そして旅の後半、というかフリーな日が1日だけだったんですが、
私には行きたい場所がありました。
バルセロナからはちょっと遠いですけれど、マドリードです。
↓写真はマドリードの郊外です。
十数年前のスペインひとり放浪旅で
CB750をお借りしてマヨルカ島まで行ったり、
スペインでの注意点(治安があまり良くないことなど)を教えてくれたり、
初対面ですのに「泊まって行く?」と言ってくれたり、
お得な宿を教えてもらったり…。
ひとりでのスペインは当時不安もあったんですが、
「Happy Rider Motorcycles」を営むホセさんご夫妻に
すごく親切にして頂いたんです。
こういう機会でもないとなかなか会いに行けない、
というのもあり、スペイン版の新幹線でマドリードへ。
価格的には飛行機の方が安いかと思うのですが、そこは鉄子。
欲を言えば「寝台列車に乗りたい!」という気持ちもあったのですが、
バルセロナーマドリード間は新幹線が発達して
寝台は無くなっちゃったそうなんです。
スペインの新幹線は事前にX線による荷物検査があったりするので、
時間に余裕を持って乗らないと乗り遅れます…。
搭乗開始時間も決められているので、
時間にならないとホームまで降りられません。(ちなみに全席指定)
行きはエコノミーよりちょっと高いビジネスしか空いていなかったんですが、
新聞は無料、車内食付き(サンドウィッチ)、
アルコールからソフトドリンクまで選べるドリンク付き。
そしてマドリード、アトーチャ駅に到着して、タクシーで移動します。
ちょっともったいないけれど、時間も限りがあるし
迷子になってロスタイムするのは避けたいですから。
タクシーの運転手さんに住所と地図を見せると
「Si! Si! Si!」と自信たっぷりに返事するもので任せていたら……
まったく違うところに降ろされて、
結局は地下鉄を乗り継いで行くことに…(><)
通りすがりの方に尋ねると、スマホの翻訳サイトを駆使しながら、
地下鉄での行き方をメモ書きしてもらい、途中まで案内してくれました(TT)
「日本から来たの!? 日本は美しい国だって聞いてるよ。
僕も好きな国なんだ」とのこと。(多分そう言ってる)
お礼の気持ちをこめて、日本から持ってきた金平糖を渡しました♪
マルケス(Marqués de Vadillo)駅から乗り換え、
最寄り駅まで辿り着くと、ホセさんが車で迎えに来てくれました!
そしてご自宅で待っていてくれた奥様と十数年ぶりに再会!
それはもう言葉になりません。
しかも素敵なお料理まで用意してくれていました。
先ほどのタクシーでロスタイムしてしまったので、
早々にバイクをお借りします。
海外レンタルバイクツーリングの様子は次回ということで。
(つづく)