こちらのブログではお久しぶりです。
オートバイ女子部のハルコです。
さて、先日オートバイのfacebook連動企画として、
突如始まった、私の「目指せ、トリシティ」企画。
話題のNEW3輪モビリティ、ヤマハ・トリシティに乗って、
とにかく西に向かいます。
と、予告だけしたのですが、
その真相は、トリシティで東京都新橋〜鳥取県鳥取市を往復する、というものでした。
なぜ鳥取市なのかと言えば、「トリシティ=トットリシティ」だから。
この、泣くほどくだらないダジャレこそが、目的地の決め手でございました。
おバカですみません。
出発日の10月1日午前5時。
モーターマガジン社を出発する時の写真。
心なしか、見送ってくれた岡本編集長の顔が呆れています。
私の仕事スケジュールの都合により、期限は2泊3日。
もちろん高速道路など有料道路は一切使えません。
丸々3日間、約1500kmを走りに走った旅の模様は、
facebook上で、リアルタイムにご報告しておりました。
今からでも見れますので、まだお読みになってない方は、
ぜひ見てくださいねー!
旅の道中は、本当にたくさんの皆さまに読んで頂けて、励まして頂きました。
改めて、お礼を申し上げます。
皆さまが読んでくださったおかげで、楽しく、無事に走りきることが出来ました。
心より、ありがとうございました!!
この写真を撮るためだけに、2泊3日を激走しました(笑)。
初日の箱根までは、カメラマンとして小松信夫さんが同行してくれましたが、
その後はガチで、完全一人旅。
では、ひたすら走りながらの中継では書ききれなかった、
トリシティのインプレなどをお送りします。
この3日間、約1500kmをひたすら走りまくったわけですが、
トリシティは非常〜〜〜に頑張ってくれました!
(ちなみに大まかな走行時間は、1日目と2日目が18時間近く、
夕方までに東京に戻らなくてはいけなかった3日目は、8時間半ぐらいでした。
つまり、起きてる間は、ほぼずっと走ってた(笑)。
もちろん、間に休憩したりご飯食べたりしてますが)
まず、低速時の直進安定性が高いので、渋滞が苦にならない&怖くない!
フロントが2輪で、足元の幅が広いのでは? というイメージがありますが、
実際にはハンドル幅の方が全然広いから、普通の2輪車感覚で走れます。
狭いところを走るのは、むしろ2輪より得意なんじゃいかと思うくらいです。
そして、何度もfacebookでも書きましたが、とにかくコーナリングが楽しい!
バイクを倒し込む感覚が、2輪よりもダイナミックに感じられる気がします。
ちょっと自分が上手くなったような気がするんですね(笑)。
パワーも一般道を走るには、想像以上に頼もしかった。
箱根の山だったり、バイパスなどの速度域が高い道でも、
充分に周囲のクルマの流れに乗って走ることができます。
サイズ的にも、小さすぎず大きすぎずでちょうど良いです。
ハンドルへの距離も、身長168cmの私にはピッタリでした。
そして超優秀だったのがシート!! 座り心地の良さはもちろん、
肉厚で、しかも面積が広いので、座り方をいろいろ調整できるし、
体重をお尻+太ももで支えられるから、お尻が痛くなりにくいのです。
毎日500kmとか600kmとかを走ったのに、
「お尻が痛くてガマンできん!」状態に、
一度もならなかったのは凄いことだと思います。
ユーティリティ面では、
やはりシートボックスに荷物が入るのは長旅では有り難かったです。
フロントに小物入れ等のボックスがあったら、より使い勝手が良くなるのにな。
あと、個人的にはウィンカーの感触がスゴク好きでした。
そして、気になる燃費の計測結果は以下の通り。
■総走行距離1546.0km
■総給油量 36.76L(給油6回)
■平均燃費 42.06km/L
ただし、道に迷って何度もストップ&ゴーを繰り返し、
峠道をアクセル全開で走った一区間だけ燃費が30km台になったので、
そこを抜かせば平均燃費は44km/Lくらいになると思います。
それから、最初に「予算は2万円」と告知しておきながら、
ちゃんとご報告できていなかった、旅の経費内訳はコチラ。
■1日目
食費 1856円
ガソリン代 1939円
ぞうきん代(車輌清掃用) 204円
宿泊費 7600円
■2日目
食費 1700円
ガソリン代 2999円
スマホバッテリー代 1451円
宿泊代 5800円
■3日目
食費 831円
ガソリン代 1000円
合計 2万5380円
えー…、思いきりオーバーしていてごめんなさい!
というのも、最初は
「夜はネットカフェにでも泊まろう」と、軽く考えていたのです。
でも、さすがに1日走行距離500km越えの疲労感は、ハンパなかった…。
「このまま疲れを取らずに走り続けたら、危ない!」と本能が叫んだため(笑)、
急遽ホテル宿泊に変更したために、予算オーバーになってしまいました。
とは言え、鳥取までの往復ツーリングが、
この値段で楽しめるのは、125ccならでは。
125ccの旅は、コストパフォーマンスが高いと、自信を持って断言できます!
125ccの旅は、正直、時間はかかるし、
高速道路などの有料道路や、一部のバイパスなど、走れない道も多いです。
でも「だからこそ楽しい」という見方もできると思います。
だって私は、今回の旅が本当に楽しかったのです!
途中で雨に降られて泣きそうになったり、
道に迷って泣きそうになったり、
走っても走っても制限時間ギリギリで泣きそうになったり(笑)、
大変なことは山ほどあったけど、走ってる間、すごく楽しかったです。
これは本当に本音の感想です。
だいたい旅って、大変だったり、苦労した時のことほど、
強烈に覚えてるものですしね(笑)。
皆さまも、お時間がありましたら125ccでのロングツーリング、
ぜひとも挑戦してみてくださいませ!
できれば第2弾もやってみたいなぁ…なんて思うハルコでした。
(写真:小松信夫、齋藤ハルコ 文:齋藤ハルコ)
※ちなみに、今回の旅で、皆さんからの反響が一番大きかったのは
2日目の夜、雨が降ってきたときにアップした記事です(↓)
「目がやばい」というニュアンスのコメントも多数頂きました(編集部)