ゴールデンウィーク初日の今日、2014 FIM トライアル世界選手権 第2戦
STIHL 日本グランプリの1日目が行われました!
朝から晴天に恵まれていたツインリンクもてぎ。
しかし途中で、雷注意報による競技中断が余儀なくされるなど
少々波乱ありの展開でしたが、全参加選手の白熱した戦いが繰り広げられました!
我らが藤波貴久選手(レプソル・ホンダ・チーム)の結果はどうだったのさ!?
と気になるアナタに、まずは本日の結果からお伝えしましょう。
藤波選手は、駆けつけた大勢のファンの期待に応える、3位表彰台を獲得!
昨シーズンから痛めている前十字靱帯のケガの影響があったうえに、
今日の3ラップ目,第7セクションでさらに足を痛めてしまった状況にも関わらず、
第一戦オーストラリアGP1日目の優勝に続く、2戦連続の表彰台となりました。
優勝はアダム・ラガ選手(ガスガス)、2位には藤波さんのチームメイトであり、
昨年度のチャンピオン、トニー・ボウ選手が入りました。
表彰台のインタビューでは、
「今日の後半は、足の痛みがひどくなってしまい、
痛み止めを打って走っているような状況だった。
途中で自分の点数や順位も把握できなくなってたほどで、
あと少しで2位に届いたと思うと、悔しさはある。
だけど、そんな中でもみんなの声援がボクを上に押し上げてくれた。
毎年、同じようなことを言ってるけど、
本当に応援してくれているみんなも含めて、ひとつのチームだと感じます」
と語っていた藤波選手。
藤波選手の言葉通り、トライアルって観客の皆さんが本当に温かいんです。
選手がセクションをクリーン(1点の減点もなし)でクリアすると、
誰に対しても自然と賞賛の拍手が出る。
惜しくも失敗してしまったライダーにも、自然と励ましの拍手が出る。
誰もが当たり前にそういう行為になる空気感があるんです。
なんなんだ、この暖かさは! と、年々涙もろくなる一方の私は、
皆さんの応援する姿を見ているだけで、泣きそうになるほどでした(笑)。
また、私はトライアル世界選手権を見に来るのがかなり久しぶりだったのですが、
以前と比べて(多分7年くらい前…)、全セクションがコンパクトにまとまって、
非常に見やすくなっていることにも驚きました。
どのくらいコンパクトかと言うと、
バラエティ豊かな全12セクションを、歩いて回れるくらいにコンパクトなんです。
好きな選手に合わせて、順番通りに移動していくも良し、
(実際、今日も藤波さんの動きと共に、お客さんの大移動が起こってました(笑))
気になるセクションに腰を据えて、選手事のルートの違いや、
テクニックの違いを見比べることもできました。
その他にも、目移りするようなイベントも色々開催されていて、
ガッツリ観戦するも、
家族や友達と森遊びやイベントを楽しみながら観戦するも、自由自在。
イベントを楽しみながらも、選手達の超絶技巧な走りに見とれているうちに、
あっという間に一日が終わってしまった、というのが正直な感想です(笑)。
(↑取材は?というツッコミはナシでお願いします)
すべてを説明していると、長いにもほどがあるご報告になってしまうので、
本日の報告はこの辺で。
明日も藤波選手の表彰台を楽しみにしながら、明日に備えて早寝します。
職権乱用ですみません〜
(齋藤ハルコ)