22年ぶりのフルサイズロードスポーツモデル!

昨年、ミラノショーで発表され、日本国内でも話題となったスズキの新型モデル「GSX‐S125」。アグレッシブなスタイリングや高出力エンジンを特長とするストリートスポーツバイクであるGSX‐Sシリーズの末弟であるこのモデルが、ついに、国内で正式発表され10月11日より発売することになった。

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GSX‐S125は、初心者や若年層にも幅広く楽しむことができるGSX‐Sシリーズのエントリーモデルの原付二種スポーツバイク。高出力の124cm3エンジンと軽量でコンパクトな車体は、力強い加速と、街乗りからワインディングにおける扱いやすさを実現。GSX‐Sシリーズ共通のイメージとなる低く構えたアグレッシブなスタイリングを採用し、前後輪に17インチの大径ホイールと花弁形状のブレーキディスクや、スズキの国内の125cc二輪車に初採用となるABSを標準装備している。主な特徴は以下のリリースの通り。

画像: GSX-S125 ABS official promotional movie youtu.be

GSX-S125 ABS official promotional movie

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「GSX‐S125 ABS」の主な特長
☆エンジン・車体
●124cm3水冷4バルブ単気筒DOHCエンジン。GSX‐Rシリーズの解析技術を用いた燃焼室の最適化や、吸気効率の向上、燃料噴射の最適化などにより、最高出力11kW/10,000rpm、最大トルク11N・m/8,000rpmの出力性能と48.2km/L※1の燃費性能を実現。●スムーズな出力伝達による力強い加速を実現する6速マニュアルトランスミッション。
●軽量・高剛性フレームと、GSX‐Rシリーズの技術を投入して設計した、コンパクトな車体レイアウト。ショートホイールベースと、133kgの軽量・スリムなボディーにより、街乗りにおける扱いやすさや、ワインディングにおける高い操縦性を実現。
●アップハンドルによる前傾の少ない快適なライディングポジションと、785mmの低いシート高による良好な足つき性を実現。
※1 国土交通省届出値:定地燃費値(60km/h)2名乗車時。定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。

☆装備
●前後輪にスポーティーな10本スポークの17インチ大径アルミ製キャストホイールと花弁形状のペータルブレーキディスクを装備。
●前・後輪に取り付けられたホイールスピードセンサーにより各車輪速度を検知し、ブレーキの効きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐABSを標準装備(スズキの国内の125cc二輪車に初採用)。※2
●長距離の走行に安心な大容量11Lの燃料タンク。
●フルデジタル表示の多機能メーター。
1)任意に設定したエンジン回転数に到達するとランプの点灯/点滅でシフトチェンジのタイミングを知らせるRPMインジケーター
2)一目でギヤポジションがわかるギヤポジションインジケーター
3)切替式のオドメーター/ツイントリップメーター
●鍵穴へのいたずらや盗難を抑止する、ワンアクション式シャッター付ステアリングロック。グローブをした状態や、夜間の鍵穴が見えにくい状況でも、シャッターを開ける際はキーマスコットを指定部に押し込み、閉める際はノブを操作するだけで開閉が可能。
●スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけで、スターターモーターを回転させてエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」を採用。また、ニュートラル時はクラッチレバーを握らなくても始動可能とした。
※2 ABSは制動距離を短くするためのシステムではありません。また、コーナリング中のブレーキングによる車輪の横滑りはコントロールすることができません。ABSを過信せずに安全運転を心がけてください。

☆デザイン
●GSX‐Sシリーズ共通のイメージとなる低く構えたアグレッシブなスタイリング。
1)ラジエーターシュラウドと燃料タンクに一体感を持たせ、アンダーカウルを装備することで、コンパクトながらボリュームのあるデザインを実現
2)ハンドル位置を低くし、ヘッドライトを前に出した、シャープでスポーティーな印象の力強い顔つき
3)サイレンサーに2つの排気口を設けたスポーティーなデュアルタイプマフラー
●車体色は、黒「ソリッドブラック(半ツヤ)」、青「トリトンブルーメタリック」の2色を設定。

本体価格は32万8000円!! 125スポーツカテゴリーがこの1台で大きく動く!?

今年はジクサーの投入で新規若年層ユーザー(購入者の60%が20〜30代)を多く勝ち取ったスズキ。今度は125クラスで他にはない新型を投入し、ジクサーとは違ったアプローチで若年層ユーザーからの支持を獲得する狙いがある。現在、人気の高い125スポーツモデルといえば、前後12インチのホンダ グロムやカワサキ Z125であるが、同じ価格帯で前後17インチを採用したモデルを投入することで、125クラスに新しい風を吹き込むことができるのか、今後の動向が楽しみである。

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SUZUKI GSX-S125 ABS

全長 / 全幅 / 全高 2,000 mm / 745 mm / 1,035 mm
軸間距離 / 最低地上高 1,300 mm / 165 mm
シート高 785 mm
装備重量 ※1 133 kg
燃料消費率 ※ 2 国土交通省届出値:定地燃費値 ※3 48.2 km/L( 60 km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 ※4 44.7 km/L( クラス2、サブクラス2-1)1名乗車時
最小回転半径 2.3 m
エンジン型式 / 弁方式 CFA1 ・ 水冷 ・ 4サイクル ・ 単気筒 / DOHC ・ 4バルブ
総排気量 124 cm3
内径×行程 / 圧縮比 62.0 mm × 41.2 mm / 11.0 :1
最高出力 ※5 11 kW〈 15 PS〉 / 10,000 rpm
最大トルク ※5 11 N・m〈 1.1 kgf・m〉 / 8,000 rpm
燃料供給装置 フューエルインジェクションシステム
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式
潤滑方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量 1.5 L
燃料タンク容量 11 L
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.923
2速 1.933
3速 1.476
4速 1.217
5速 1.045
6速 0.925
減速比(1次 / 2次) 3.285 / 3.214
フレーム形式 ダイヤモンド
キャスター / トレール 25°30' / 93 mm
ブレーキ形式(前 / 後) 油圧式シングルディスク(ABS)/ 油圧式シングルディスク(ABS)
タイヤサイズ(前 / 後) 90/80-17M/C 46S / 130/70-17M/C 62S
舵取り角左右 40°
乗車定員 2 名
排出ガス基準 平成28年二輪車排出ガス規制に対応

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