心地良い単気筒の鼓動感を楽しめるモデルとして人気のGB350のマイナーチェンジモデルが、2025年8月に販売開始されました。2021年のデビュー当時から、GB350系がお気に入りだった伊藤さんは、新型をどう評価したのでしょう?
※この記事はウェブサイト「HondaGO バイクラボ」で2026年1月6日に公開されたものを一部抜粋し転載しています。
まとめ:宮﨑健太郎/写真:南 孝幸
(初出:月刊『オートバイ』2026年1月号)

伊藤真一(いとうしんいち)

1966年、宮城県生まれ。1988年、国際A級に昇格と同時にHRC ワークスチームに抜擢される。以降、世界ロードレースGP(MotoGP)、全日本ロードレース選手権、鈴鹿8耐で長年活躍。2025年は監督として「Astemo Pro Honda SI Racing」を率いて、全日本ロードレース選手権や鈴鹿8耐などに参戦した。

エンジンのパルス感と鼓動感が増した新型GB350

画像: 伊藤真一のロングラン研究所 GB350編

以前当連載では、2024年10月デビューのGB350Cを取り上げましたが、今回はGB350シリーズのスタンダードモデルといえる、マイナーチェンジ版のGB350に試乗しました。

GB350Cに乗ったときは、旧型のGB350およびGB350Sよりも、単気筒エンジンの鼓動感を強く感じました。そのときは、GB350C専用に作られたマフラーの効果で鼓動感を強く感じたのだと分析しました。そして今回の新型GB350ですが、GB350Cよりもさらに鼓動感が強くなっていました。公表されているカタログスペックでは、最高出力や最大トルクなどのエンジン関連の数値はいずれのモデルも同じ数値です。でも新型のGB350は実際に走らせてみると、排気量が大きくなったのかと錯覚するくらい、従来のGB350系モデルよりもパルス感と鼓動感を強く感じました。

新型GB350のプレスリリースを読んでみると、新型は新しい3色のカラーバリエーションを用意していること、テールランプのレンズがスモーク調に変更されたこと、新デザインのスピードメーターを採用したこと、そしてヘッドライト照射範囲の改良で夜間の視認性が向上したことなどが、マイナーチェンジの変更点として記されています。エンジンや車体に関しての変更箇所については何も触れられていないのですが、エンジンに関しては大掛かりな変更はないとしても、パルス感や鼓動感を高める設定に変えられているのでは、と思いました。

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