今年も各地で厳しい暑さが続いています。ライダーにもマシンにも過酷な日本の夏ですが、暑さにも増して悩ましいのが「汗」&「匂い」問題ではないでしょうか? 特に街乗りライダーや、バイクで通勤・通学しているライダーにとっては、走行後の「汗だく問題」は大きな悩みの種。清潔感をキープするために、到着後の着替えを持ち歩く必要があったり、さらに女性ユーザーとなると、汗によるメイク崩れを直す手間がかかったりと、猛暑による「汗」はサマーライドのハードルを高くする要因でもあります。
そこで本企画では、夏を快適に乗りきるライディングウエアとして人気の高いBMC(ブルーモンスタークロージング)の「空冷式シリーズ」に注目。「本当に走行風で涼しくなるの?」「汗で服がぬれないの?」という気になる疑問に答えるべく、優れた冷却効果を謳う「空冷シリーズ」を実際に着用し、街乗りライダーのリアルな走行環境を再現してその実力を検証してきました!
モデル:坂元誉梨/写真:井上 演

“涼しさ”を検証したのは「空冷式シリーズ」2026年モデルの3つのアイテム

画像: “涼しさ”を検証したのは「空冷式シリーズ」2026年モデルの3つのアイテム

BMCの「空冷式シリーズ」は、【走行時の“涼しさ”に一点集中】という潔いコンセプトのもと誕生した、サマーシーズンにうってつけのシリーズです。25年以上に渡りアパレル開発に携わってきたデザイナーであり、ブランドオーナーのローリー青野氏の服作りにおける技術と哲学が詰め込まれたアイテムの数々は、シリーズ愛用者の声を積極的に取り入れ、シーズンごとに大きな進化を遂げています。

検証テストで着用した2026年モデルの最大の注目点は、走行風の取り入れ方を大幅にアップデートさせた「エアインテーク化」。バツグンの涼しさと“オートバイ専用設計”の機能性を併せ持つジャケット・ジーンズ・グローブの3つのアイテムは、ファッションアイテムとしても愛用できるデザインで、組み合わせて着用すればさりげなくもおしゃれなカジュアルコーディネイトが完成します。

画像: 検証テストのモデルを務めたのは、女優、タレント、グラビアアイドルとして活躍中の、オートバイ女子部員の “よりちゃん” こと坂元誉梨さん。

検証テストのモデルを務めたのは、女優、タレント、グラビアアイドルとして活躍中の、オートバイ女子部員の “よりちゃん” こと坂元誉梨さん。

画像: コーチジャケット、ジーンズ、グローブと2026年空冷式シリーズの3アイテムをフル装着し、実走テストでその“涼しさ”を体感&検証しました。

コーチジャケット、ジーンズ、グローブと2026年空冷式シリーズの3アイテムをフル装着し、実走テストでその“涼しさ”を体感&検証しました。

今年も大幅アップデートされた「空冷式シリーズ」の注目ポイントをおさらい!

画像: BLUE MONSTER CLOTHING エアインテーク 空冷式コーチジャケット 2026年モデル カラー:ブラック、ネイビー サイズ:M・L・XL・3L 販売店舗:2りんかん全店で発売中 税込価格:1万8980円

BLUE MONSTER CLOTHING
エアインテーク 空冷式コーチジャケット
2026年モデル

カラー:ブラック、ネイビー
サイズ:M・L・XL・3L
販売店舗:2りんかん全店で発売中
税込価格:1万8980円

まず「空冷式コーチジャケット」は、24年&25年と2年連続で、全国の2りんかんの店頭で“最も売れた夏用トップス”の座を獲得した「空冷式シャツ」がフルリニューアルして、生まれ変わった今期の完全新作モデルです。カジュアルコーディネイトの定番アイテムであるコーチジャケットを、毎秒230ccもの走行風を取り込むオリジナルの立体メッシュ地で仕立て、全方位360°からの走行風の取り込みと、効率的に上半身を冷却するジャケットを実現しました。

画像: 背中に設けた通気孔が、前面から取り入れた走行風を背中側から外へと流し、気化熱により上半身を冷やと共に、背中に籠った熱と湿気を排出する、2つの冷却効果を発揮します。

背中に設けた通気孔が、前面から取り入れた走行風を背中側から外へと流し、気化熱により上半身を冷やと共に、背中に籠った熱と湿気を排出する、2つの冷却効果を発揮します。

画像: 胸・背中・肩・肘には脱着可能な専用EVAプロテクターがデフォルトで装備されています。

胸・背中・肩・肘には脱着可能な専用EVAプロテクターがデフォルトで装備されています。

画像: 大型のフロントポケットは500mlのペットボトルも収まる大容量。かさばりがちな厚手の長財布も余裕で収納することが可能です。

大型のフロントポケットは500mlのペットボトルも収まる大容量。かさばりがちな厚手の長財布も余裕で収納することが可能です。

画像: BLUE MONSTER CLOTHING エアインテーク 空冷式グローブ 2026年モデル カラー:ブラック、グレー サイズ:M・L・XL 販売店舗:2りんかん全店で発売中 税込価格:4980円

BLUE MONSTER CLOTHING
エアインテーク 空冷式グローブ
2026年モデル

カラー:ブラック、グレー
サイズ:M・L・XL
販売店舗:2りんかん全店で発売中
税込価格:4980円

2025年に初登場し、またたく間に1500双を売り上げた「空冷式グローブ」は、建設業や造園業、資材運搬など幅広い分野の職人さんから支持される作業用グローブブランド「M-TECH(エムテック)」とコラボ開発されたライディンググローブです。今年は新たに、指と指の間に通気孔を設定。さらに手首部分とナックルクッションにの通気孔を設け、グローブ全体の通気性をよりアップさせました。

掌側には目には見えないほど細かな通気孔による優れた通気性を持ち、野球やゴルフなどプロスポーツ選手向けのグローブにも採用されるグリップ力とフィット感を発揮する、国産特許製法の合皮素材「パーミア」を採用。走行中も指の間から風が流れ込み、指や甲に直接走行風が流れていく清涼感と、まるで素肌のような感覚で手指のパフォーマンスを発揮できるバツグンのフィット感&グリップ感を併せ持つライディンググローブとして、病みつきになるライダーが続出しています。

画像: 指と指の間に新たに通気孔を設け、走行風の取り込み量を格段に向上。掌以外のあらゆる部分から走行風が取り込めるようになり、猛暑の中でもサラリとした着用感を実現しました。

指と指の間に新たに通気孔を設け、走行風の取り込み量を格段に向上。掌以外のあらゆる部分から走行風が取り込めるようになり、猛暑の中でもサラリとした着用感を実現しました。

画像: 2026年モデルでは手首部分とナックルクッションにも新たに通気孔を装備。メイン素材のメッシュ地も、風の取り込み量が毎秒240ccから毎秒250ccへとパワーアップしています。

2026年モデルでは手首部分とナックルクッションにも新たに通気孔を装備。メイン素材のメッシュ地も、風の取り込み量が毎秒240ccから毎秒250ccへとパワーアップしています。

画像: 親指部分には、パイル素材で流れる汗を拭くことができる「汗拭きタオル機能」を搭載。地味ながらも「あると嬉しい」とユーザーに大好評の機能です。

親指部分には、パイル素材で流れる汗を拭くことができる「汗拭きタオル機能」を搭載。地味ながらも「あると嬉しい」とユーザーに大好評の機能です。

画像: BLUE MONSTER CLOTHING エアインテーク 空冷式ジーンズ 2026年モデル カラー:ブルーリンス、ブラック、ブルーグレー、ホワイト サイズ:M(30)・L(32)・XL(34)・3L(36) 販売店舗:2りんかん全店で発売中 税込価格:1万6980円

BLUE MONSTER CLOTHING
エアインテーク 空冷式ジーンズ
2026年モデル

カラー:ブルーリンス、ブラック、ブルーグレー、ホワイト
サイズ:M(30)・L(32)・XL(34)・3L(36)
販売店舗:2りんかん全店で発売中
税込価格:1万6980円

BMCは、全国の2りんかんでライダー用ジーンズの売り上げNo.1を誇る「THANKS NO.1 Motorcycle JEANS」ブランド。真夏でもバイクを快適に楽しみたいというライダーのリクエストに応えて誕生した「空冷式ジーンズ」は、いまやBMCの夏の代名詞といえる大ヒット商品です。

2026年モデルでは、よりダイレクトに走行風を取り入れられるよう、走行時に最も風の当たる膝部分に通気孔を搭載。標準装備の膝のメッシュプロテクターの硬さも利用して、膝から足全体に走行風が流れる仕組みを強化しました。さらに、BMCのバイク用デニムパンツでは初となる「レギュラーストレート」シルエットの採用により、全体のフィット感に適度なゆとりを持たせ、直接肌に当たるフロントポケットの袋部分や、膝部分のプロテクター収納袋には速乾性のあるメッシュ生地を採用。湿気の多い日本の夏を快適に過ごせるように、肌離れの良さを格段に向上させています。

画像: より大きく走行風を取り込むための「エアインテーク化」を果たした2026年モデルでは、従来モデルでは太ももの高い位置にあった通気孔を、走行時に最も風の当たる膝部分へと移し、片膝ずつ上下9個の通気孔を装備しています。

より大きく走行風を取り込むための「エアインテーク化」を果たした2026年モデルでは、従来モデルでは太ももの高い位置にあった通気孔を、走行時に最も風の当たる膝部分へと移し、片膝ずつ上下9個の通気孔を装備しています。

画像: 膝裏に設けた通気孔がベンチレーション機能を発揮し、前面から取り入れた走行風と共にパンツ内の熱気と湿気を逃がします。

膝裏に設けた通気孔がベンチレーション機能を発揮し、前面から取り入れた走行風と共にパンツ内の熱気と湿気を逃がします。

画像: 膝には着脱可能なEVAメッシュ構造プロテクターを標準装備。このプロテクターの硬さも利用して、膝から足全体に走行風が流れる仕組みを強化しています。

膝には着脱可能なEVAメッシュ構造プロテクターを標準装備。このプロテクターの硬さも利用して、膝から足全体に走行風が流れる仕組みを強化しています。

画像: BMCバイク用ジーンズではお馴染みの、フロントのスマホ専用ポケット装備をはじめ、驚きのまたがりやすさが体感できる内股マチ構造、腰の動きに追従するウエストストレッチ設計など、「オートバイ専用設計」による細やかな機能的配慮が各部にさりげなく搭載されています。

BMCバイク用ジーンズではお馴染みの、フロントのスマホ専用ポケット装備をはじめ、驚きのまたがりやすさが体感できる内股マチ構造、腰の動きに追従するウエストストレッチ設計など、「オートバイ専用設計」による細やかな機能的配慮が各部にさりげなく搭載されています。

いざ実走へ! 真夏の都心部を30分間走ってみました!

画像: いざ実走へ! 真夏の都心部を30分間走ってみました!

肝心の検証方法は、【2026年モデルの空冷式アイテム3点を着用し、ストップ&ゴーがある一般的な市街地コースを30分間走行。走行前と走行後で、インナーに着たTシャツの汗ぬれ具合を比較・確認する】というもの。モデルのよりちゃんには、汗にぬれた場合はダイレクトにTシャツにも伝わるようにインナーに水着を着用したうえで、汗ぬれが視覚的にもわかりやすいライトグレーのコットンTシャツを着てもらいました。

画像1: 【空冷式シリーズ】エアインテーク化でライダーを「暑さ」と「蒸れ」から解放する | BLUE MONSTER CLOTHING
画像2: 【空冷式シリーズ】エアインテーク化でライダーを「暑さ」と「蒸れ」から解放する | BLUE MONSTER CLOTHING

30分の走行時間は、都内でバイク通勤をする場合の一般的な通勤時間を想定して設定。高速道路を使わずに、信号待ちなどでストップ&ゴーを繰り返しながら通勤するイメージです。車輌は125cc相当の電動スクーターを利用。財布やスマホといった小物はウエアに収納したうえで、リュックや肩掛けバッグなど、走行風の取り込みを妨げるものは身に着けない状態で検証をスタートしました。

画像: 検証日の外気温は32℃。猛暑日でこそありませんでしたが、立っているだけで汗がじわりと滲んでくるような暑さと湿気を感じる真夏日でした。

検証日の外気温は32℃。猛暑日でこそありませんでしたが、立っているだけで汗がじわりと滲んでくるような暑さと湿気を感じる真夏日でした。

画像: 検証テストに使用したバイクはホンダの原付二種クラス電動スクーター「CUV e:」です。

検証テストに使用したバイクはホンダの原付二種クラス電動スクーター「CUV e:」です。

結果発表! はたして「空冷式シリーズ」は真夏の汗ぬれを防ぐのか!?

お台場を中心に30分の走行時間が終了し、撮影拠点に戻ってくると同時に上着を脱いでもらい、汗ぬれを検証することに。その結果は…。

画像3: 【空冷式シリーズ】エアインテーク化でライダーを「暑さ」と「蒸れ」から解放する | BLUE MONSTER CLOTHING
画像4: 【空冷式シリーズ】エアインテーク化でライダーを「暑さ」と「蒸れ」から解放する | BLUE MONSTER CLOTHING

Tシャツの前面、背面ともに汗ぬれの跡は見当たりませんでした!

海に近いお台場が検証ルートだったので、オフィス街を走るよりはわずかに涼しかった可能性はありますが、それでもまさかの「汗ぬれゼロ」の結果には、スタッフ一同もビックリ。
実際に空冷式シリーズを着用して走ったモデルのよりちゃんも、「速度を40km/hや50km/hくらいまであげると特に、『これが空冷式シリーズなんだ!』という、走行風がウエア内に流れ込んでくる感覚がありました。でも低速走行でも思っていた以上に風が入ってきて、じゅうぶんに涼しかったです!」と、エアインテーク化された今年の空冷式シリーズの冷却効果を実感した様子でした。

画像: 着用Tシャツは、汗ぬれがわかりやすいライトグレーをチョイス。試しに霧吹きをひと吹きすると、水分によって色が変わることがひと目でわかる素材&カラーでした。

着用Tシャツは、汗ぬれがわかりやすいライトグレーをチョイス。試しに霧吹きをひと吹きすると、水分によって色が変わることがひと目でわかる素材&カラーでした。

画像: 坂元誉梨

坂元誉梨

もっとエアインテークからだけ走行風が入ってくる感じを想像していたら、ウエアの内側全体に風が流れていくことで生まれる涼しさが新感覚でした! 特にコーチジャケットを着た上半身は、前側から背中に風が通っていくのを強く感じられ、ジーンズとグローブではムレのない、ドライな着用感が印象に残っています(これは下半身に走行風が当たりにくいスクーターだった影響もあるかも…)。個人的には、軽量で薄く、ストレッチが効いた柔らかな穿き心地と、サラッと履ける肌触りの良さで、停車中や歩いているときも快適だった空冷式ジーンズが特にお気に入りとなりました。風を取り込む涼しさが味わえて、汗をかいたとき特有の「肌にくっつく」感じもなく動きやすい「空冷式シリーズ」は、夏でも快適なバイク生活を楽みたいなら、絶対おすすめできます!

検証結果と着用モデルの体感のいずれにおいても、BMC「空冷式シリーズ」の走行風による涼しさと、ムレのない快適な着用感が実証できた今回のテスト。この結果からも、「空冷式シリーズ」が夏のライダーを悩ませる「汗」&「匂い」問題の強い味方となることは間違いないと言えるでしょう。

今年も厳しい残暑が長引くことが予想されるだけに、「空冷式シリーズ」を取り入れることで、暑さに負けずに快適ライドを楽しめる時間はまだまだたっぷり残っています。まずは気になるアイテムから取り入れるも良し、3アイテムを揃えてトータルコーディネイトを楽しむも良し。「汗だく問題」とサヨナラするためにも、「空冷式シリーズ」で快適に過ごす夏のバイクライフをスタートするのは、今からでもじゅうぶん間に合いますよ!

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