写真:南 孝幸、松本正雅/まとめ:松本正雅
特別なCB3台による夢のランデブー走行!

8耐前夜祭の目玉コンテンツの一つとして注目された「Honda CB スペシャル・ラン」。観衆が見守る中、注目のCB1000Fコンセプト、モリワキのレーシングカスタム、そして耐久レースで無敵の強さを誇り「不沈艦」と呼ばれた伝説の空冷レーサー・RCB1000の3台がそのエキゾーストノートを響かせました。

特別なデモランのライダーに選ばれたのは、宇川 徹さん、丸山 浩さん、岡田忠之さんの3人。CB1000Fコンセプトには丸山さんが搭乗、宇川さんがモリワキ、岡田さんがRCBという布陣でした。

HONDA
CB1000Fコンセプト

MORIWAKI ENGINEERIUNG
CB1000Fコンセプト

HONDA
RCB1000

まずは先陣を切ってスタンダード仕様のCB1000Fコンセプトがスタート。小気味いいエキゾーストノートを響かせながら、夕暮れの鈴鹿サーキット・東コースを疾走していきました。
ちなみに丸山さんにCB1000Fの最初の印象を聞いてみたところ「CB1000ホーネットがベースでも、キャラクターとしてはCB1300SF寄りな印象」だったそうで、あらゆるシーンで気負うことなく楽しめる、CBらしさにあふれたロードスター、という開発コンセプト通りのようです。早く我々も実車に乗ってみたいですね。

そしてCB1000Fコンセプトがホームストレートに差し掛かると、それにモリワキのレーシング仕様が合流。こちらはレーサーらしい、重低音の効いたサウンドを響かせながら、スタンダードを追走していきます。

そしてラストラップの3周目にRCBが合流。最後は詰めかけた大慣習に手を振りながら、3台はグランドスタンドに戻ってきたのでした。

次の舞台は鉄馬レース! CB1000Fコンセプトの「本気の疾走」を見逃すな!

迫力のデモランはこうして大盛況のうちに終了したわけですが、今回登場したモリワキのレーシングカスタムは、2025年9月13・14日にHSR九州で開催される「2025年 鉄馬 with βTITANIUM 決戦の日」に、なんと宇川さんのライディングで参戦が決定! 噂ではエンジンは本気のレース仕様と言われており、どんな走りを見せてくれるのか楽しみです!

これに触発されたのか、この日の昼にGPスクエア内・ホンダブースで開催されたCBトークショーで丸山さんが「僕も鉄馬、出ます!」と急遽出場宣言。なんとなんと、今度は2台のCB1000Fコンセプトがガチのレースで「本気」の走りを見せてくれることになったのです!
市販化目前とはいえ、CB1000Fコンセプト関連の話題は豊富で、我々の期待もヒートアップする一方です。9月の鉄馬レースにも期待しましょう! さらなる続報が入り次第、速報でお届けしますので、今後の展開をお楽しみに!