2026年3月21日〜22日に開幕するオーストラリアモトクロス選手権「2026 Penrite ProMX Championship presented by AMX Superstores (ProMX)」に、日本から中島漱也と横山遥希の2名のライダーがシーズンを通して出場する。Off1.jpでは2人の活躍を毎戦レポート予定。今回は開幕戦直前ということで、同大会の概要と見どころ、2人が出場するMX2クラスの勢力図など、押さえておきたい事前情報をお伝えする
2026 ProMX Championship 概要
シリーズ名称: 2026 Penrite ProMX Championship presented by AMX Superstores (ProMX)
開催時期:3月〜8月
大会数:全8戦
第1戦開催クラス:MX1, MX2, MX3, MXW, MX85
併催:FIM Oceania Women’s Motocross Cup
シリーズカレンダー:

「2026 Penrite ProMX Championship presented by AMX Superstores(ProMX)」はオーストラリア国内最高峰のモトクロス選手権で、2026年は全8戦が開催される。今季は3月21〜22日、ビクトリア州のWonthaggi(ウォンサギー)で開幕。同会場で開幕戦が行われるのは6年連続となる。
開催クラスは450ccで競う「Kawasaki MX1」、250ccを駆る「Pirelli MX2」、14歳から18歳までの若手ライダーを対象とする「Maxxis MX3」、女性ライダーのみで競い合うウィメンズクラス「Ezilift WMX」の各クラスに加え、Fox Racing MX85 CupとFIMオセアニア女子モトクロスカップも開催される。
大会は1日開催と2日開催という2つのパターンがあるが、開幕戦は2日間にわたるスケジュールで行われる。MX2クラスは土曜日に練習走行と予選、日曜日に25分+1周の2ヒート制で決勝レースが行われる。
3/21(現地時間/日本時間)※時差+2時間
13:35/11:35 予選(15分)
3/22(現地時間/日本時間)
決勝レース
10:47/8:47 Moto1(25分+1周)
14:35/12:35 Moto2(25分+1周)
ProMXに挑む2人の日本人
初出場、2024・2025年IA2チャンピオン中島漱也
中島漱也SNSアカウント
Instagram:@souyanakajima
X:@souya215
中島漱也は全日本モトクロス選手権IA2クラスにて、2024・2025年と2年連続でチャンピオンを獲得したライダー。ProMXへのフル参戦は今年が初めてとなる。
中島は2年前からシーズンオフにニュージーランドやアメリカでの海外トレーニングを重ね、2025年10月3〜5日に行われたモトクロスの国別対抗戦「2025 FIM モトクロス・オブ・ネイションズ(MXoN)に日本代表として出場。初出場ながら予選14位という好成績を残し、日本代表チームの9年ぶりの予選通過に貢献した。
かねてから「海外を拠点にレースがしたい」という夢を語っていた中島にとって、今季ProMXにフル参戦することはその夢を一つ叶え、さらに上を目指すための一歩となる。
所属チームはYamaha Motor Australia Pty. Ltd.(YMA)が運営する「Monster Energy Yamalube Yamaha」。ProMXにおけるヤマハのファクトリーチームだ。メカニックは日本から伊藤昌弘さんが帯同。信頼の厚いメカニックを、と中島の熱烈なオファーにより実現したという。
なお、チームにはNoah Ferguson(ノア・ファーガソン)が所属している他、アメリカのWomen’s Motocross Championshipで2回チャンピオンに輝いたLachlan Turner(ラクラン・ターナー)も今年からメンバーとして加入している。実力の高いライダーが揃う環境で、中島はどのように成長していくのだろうか。
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ProMX4年目、今季はプライベートでの参戦となる横山遥希
横山遥希SNSアカウント
Instagram:@harukiyokoyama386
X:@haruki_386
横山遥希は2019・2020年に全日本モトクロス選手権IA2クラスで2年連続チャンピオンを獲得した後、拠点をオーストラリアに移し、2022年からProMX MX2クラスに参戦してきた。さらに、2024年からの2年間は全日本モトクロス選手権にも復帰し、2つのレースに出場した。これは決して簡単なことではないが、コースや環境の変化に対する適応力が高い横山は、シーズン期間が被るタフなスケジュールもこなしてみせた。
ProMXでのこれまでの戦績を振り返ると、参戦1年目の2022年にMX2クラスで3位表彰台を獲得しランキング6位。2023年はシリーズランキング10位でシーズンを終えた。全日本と並行して参戦した2024年はランキング9位、2025年は欠場したレースもあったが、ランキング11位を獲得している。
今年のチーム体制について、本人はSNSで以下のように投稿している。
「参戦予定だったチーム体制に変更があり、今季はプライベートで参戦することになりました。海外では状況が大きく動くこともあり、簡単な決断ではありませんでしたが、それでもレースに挑戦できる環境があることに感謝しています。体制は変わっても、目標は変わりません。ここからは自分たちの力と、支えてくださるスポンサー様と一緒に戦います オーストラリア選手権終了後、9月の名阪大会からの3戦にカワサキプラザ鳥栖&グリーンシャドウからIA1クラスに出場予定です。どちらもプライベートでの参戦とはなりますが、全力で挑みます」
今季は再びマシンをカワサキに乗り換えて出場するということで、新たな環境での走りに注目だ。
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エントリーリストから見る今年の勢力図
MX2クラス:中島漱也(ゼッケン215番)、横山遥希(ゼッケン386番)


中島と横山が出場するMX2クラスは、昨年のチャンピオンであるBrodie Connolly(ブロディ・コノリー)がアメリカで開催されるAMAプロモトクロス選手権へのフル参戦を公表。これにより今季はチャンピオン不在のシーズンとなる。エントリーリストを見ると、2025年ランキング2位のRyder Kingsford(ライダー・キングスフォード)とランキング3位のNoah Ferguson(ノア・ファーガソン)が名を連ねている。さらに「Maxxis MX3」から2025年チャンピオンのKayd Kingsford(ケイド・キングスフォード)をはじめ、ランキング2位のJet Alsop(ジェット・オールソップ)、 ランキング3位のKy Wood(カイ・ウッド)らがステップアップしてきており、勢いに乗る若手ライダーの活躍にも期待がかかる。混戦が予想されるMX2クラスで、中島と横山はどう成績を残すのか。その勢力図が明らかになる開幕戦の行方は見逃せない。
混戦になりそうなMX2クラスで中島と横山はどう成績を残すのか。開幕戦は見逃せない。
日本から2人の活躍をリアルタイムで見る
大会の様子はライブ配信される。ライブリザルトもあるため、日本から2人の活躍をリアルタイムで見ることができる。
ライブ配信
https://auspromx.com.au/live/
ライブリザルト
https://www.computime.com.au/
ProMX公式YouTube
https://youtube.com/@promxchampionship
公式HP
ProMX - ProMX
auspromx.com.au







