「東京モーターサイクルショー2016」のMFJブースで、明るさ全開にパンフレットを配る2人…。高校生と中学生の組み合わせなのですが…実は2人ともレーシングライダーなんです!
今年から始まる、市販車ベースの250ccモデルによって競われる「JP250クラス(MFJカップシリーズ)」に参戦する橋本翼 選手(左・51ガレージチームイワキ)と、中原美海 選手(右・Webikeチームノリックヤマハ)です。全日本ロードレースの第1戦である筑波大会と、併催という形で開催される同レースですが、エントリーが55台を数えるなど、人気を集めているようです。
そんな強豪ひしめく中、彼女たちがどんなレースを見せてくれるのか?(バイクは2人ともヤマハのYZF-R25)JP250のレースは、公式予選も決勝レースも4月9日(土)です!
※MFJ ONLINE MAGAZINE より
2016年より、今までのST250クラスを発展させた「JP250 (Japan Production)」クラスをスタートすることになりました。
近年、市販車ベースの250㏄クラスは、CBR250ワンメイクレースの普及や、各社より250㏄ロードバイク発売の追い風もあり、参加者の増加傾向が見られます。
また、今年からアジア選手権でアジアプロダクション250クラス(AP250)が開催され、ワールドスーパーバイクでも近い将来同種のクラスを追加することが検討されるなど、世界的にもこのクラスの重要性が高まっています。このような背景から、250ccクラスは、ロードレースの底辺拡大並びに新規参入者の増加を図る重要な位置づけになります。
■ 4ストローク250㏄バイクによるレース開催の意義
・ステップアップのクラスとして
・参加しやすいローコストクラス
・充実のアフターマーケットパーツ
■ 2016年施策
・地方選手権の正式種目として採用します。
・全日本選手権に併催し「MFJカップ」の名称でシリーズ戦を新設します。
・ワンメイクタイヤ制度を採用します。
撮影/島村エージ