積載量アップ！スタイルアップも叶うバイク用「ツールバッグ」おすすめ10選

監修者：岡本修（Webライター）
大学時代から大型バイクに乗っていて、日常使いはもちろん、ツーリングやサーキット走行まで楽しんでいる。ジャケットやグローブといったギアを集めるのも好きで、時間があれば最新商品をチェックしている。

本記事は編集部が独自に制作した記事ですが、記事内のリンクから商品を購入すると、Amazon、楽天等のアフィリエイトプログラムから売上の一部がWebオートバイに還元されます。

ちょっとした荷物を収納できて便利なツールバッグ

バイクでのライディングにおいて、予期せぬトラブルに備えるための工具や、ちょっとした荷物を収納するスペースは常に重要です。しかし、大きなバッグを積載するのは煩わしく、バイクのスタイルを損なうこともあります。

そこで活躍するのが、バイク専用のツールバッグです。ツールバッグは、小型ながらも工具やレインウェア、小物類などをスマートに収納でき、バイクのフロントフォークやフレーム、シーシーバーといった様々な場所に取り付けることで、積載能力を向上させます。また、そのデザインはバイクのスタイルを決定づける重要な要素となり、カスタムパーツとしての役割も果たします。

しかし、ツールバッグは、その素材や取り付け方法、容量によって様々な種類があります。用途に合わない製品を選んでしまうと、走行中に荷物が飛び出したり、バッグが劣化したりすることもあります。

この記事では、バイク用ツールバッグの選び方を、「容量と取り付け位置」「素材と耐久性」「デザインと機能性」という3つの視点から徹底的に解説します。この記事を参考に、あなたのバイクスタイルに合った最適なツールバッグを見つけて、安全と利便性、そしてスタイルアップを実現しましょう。

なぜツールバッグが必要なのか？その役割とメリット

ツールバッグは、工具の収納という基本的な役割以外にも、ライダーのバイクライフを快適にするための多くのメリットを提供します。

ツールバッグの役割：緊急時の備え

ツーリング中に起こるパンクや簡単なボルトの緩みといったトラブルに備えて、最低限の工具を携行することは、ライダーにとって必須の準備です。ツールバッグは、これらの工具をコンパクトにまとめ、すぐに取り出せる場所に収納するのに最適です。

【監修者の一言】
ツールバッグを持っていれば、ツーリング中の軽微なトラブルに対応できることがあります。ツーリング先でバイクにトラブルが生じたときも、工具を持っていればその場で対応できる可能性があります。

ツールバッグの役割：積載の補助

シートバッグやサイドバッグといった大きな積載スペースを確保するまでではない、予備のグローブ、レインウェア、ペットボトルなどの小物類を収納するのにもツールバッグは役立ちます。大きなバッグを使わずに、積載能力を補助的に高めることができます。

ツールバッグの役割：スタイルアップ効果

ツールバッグは、フロントフォークやフレームの空いたスペースに取り付けられることが多く、バイクのシルエットやデザインを大きく左右します。レザー製のものや、無骨なキャンバス素材のものなど、様々なデザインがあり、カスタムパーツとしての役割も果たします。

【監修者の一言】
ツールバッグは、工具を持ち運ぶためのものだけでなく、スタイルアップの効果も期待できます。昨今はデザイン性に優れたツールバッグも多数あり、そういったものを選べば、バイクを一体感が増して全体のデザイン性を高められるでしょう。

容量と取り付け位置で選ぶツールバッグ

ツールバッグは、その容量と取り付け位置によって、収納できるものやバイクへの影響が大きく異なります。どのような荷物を収納したいか、そしてバイクのどの部分に装着したいかを明確にして選びましょう。

容量の目安

ツールバッグの容量は、主に収納したいものによって決まります。

【監修者の一言】
ツールバッグの種類によって、収納できる容量に違いがあります。どれくらいの工具を持ち運びたいかによって容量を決めるのがいいでしょう。

容量：工具類のみ

車載工具や簡単な修理キットのみを収納する場合は、容量が1〜3リットル程度の小型のものが適しています。バイクのデザインを損なわず、スマートに取り付けられます。

容量：レインウェアや小物類

予備のグローブやレインウェアの上下など、少し大きめのものを収納したい場合は、容量が3〜5リットル程度の中型サイズを選びましょう。

【監修者の一言】
工具だけでなく、レインウェアや小物を収納したい場合は、できるだけ大きめのツールバッグを選ぶのがおすすめです。また、ツーリング先でお土産を購入して、それをバッグに入れたい場合についても、大きめのツールバッグであれば収納に困らないでしょう。

取り付け位置

ツールバッグは、様々な場所に取り付けられますが、それぞれの位置によって特徴があります。 フロントフォーク：最も一般的な取り付け位置です。バイクの顔であるフロント周りに装着するため、デザイン性が重視されます。小型で円筒形のバッグが適しています。

取り付け位置：フレームダウンチューブ

エンジンの下部にあるフレームのパイプ部分に取り付けるタイプです。荷物を低い位置に積載できるため、バイクの重心への影響が少なく、安定性に優れています。

取り付け位置：シーシーバーやキャリア

後部のシーシーバーやリアキャリアに取り付けるタイプです。比較的大きな容量のバッグも取り付けやすく、荷物の出し入れがしやすいというメリットがあります。

素材と耐久性で選ぶツールバッグ

ツールバッグは、走行中に常に風雨や紫外線、振動に晒されるため、素材の耐久性が非常に重要です。

レザー（本革・合皮）

クラシカルなバイクやアメリカンバイクなど、スタイル重視のライダーにおすすめです。本革は、使い込むほどに味わいが増す経年変化を楽しめます。合皮は、本革に比べて安価で、水に強いというメリットがあります。どちらも、雨天走行後には適切な手入れが必要です。

ナイロン・ポリエステル

軽量で、防水性や耐久性に優れているのが特徴です。撥水加工が施されている製品や、防水素材が使われている製品も多く、天候を気にせず使用できます。スポーティーなバイクや、機能性を重視するライダーにおすすめです。

キャンバス・帆布

無骨でタフな印象を与え、アドベンチャーバイクやオフロード車などと相性が良いです。耐久性は高いですが、防水性に関しては製品によって差があるため、防水加工が施されているかを確認しましょう。

【監修者の一言】
ツールバッグには、レザーやナイロン、布生地など、さまざまな種類があります。種類によって耐久性や見た目に違いがあるので、自分にあったものを選ぶのが大切です。

デザインと機能性で選ぶツールバッグ

ツールバッグは、そのデザインがバイクのスタイルを大きく左右します。また、利便性を高める様々な機能にも注目して選びましょう。

デザインと色

バイクのボディカラーや、ライディングウェア、他のバッグとのデザインを合わせることで、全体の統一感が増し、スタイルアップに繋がります。

【監修者の一言】
昨今はデザイン性に優れたツールバッグも多数あります。単に荷物を持ち運ぶためのバッグではなく、スタイルアップのためにツールバッグを装着するのもおすすめです。色や素材などは、全体の見た目にあわせて選ぶといいでしょう。

機能性：開閉方法

開閉方法は、ファスナー式、バックル式、ベルト式などがあります。ファスナー式は、荷物の出し入れが簡単で、バックル式やベルト式は、クラシカルな雰囲気を演出できます。走行中に荷物が飛び出さないよう、しっかりとロックできる構造になっているかを確認しましょう。

機能性：内部の仕切り

バッグの内部に仕切りやポケットがあると、工具と小物類を分けて収納できるため、整理整頓がしやすく、必要なものをすぐに取り出せます。

機能性：盗難防止機能

ツールバッグは、外から見える場所に装着することが多いため、盗難防止機能も重要です。鍵をかけられるロック機構がついているか、取り付けベルトが簡単に切断されないような工夫がされているかなどを確認しましょう。

ヘンリービギンズ DHS-7 ツールバッグ ラウンドタイプ 1.5L

デイトナのヘンリービギンズ（Henly Begins）・ツールバッグ（DHS-7）です。 容量1.5Lのラウンド型ツールバッグで、純正車載工具に追加の工具や小物を入れるのにちょうど良いサイズ感です。素材には合皮（合成皮革）を使用しており、質感が高く、車体のスタイルを選ばずに装着できます。 取り付けベルトが2種類付属しているため、様々な車両に対応して固定が可能です。

突然の雨に対応できるよう、レインカバーが付属している点も大きな魅力です。ライダーの「持っていたい」を叶える、機能的で見た目にもこだわったアイテムです。

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タナックス モトフィズ MFK-314 ポータブルツールポーチ

タナックス モトフィズ（MOTOFIZZ）のポータブルツールポーチです。 薄型でコンパクトな設計が特徴のツールポーチで、シート下やカウル内など、バイクの限られたスペースに収納できるよう工夫されています。

バッグ本体は耐久性の高い素材を使用しており、工具の重みや走行時の振動に耐えられます。 内部は工具のサイズに合わせて整理しやすいポケット構造になっており、必要な工具を素早く取り出せます。車載工具や簡単な修理工具をコンパクトに携行したいライダーに最適なアイテムです。

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ラフアンドロード RA1027 HBツールボックス

ラフアンドロードのHBツールボックスです。 セミハードタイプのツールボックスで、型崩れしにくく、水や泥の跳ね上げなどから中身を保護します。容量は約3Lあり、工具や小物だけでなく、パンク修理キットなどかさばるアイテムも収納可能です。

取り付けベルトはDリング付きで、車体への確実な固定をサポートします。車載工具の収納場所に困るオフロード車や、工具をまとめて携行したいライダーにとって非常に便利なアイテムです。別売りのプレートと組み合わせることで、車体への装着方法の幅が広がります。

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デグナー NB-24 ナイロンツールバッグ

デグナーのナイロンツールバッグです。 素材に耐久性の高いナイロンを採用し、型崩れしにくい設計が特徴のツールバッグです。突然の雨でも安心なレインカバーが標準装備されているため、天候を気にせず使用できます。

取り付けベルトはアジャスト機能付きで、様々な場所に装着しやすく、車体への固定力を高めています。夜間の安全性を考慮し、リフレクターも装備。工具や小物を収納するのに十分な容量を持ち、実用性とコストパフォーマンスを両立した、デイリーユースに最適なツールバッグです。

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ケミモト バイク用ツールバッグ

KEMIMOTO（ケミモト）のバイク用ツールバッグです。 ハーレーやレブルなどのアメリカンバイクに特にマッチするデザインの汎用フロントバッグです。素材には耐久性の高い合成皮革を採用し、水濡れから中身を守る撥水性を備えています。

工具入れや小物入れとして適したサイズで、フロントフォークやハンドル、サイドフレームなど、様々な場所への取り付けに対応できる汎用性の高さが特徴です。ベルトによるシンプルな固定方式で、装着が容易に行えます。カジュアルな外観と実用性を兼ね備えた、アクセサリーとしても機能するアイテムです。

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アンブート ツールバッグ AB-TOOL01

アンブート（AMBOOT）のツールバッグです。 防水性の高い合成皮革（PVC） を採用し、雨や水濡れから中身をしっかり守るツールバッグです。デザインはシンプルでクラシックなラウンド形状であり、様々なバイクのスタイルに調和します。

耐久性を高めるために金属製バックルが採用されており、確実な開閉と長期間の使用に耐える強度を確保しています。容量は、車載工具や簡単な補修用品、レインウェアの一部などを携行するのに適したサイズです。手軽に装着できる取り付けベルトが付属しており、コストパフォーマンスにも優れたアイテムです。

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AMBOOT アンブート ツールバッグ AB-TOOL01 価格：8,690円（税込、送料別) (2025/11/29時点)

LIKENNY バイク ミニタイプ ツールバッグ

LIKENNYのミニタイプ ツールバッグです。 素材にPUレザー（合成皮革） を採用し、表面にスタッズ（鋲） をあしらうことで、アメリカンやクラシック系のバイクにマッチする、装飾性の高いデザインが特徴です。サイズは約30.4 x 9 x 12.5cmのミニタイプで、車載工具や小物、ドリンクなどを収納するのに適しています。

取付はベルトで簡単に装着可能な汎用タイプであり、フロントフォークやフレームなど様々な場所に取り付けられます。防水性も備えているため、突然の雨にも対応し、見た目と実用性を兼ね備えたアイテムです。

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shymie バイク サイドバッグ ツールバッグ

shymieのバイク用汎用ツールバッグです。 本製品は、サイドバッグ、サドルバッグ、フロントバッグとして多用途に使える汎用設計が特徴です。素材には耐久性と防水性に優れたPUレザーやナイロンが使われており、中身を水濡れや汚れから保護します。 工具や小物はもちろん、空気入れなどの細長いアイテムも収納しやすい形状です。

取付ベルトで簡単に装着でき、ハーレーやロードバイク、様々な車種に幅広く対応します。バイク用としての機能性に加え、ウエストポーチとしても使用可能な2WAY仕様のモデルもあります。

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j-base バイク用ミニタイプ ツールバック スタッズ付き

j-baseのバイク用ミニタイプ ツールバッグです。 素材に合成皮革を採用し、表面にスタッズ（鋲） をあしらうことで、アメリカンやクラシック系のバイクにマッチする、装飾性の高いデザインが特徴です。車載工具や小物などを収納するのに適したコンパクトなサイズで、バイクのスタイルを崩さずに装備できます。

取付はベルトで簡単に装着可能な汎用タイプであり、フロントフォークやフレームなど様々な場所に取り付けられます。手軽にカスタム感を楽しめ、工具入れとしてだけでなく、ドレスアップアイテムとしても機能するアイテムです。

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ユニバーサルオートバイ バッグラウンドバッグ

ユニバーサルオートバイの汎用バッグです。ラウンド形状が特徴のバッグで、ツールバッグとしても小型のサドルバッグとしても使える多用途な設計です。素材には耐久性の高い合成皮革が採用されており、クラシックやアメリカンスタイルのバイクにマッチする外観です。

防水・撥水性能を備えているため、中身を雨や水濡れから守ります。取付はベルトで簡単に固定できる汎用タイプであり、様々な車種のフロントフォークやフレームなどに取り付け可能です。手軽に荷物スペースを追加したいライダーに最適な、実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムです。

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ツールバッグを安全に使うためのTIPSと注意点

ツールバッグは、ただ取り付けるだけでなく、正しく使うことでその利便性と安全性を最大限に引き出すことができます。

ポイント①：確実な取り付け

走行中の振動や風圧でバッグが外れたり、ズレたりしないよう、取り付けベルトや金具をしっかりと固定することが最も重要です。定期的に取り付けの緩みがないかを確認しましょう。

ポイント②：取り付け位置の確認

ツールバッグを取り付ける際は、タイヤやチェーン、サスペンションといった可動部分に干渉しないか、ハンドルを切った際にタンクやカウルにぶつからないかを、事前に確認しておきましょう。

ポイント③：荷物の収納

バッグに工具などの硬いものを収納する際は、バッグの形状を保ち、走行中の振動で異音が発生しないように、ウエスなどで包んで収納することをおすすめします。

ポイント④：メンテナンスと保管

レザー製のバッグは、雨に濡れたらすぐに拭き取り、専用のクリームで手入れをしましょう。ナイロンやポリエステル製のものは、汚れたら水拭きし、定期的に防水スプレーを塗布することで、耐久性を維持できます。

まとめ：ツールバッグで、バイクライフをよりスマートに

バイク用ツールバッグは、積載の悩みを解決し、あなたのバイクライフをよりスマートで快適にするための最高のパートナーです。緊急時の備えとなる工具を携帯できる安心感と、バイクのスタイルアップ効果を両立します。

この記事で解説した「容量と取り付け位置」「素材と耐久性」「デザインと機能性」といった選び方のポイントを参考に、あなたのバイクスタイルに合った最適なツールバッグを見つけてください。