毎年8月の最終土日、岩手県北部を舞台に開かれる出光イーハトーブトライアル。2026年は記念すべき第50回を迎えた。トライアル車ではなく、ふだん乗っているトレイルバイクで出られるのが「トレイルクラス」だ。2024年に37年ぶりに復帰して以来、1年中この2日間のことを考えているという渡辺健さんに、晴天と雨の約340kmを綴ってもらった

写真:NANA YANAI

50回続く、岩手の伝統トライアル

画像: 第50回の節目を迎えたイーハトーブトライアル

第50回の節目を迎えたイーハトーブトライアル

イーハトーブトライアルは、毎年8月の最終土日に岩手県北部で開かれる。日本で体験できる伝統の大会であり、世界最大のトライアル大会でもある。今回は記念すべき第50回大会で、大会会長は元TR-GPライダーの成田匠氏が務めた。

画像: 大会会長の成田匠氏と

大会会長の成田匠氏と

50回も続いてきたのは、地元に受け入れられ、愛されてきたからだろう。続く理由は至ってシンプルで、どこを取っても魅力があって楽しいからだ。

コースは林道を中心にした、山あり谷ありのクロスカントリー。映えスポットをつないだとしか思えない華麗なコーディネートで、参加者を心の底から感動させてくれる。集落に入れば、沿道の皆さんが笑顔で手を振って応援してくれて、飲み物や軽食のおもてなしまでしてくれる。そんな夢のような2日間を過ごせるのが、イーハトーブトライアルという大会だ。

トレイルクラスなら、ふだんのトレイルバイクで出られる

トライアル大会というと、ふつうはトライアルバイクで参加するものだ。だがこのトレイルクラスは、日頃乗っているトレイルバイクで参加できる。

今回のコースは、1日目が約160km、2日目が約180kmで、合計約340km。主催者が用意してくれたこの道のりを走りながら、1日13〜14個のトライアルセクションをこなしていく。ちなみに移動区間には信号が一箇所も無い。

それでも立派なクロスカントリーライドなので、僕の年齢的にも、ちゃんと座れるシートのあるトレイルバイクのほうがラクでよろしいかなと思っている。移動区間には、絶対に進めない、登れないといった場所は無い。舗装路もあってスムーズに移動できるので、僕のようなおじさんには全てがちょうど良く、心から優雅に楽しめる。

画像: トレイルクラスには公道走行可能な250cc以下のトレイルバイクで参加できる

トレイルクラスには公道走行可能な250cc以下のトレイルバイクで参加できる

トレイルクラスには、トライアルの楽しさを知ってもらい、ゆくゆくはトライアルバイクにも乗ってもらえれば、という願いも込められている。

参加できるのは、公道走行可能な排気量250cc以下のモデル。タイヤはトライアルタイヤかトレイルタイヤのみで、エンデューロタイヤは禁止だ。ローインパクトなバルーン系タイヤを履いたヤマハTW200やスズキ バンバン200でも参加できるので、大会のフトコロは広い。自分のバイクで出られるかどうかわからない場合は、大会事務局へ直接問い合わせてほしい。

今回も僕はブラジルホンダ製のCRF230Fで参加した。仲間にはSL230、XR250、2ストロークのKTMフリーライド250もいて、色々楽しい。

なお、この参戦記はトレイルクラスに絞ってお伝えする。トライアルバイクでのエントリーとは少し趣旨が異なることを、あらかじめご承知おきいただきたい。

Day0 眠れないまま、夜明け前に東京を出る

2024年に37年ぶりにトレイルクラスに参加してからは、365日、イーハトーブのことを考えない日は無くなった。言い換えれば、毎日の生活がイーハトーブへのカウントダウンだ。今回も自分や仲間たちと1年かけて練習や準備をしてきて、その時間がとても楽しかった!

そんな経緯もあって、出発前夜はいい年をして興奮して眠れない! でもそれでいい。僕の信条は「いい年ここうぜ!」だから。

ろくに眠れないまま、夜明け前にイーハトーブへ向けて出発した。相棒は総走行34万kmのダットサントラック(5速MTのコラムシフト)。CRF230F、SL230、XR250の3台を積んでいく。

画像: 走行34万kmのダットサントラックに3台を積んで東京を出発

走行34万kmのダットサントラックに3台を積んで東京を出発

1トン積みのトラックなので、3台積むくらいがちょうど乗り心地がいい。それなりの重さにはなるが、東京から西根までの約600kmを無給油で走り切れた。高速道路の高いガソリンを入れずに済んだのはありがたい。

そこから会場の奥中山高原に無事到着。久々に再会する知人たちとの歓談を楽しんだ。

同じエリアにある奥中山高原温泉の中には、イーハトーブ資料館がある。足を運んでみると、膨大な資料に感銘! 40年前に僕がファンティックでトライアルに参加したときの写真もあって、ほっこりと楽しい時間を過ごせた。資料館は常設なので、ぜひ足を運んでみてほしい。イーハトーブトライアルがもっと好きになり、楽しくなること請け合いである。

画像: 奥中山高原温泉の中にある、常設のイーハトーブ資料館

奥中山高原温泉の中にある、常設のイーハトーブ資料館

Day1 晴天の約160km。奥中山高原から普代村へ

1年かけて準備して、夢見たこの日がやってきた! 競技当日は好天で、とても気持ちのいい日だった。明日の予報は雨なので、今日はたっぷりと晴れを堪能しよう。

画像: 好天に恵まれた1日目。トレイルクラスの仲間とスタート前に

好天に恵まれた1日目。トレイルクラスの仲間とスタート前に

今日はオールクリーンするぞ! と気持ちを込めてトライした第1セクション。マーカーを見落として、いきなりの5点 昨年からの夢は、ここであっさり消えた。

画像: 第1セクション、マーカーの見落としでいきなりの5点

第1セクション、マーカーの見落としでいきなりの5点

一方、チームメイトの川久保君は絶好調で、この日はオールクリーン! 最終的にトレイルクラス2位という好成績を獲得した。昨年も2位だったから、彼の実力はホンモノだ。

例年通り、移動が本当に楽しい。いや、美しい移動と言ったほうがいいかもしれない。こんなに景色の良いところを走って良いものかと、背徳感すら覚えるくらい美しい。

毎年使わせてもらっている、尾根の風力発電所の下のセクションは、相変わらず景色抜群‼️ 「どっどど どどうど」という風の音とともに、風の又三郎が現れそうなロケーションである。宮沢賢治の作品を読んでから参加すると、この風土があったからこそ賢治はあの作品を書けたのだと深く理解できて、そのぶん感動も大きくなる。オススメである。

画像: 尾根の風力発電所の下に設けられたセクション。ふだんは立ち入り禁止の場所だ

尾根の風力発電所の下に設けられたセクション。ふだんは立ち入り禁止の場所だ

ちなみにこの場所、普段は絶対に立ち入り禁止だ。イーハトーブトライアルは、そんな場所でもきちんと許可を取って、僕たちに走らせてくれる。コースとセクションは、全てがそんな場所でつながっている。主催者の温かく粋な計らいに、心から敬意と感謝を表したい。

最高の景色を堪能しながら、ランチポイントのレストハウス袖山高原に到着。落ち着いてランチを楽しめるのは、怪我の抑止も含めて、精神的にも肉体的にもとても大事だ。ここのカレーも美味しくて、毎年楽しみにしている。写真は仲間の盛りだが、おかわりもしたそうだ! スゲエな…w

画像: レストハウス袖山高原のカレー。これでおかわりもしたらしい

レストハウス袖山高原のカレー。これでおかわりもしたらしい

ランチのあとは、もうごちそうさま、おかわりはいりませんというくらい、たっぷり林道を走らせてもらった。セクションをこなしながら、1日目のゴール地点である普代浜に到着。地元の方が大勢見守る最終セクションをクリーンでこなし、サインオンをして採点カードを提出。これで正式に1日目が終わった。

画像: 地元の方が見守る、普代浜の最終セクション

地元の方が見守る、普代浜の最終セクション

宿に移動して風呂で汗を流し、ビールと海の幸を皆で堪能した。幸せな時間だったのは言うまでもない。

画像: 普代浜の海辺で、1日目を走り終えた仲間たちと

普代浜の海辺で、1日目を走り終えた仲間たちと

Day2 雨の約180km。普代村から奥中山高原へ

予報通り、朝からなかなかの雨。雨のイーハトーブは寒い。林道もかなりスリッピーになるので、移動には予定より時間がかかる。それも踏まえて、走り方を頭の中で組み立てる。

ところが、なんということだろう。この雨を見越して用意したオフロード用のジャケット一式を、見事に全部自宅に忘れてくるという大失態! 仲間が余分に持っていたナイロンジャンパーを借りて、その上に透湿レインウェアを2枚重ね。首元はネックチューブで覆い、首を伝ってくる水の侵入を防いだ。暑いのはなんとか我慢できるが、寒いのは我慢できない。これだけ重ね着したことで、なんとかなった。持つべきものは良い仲間である。

画像: 2日目は朝から雨。借りたジャンパーにレインウェアを2枚重ねてスタート

2日目は朝から雨。借りたジャンパーにレインウェアを2枚重ねてスタート

イーハトーブの8月最終土日は、夏と秋が時間ごとに入れ替わる、一年でいちばん天候が不順な時期だ。その天候に対応するスキルもライダーに求められるし、そのほうが面白くて記憶にも残る。

雨の林道や森には霧がかかり、とても幻想的な世界を見せてくれる。イーハトーブの森の妖精が「せっかく来たのだから、たっぷり森を堪能していって」と囁いているような、そんな気分にさせてくれる。

雨だと林道の路面は難しくなるが、そこはトレイルライダーの腕の見せどころ! ちなみに僕は、森の妖精のイタズラだと思うが、林道で前輪を泥にとられて派手に吹っ飛んだ。冷静に転べた自分を褒めてあげたいw

ランチは平庭高原のレストハウスで、みんなでジンギスカン。競技中とは思えない絵だが、そこはオトナのトライアル。エレガントさと余裕を持って、ゆったり楽しむのが粋というものだ。

画像: 2日目のランチは平庭高原でジンギスカン

2日目のランチは平庭高原でジンギスカン

この後の移動は結構な雨だったが、全員ジンギスカンを食べていたおかげでラム肉エナジーもりもり。冷えることもなく楽しく走れた。これは来年もジンギスカンでキマりだ(^_-)-☆

ジンギスカンの後は、イーハトーブの名セクション「さんだいなべ」へ。山頂周辺の美しい牧草地をセクションとして走らせてもらえるのだが、なにせ景観が抜群!! 景色に見入って下見がおろそかになるので気をつけよう。

画像: 山頂周辺の牧草地を使った名セクション「さんだいなべ」

山頂周辺の牧草地を使った名セクション「さんだいなべ」

そこからはひたすらレインフォレストを走り抜ける。やっと舗装路に出たと思ったら、またすぐにレインフォレストへ案内される素敵なコース設定だ。

林道の脇には、とても綺麗な水が流れる渓流がある。川を見ると、その地域の自然の深さや強さがなんとなくわかるものだ。イーハトーブの川は間違いなく深くて強い。釣り人としての血が騒ぐのもあって、ここで釣りをしたら絶対に釣れるだろうというポイントが続く。ついチラチラ見てしまい、仲間に遅れをとった。

画像: 林道脇の渓流。釣り人としてはどうしても目がいってしまう

林道脇の渓流。釣り人としてはどうしても目がいってしまう

途中には、トレイルクラスのためだけに、大会会長の成田匠氏がスペシャルなごちそうルートを用意してくれていた。雨のおかげで路面はなかなかスリッピーで、たっぷりとごちそうを堪能させてもらった。面白かったので、来年もおかわりお願いします!

画像: 成田会長がトレイルクラスのために用意した、雨でヌタヌタの「ごちそうルート」

成田会長がトレイルクラスのために用意した、雨でヌタヌタの「ごちそうルート」

そこからまた林道と集落を抜け、1日目のスタート地点であり2日目のゴール地点でもある奥中山高原へとハンドルを向ける。

この頃には雨も小降りになった。雨にも負けず走ってきて良かったなあと思いながら広域農道を気持ちよく走っていたら、少し先を走るトライアル車から、突然ものすごい水蒸気が上がった。しばらく道路が見えないくらいの凄さだ。ライダーが無事で良かったが、ちょうどその場所に曲がるべきコースマーカーがあったらしい。僕たちは水蒸気でそれが見えず、豪快にミスコースした。

それでも冷静にリカバリーして、最終セクションのある奥中山高原へ無事に到着。そんなリカバリー能力も、ライダーとしての大事なスキルだ。

最終セクションは、トレイルクラス名物のエンターテイメント系大岩セクション。華麗にクリーンするか、飛び散るかのどちらかだが、どちらに転んでもギャラリーは大喜びしてくれる。僕と川久保君も見事に飛び散って、ギャラリーから大拍手と喝采をいただいた! 凄く楽しい!!

画像: チームメイトの川久保君。今年もトレイルクラス2位に入った

チームメイトの川久保君。今年もトレイルクラス2位に入った

全員無事に完走。本当に楽しくて、あっという間の2日間だった。終わってから思ったのは「もう2日間ないかなあ…」。

画像: 全員無事に完走

全員無事に完走

340kmを快適に走るための装備

ヘルメットは視界の広いジェット型

ふつうのトライアルと違って、とにかく移動が長い。それに対応した装備が必要になり、中でも重要なのがヘルメットだ。

トレイルクラスはオフロード用フルフェイスで参加する人が多かったが、僕はこの数年愛用しているSHOEIのJ・O+を使った。ハーフシールド内蔵型のジェットヘルメットだ。シールドにはレインホッパーという撥水スプレーを塗って、水滴が付きにくくしておいた。おかげで雨でも視界がバッチリ確保でき、とても安心して走れた。

シールドタイプは何より視界が広い。一度使うと、もうなかなかゴーグルには戻れない。セクションをトライするときは、シールドをヘルメットにスパッと収納できる。シンプルでスマート、とにかく使い勝手が良いので、2日間とても快適だった!

画像: この数年愛用しているSHOEI J・O+。シールドには撥水スプレー「レインホッパー」を塗っておいた

この数年愛用しているSHOEI J・O+。シールドには撥水スプレー「レインホッパー」を塗っておいた

バイザーは、SHOEI純正のV-480バイザーを付けた。トライアルにはこのバイザーは長いのでは? と思うかもしれないが、そこまでシビアなセクションは全く無い。特に今回は2日目が雨だったので、この長さのバイザーにかなり助けられたことをお伝えしておく。

ジェットヘルメットはヘルメットの基本だ。それをそつなく、きちんと作り上げていることがとても大事なのだと、しみじみ感じた。沿道で手を振って応援してくれる地元の皆さんに、白い歯を見せて笑顔でお返しをするなら、やはりジェット型がベストチョイスだね(^_-)-☆

ブーツはトライアルブーツ一択

トライアルは競技の性格上、セクションの下見などで歩くことが多い。だからやはり専用品がベストだ。トライアルブーツの良いところは、車体コントロールの要であるリヤブレーキのタッチが良く、コントロールしやすいことだ。

画像: 下見で歩くことの多いトライアルには、やはり専用ブーツ

下見で歩くことの多いトライアルには、やはり専用ブーツ

雨の日に効いた防水透湿ソックス

雨の2日目に大活躍した。ブーツを脱ぐと中はしっとりしていたが、足は濡れず、蒸れず、快適そのもの。濡れたブーツでも、このソックスなら快適に履ける。気持ちよく走りたいなら必携の装備だ。ほかのアウトドアスポーツにも使えるので、持っていて損は無い。

画像: 雨の2日目に大活躍した防水透湿ソックス

雨の2日目に大活躍した防水透湿ソックス

振動疲れを減らすグリップドーナッツ

たったこれだけで、振動から来る疲労を抑えられる。安くて効果抜群なので、騙されたと思って使ってみてほしい。

画像: 安くて効果抜群のグリップドーナッツ

安くて効果抜群のグリップドーナッツ

荷物はトレックフィールドのISDEウエストバッグに収まる量で

トレックフィールド謹製のISDEウエストバッグは、身体へのフィッティングが実に素晴らしい。レインウェアのパンツも入るし、必要な携行品もスパスパ入る。逆に、これに入りきらない荷物になるなら、持ち物を見直したほうがいい。チームなのだから、分散して持てば一人ひとりの荷物は小さく軽くて済む。

画像: トレックフィールドのISDEウエストバッグ

トレックフィールドのISDEウエストバッグ

今回失敗したのは、スペアグローブやバンダナを個別にビニールパックへ入れていなかったこと。2日目の雨で湿ってしまった。これもまたエクスペリエンス。来年はちゃんとビニールパックに入れます。

参加してわかったこと

セクションはノーマルのトレイルバイクで回れる

結論から言うと、危険は非常に少なく、やさしい。ただ、やさしい中にも、油断するとつい足が出る……実に絶妙で粋な設定である。

セクションをクリアするために、ハンドル切れ角を増やすなどのセッティングに走りがちだが、はっきり申し上げて、それはそんなに重要ではない。セクションはノーマルのトレイルバイクでもちゃんとターンできる大きさになっているので、安心してほしい。たまにTマークのマーカーがちょっとだけ厳しい場所に置かれていて、軽いチャレンジも味わえる。

画像: セクションはノーマルのトレイルバイクでもターンできる広さがある

セクションはノーマルのトレイルバイクでもターンできる広さがある

ガソリン代はエントリーフィーに込み

タンク容量の大きいトレイルバイクでも、1日1回は給油が必要だ。ガソリン代はエントリーフィーに含まれていて、コースの途中にある主催者指定のスタンドに立ち寄れば入れてもらえる。その場での支払いが無いので、給油は至ってスムーズ。これも冠スポンサーのおかげである。

画像: 給油はコース途中の主催者指定スタンドで。その場での支払いはない

給油はコース途中の主催者指定スタンドで。その場での支払いはない

困ったらライダー同士で助け合う

仲間のCRF230Fが、走行中にグラグラすると言う。色々チェックしてみると、リヤタイヤのビードが全部出ていなかった。普代村のガソリンスタンドで場所をお借りして作業をさせてもらった。スタンドの皆さんがとても親切で恐縮してしまった。みんなも手伝ってくれたので、テキパキとビードを出してサクッと作業完了。

画像: 普代村のガソリンスタンドで、ビードの出ていなかったリヤタイヤを直す

普代村のガソリンスタンドで、ビードの出ていなかったリヤタイヤを直す

ちなみに僕の名前は「たけし」と読むのだが、イーハトーブに出場経験のある二輪ジャーナリストの柏秀樹氏に言わせると「これがホントのビードたけし!」だそうな……。

気持ちのいい運営スタッフ

受付はスムーズでテキパキしていて、見ていて気持ちがいい。皆さん実にスマイリー&フレンドリーで、イベント進行を楽しんでいるのが伝わってくるから、僕らも楽しく嬉しい気持ちになる。大会のファーストコンタクトを担う皆さんは、大会の華です。

画像: 笑顔で迎えてくれる受付スタッフ

笑顔で迎えてくれる受付スタッフ

トレイルクラスの守護神、野崎史高選手

ヤマハの野崎史高選手は、タイヤ以外完全ノーマルのWR125Rでコースを移動しながら、大勢の参加者を見守り、ヘルプしてくれる。セクションではお手本としてカッコ良く凄いデモライディングを見せてくれるのだが、凄すぎてお手本にならない。

画像: トレイルクラスの守護神、ヤマハの野崎史高選手と

トレイルクラスの守護神、ヤマハの野崎史高選手と

我々トレイルクラスの守護神的存在だが、とにかく腰が低く、いつも笑顔でフレンドリーな超ナイスガイ。ファンが多いのも納得である。僕も今回は何度も助けられた。本当にありがとう!

観戦ツアー「ランド」が新設

今回、イーハトーブトライアルの観戦ツアー「ランド」が新設された。まだ競技に出るのは難しいかも? という方は、ぜひこのツアーでイーハトーブトライアルを見物して、景色と雰囲気を大いに楽しんでほしい。

画像: 今回新設された観戦ツアー「ランド」のゼッケン

今回新設された観戦ツアー「ランド」のゼッケン

毒を抜きに、また来年

イーハトーブのトレイルクラスは、トレイルバイクでやるスポーツトライアルだ。一度参加したら、また1年かけて準備する。でもその毎日が至福の時間になる。それがこの大会の魅力だ。

毎年、帰り道には全身から毒が抜けた感覚がある。イーハトーブの美しい空気、水、大地が、心と身体を清めてくれたのだろう。次の大会までには、また身体に毒が溜まると思う。でも、次回もイーハトーブの空気と水と大地に触れて、キレイにしてもらいに行こう。これで僕は、また1年間機嫌良く過ごせそうである。

最後に、皆さん次回の会場でお会いしましょう(^_-)-☆

画像: 宮沢賢治「雨ニモマケズ」ののれん

宮沢賢治「雨ニモマケズ」ののれん

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