8月15日〜8月17日、若手ライダーの登竜門として有名な「2025 YZ BLU CRU Cup SuperFinale(ブルークルーカップスーパーフィナーレ)」がスウェーデン・ウッデバラにて開催された。今年は日本から代表ライダーが2名参戦。YZ125クラスに髙木碧が、YZ85クラスに江藤彪之介が出場した。

【YZ125クラス】髙木、好スタートを決めるもマシントラブルで惜しくもリタイア

YZ125クラスは全38台が出走した。昨年に続き2度目の出場となる髙木は、公式練習で10番手タイムを叩き出すと、続く予選を13位でフィニッシュする。トップとタイムを比較するとその差は7.121秒あり、決勝では台数が多い中スタートで前に抜け出すことができるかが勝負の鍵となった。

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Live - YZ125 Race - 2025 Yamaha YZ BLU CRU FIM Europe Cup SuperFinale

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決勝レース、髙木はスタート後6〜7番手あたりにつける。1コーナーで抜け出していくが、その直後のジャンプの着地で転倒。その後マシントラブルにより再スタートすることができず、惜しくもそのままリタイアとなった。

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【YZ85クラス】初出場の江藤、怒涛の追い上げで15位を獲得

江藤は今回が初めての出場。3位入賞を目標にレースに挑んだ。YZ85クラスは全部で33台が出走。昨年のYZ65クラス優勝者など強豪が多く揃うなか、公式練習では12番手タイムを記録。さらに予選も12位で通過した。

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迎えた決勝レース、江藤はスタートで出遅れ15番手あたりから追い上げる展開となった。1周目ですぐに12番手、11番手とポジションを上げていくが、2周目に20番手まで大きくポジションを落としてしまう。再び追い上げを強いられる中、江藤は着実に前のライダーをかわし17番手に浮上。さらに残り3周というところで15番手にまでポジションを上げ、怒涛の勢いで追い上げていく。最後までその勢いは止まることなく、ラストラップではついに14番手に。その後、後方から迫ってきたJekabs Galllisに前を譲る形となり、15位でレースを終えた。

両者ともに目標としていた結果には届かず悔しい結果に終わったが、今回のレースで得た経験や悔しさを糧にさらに成長を遂げるだろう。2人の日本での活躍も引き続き注目だ。

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