「鷹揚さ」を愉しむためのEXと走りを「堪能」するためのRS
2016年のインターモトで登場したCB1100EXとRS。これまで通りの上質なCBと、しっかりと走りを堪能でき、新しい世界を教えてくれるCBの2本立てとすることで、空冷CBは大きくその世界を広げることに成功したのである。
![画像: HONDA CB1100RS(左)、HONDA CB1100EX(右)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/01/06/77a5c008785cfa4763b389f5979005d89ed3e84b_xlarge.jpg)
HONDA CB1100RS(左)、HONDA CB1100EX(右)
RSは前後ホイールを17インチ化し、ワイドタイヤを履くことで、空冷エンジンならではのテイストに加え、オーソドックスなロードスポーツとして走りを楽しむことができる。手の込んだ造り込みもこのRSを魅力的に見せている大きなポイントで、フランジレス燃料タンクは前方に若干傾けてマウントされ、スポーティな姿勢を作り出している。フロントフォークにはショーワ製のSDBV機構も組み込まれているし、ブレーキも最新のラジアルマウントキャリパーを使用。スイングアームもCB1300スーパーフォア風のガッチリしたものを採用し、ハイレベルなパフォーマンスを実現している。
![画像: HONDA CB1100RS](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/01/06/3884d78ae9ef015be9fc31bbcdfb70fda4beefd5_xlarge.jpg)
HONDA CB1100RS
EXは伝統ある空冷CBが持つ、クラシックバイクとしての魅力を存分に味わえる仕上がりとしている。これまでのCB1100が四角くフラットな、箱型に近いデザインだったのに対し、新しいタンクは滑らかで抑揚に満ちており、非常に有機的なフォルムになっている。これに合わせ、アルミのサイドカバーにはヘアライン仕上げが手作業で入れられ、手間とコストを惜しまずに、CB本来の上質さを引き立てている。空冷ならではのサウンドとたたずまいの美しさも追求し、サイレンサーを短くして、音質にもチューニングを施しているのも大きなポイントだ。
![画像: HONDA CB1100EX](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/01/06/d05c0a9e731c1cbbd035cc449beebddd01c43dc2_xlarge.jpg)
HONDA CB1100EX
HONDA 公式サイト
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