仕上がりはさておき、周囲に迷惑をかけずスプレー塗装できます!
5月の「DE耐!」を前に、本誌ミニバイク部のグロム(レースベース車)も心機一転、スプレー缶でのオールペンにチャレンジしてきました。塗装の世界がいかに奥深いものかは重々承知しながらも、「簡単にカッコよくしたいよね!」という我々の意思は固いです。バイクはある、スプレーは用意した、さてどうしよう…という話になったのですが、いまは便利なレンタル塗装ブースなるものがあるんです。
というわけで、今回向かったのは神奈川県横浜市の「レンタルピット サンエース」。ここはメンテナンスやカスタム用の作業スペースのほかに、塗装ブースまで用意されているレンタルガレージで、かなりの遠方からも利用者が訪れるという人気スポット。塗装ブースを貸してくれるところは結構あるんですが、塗料の持ち込みはNGってところが多い中、サンエースさんは塗料の持ち込み可。むしろ調合とか大変だから、自分で塗料は持ってきてくださいってスタンスなんです(オススメの塗料店も教えてくれます)。
塗りたいパーツ(レンタルは時間制なので、下地は事前に作業しておいた方が良いです)と、スプレー缶を持ち込むだけという手軽さですし、ここなら飛散した塗料で周囲を汚す心配もありません。これは、初めての塗装には最適かもしれませんね。ただ、塗装当日は寒くて、外は大雨(湿度が高い)という、塗装に詳しい人に言わせると「素人が塗っちゃいけない日」だったそうなんですが…。
ちなみに、今回使用したのはデイトナの「耐ガソリンペイント マットカラースプレー」。「マットレッド」「マットブルーグレー」「マットブラック」の3色を組み合わせて、グロムをオールペン。マットの風合いもイイ感じです!
![画像: 手軽にマット塗装ができるデイトナの新製品「耐ガソリンペイント マットカラースプレー(3078円/NET.315㎖)」。ほとんどの塗装面に使用可能なのは嬉しいポイント。2液式ウレタン塗料。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/05/01/cd1c0ee814d2b468dec52038cf5ed1384cdc4fed_xlarge.jpg)
手軽にマット塗装ができるデイトナの新製品「耐ガソリンペイント マットカラースプレー(3078円/NET.315㎖)」。ほとんどの塗装面に使用可能なのは嬉しいポイント。2液式ウレタン塗料。
![画像: 最初から最後まで若手2名でチャレンジ。2人が来ているビニールツナギは、ホームセンターで1着500円ほどで購入したもの。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/05/01/348bc1eca5e290a508f85c97c5e5f9120069cd75_xlarge.jpg)
最初から最後まで若手2名でチャレンジ。2人が来ているビニールツナギは、ホームセンターで1着500円ほどで購入したもの。
![画像: 「ゼッケン部分は塗り分けよう!」という思いつきで、初めてのマスキングに挑戦する国友愛佳ちゃん。美大卒のキャリアが活きた瞬間です。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/05/01/96f08eba58b3cbbf1bdeee99c9674c7d13f9c13a_xlarge.jpg)
「ゼッケン部分は塗り分けよう!」という思いつきで、初めてのマスキングに挑戦する国友愛佳ちゃん。美大卒のキャリアが活きた瞬間です。
![画像: 執拗にアンダーカウルを塗り続ける愛佳ちゃん。結果、かなり重量感のある仕上がりに…。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/05/01/97b0a122af9bf676f3d403d72b3c32b73bd1e39c_xlarge.jpg)
執拗にアンダーカウルを塗り続ける愛佳ちゃん。結果、かなり重量感のある仕上がりに…。
![画像: 仕上がりはさておき、周囲に迷惑をかけずスプレー塗装できます!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/05/01/6c074546799cef2baffaf4a8e8979c0cd4349e7c_xlarge.jpg)
![画像: 塗装後はある程度乾燥させ、パーツを車に積んで帰ってきました。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/05/01/c49e35a23cd8d442a18cf205744a08cd1e99ae0e_xlarge.jpg)
塗装後はある程度乾燥させ、パーツを車に積んで帰ってきました。
ちなみに、レンタル塗装ブースの料金は1時間2000円、手伝いは1人につき1時間500円。塗装ガンのレンタルも1日1500円でおこなっているとのこと。
塗装前の下地作りは、もっとも重要らしいです
実際の塗装は、サンエースに行く前に耐水ペーパーで磨いたり、サフェーサーを吹いたりと、下地作りを行ってからいきました。担当していたのは、モデルの小野塚クン。別件の撮影終わりに、一人で頑張っていました。手間のかかる作業です。
![画像: 塗装前の下地作りは、もっとも重要らしいです](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/05/01/3c92e835966ae2b6799b4d3e4eb80bb511a8bba1_xlarge.jpg)
![画像: 本誌では未掲載の下地作りの様子。これが一番大変なんですけどね。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/05/01/3b88fc1ca78bc0d2d59b3a9ce6a6328aea1ff23f_xlarge.jpg)
本誌では未掲載の下地作りの様子。これが一番大変なんですけどね。
仕上がりはこちら!
このバイクは5月7日にツインリンクもてぎで開催される「DE耐!」に参戦予定。当日参加される方、一緒に頑張りましょうねぇ〜。
![画像: 仕上がりはこちら!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/05/01/5523cb8cd9d6dc0ea250b2a6b8f6e0e1a24470ae_xlarge.jpg)
取材協力:レンタルピット サンエース(TEL.045-383-1934)
塗装以外でも作業スペースと工具を時間単位でレンタルできる貸ガレージ。施設利用料は平場のガレージが1時間1000円、塗装ブースは1時間2000円(手伝い、見学は1人につき1時間500円)となっている。詳細はHPで御確認を。