2025年7月17日、ストリーモは特定小型原付の3輪電動キックボード「ストリーモ S01JTA」の製品アップデートを実施した。バランスアシストシステムの改良、バックミラーの標準装備化などで進化しつつ、ミラー込みの車両価格は2500円値下げされている。
※この記事はウェブサイト「スマートモビリティJP」で2025年7月18日に公開されたものを一部編集し転載しています。

より安く、より便利に使えるように進化

ストリーモ S01JTAは、16歳以上が免許不要で乗れる特定小型原付の3輪電動キックボードだ。車体の前半部分は左右にねじれることで横揺れを吸収し、車体後半の人間が乗る部分は動かずに地面と平行を保つ「バランスアシストシステム」を搭載している。

画像: バランスアシストシステムの概要。車体の前後で異なる動きをすることにより、ふらつきを防止している。

バランスアシストシステムの概要。車体の前後で異なる動きをすることにより、ふらつきを防止している。

停止時には自立するため、信号待ちでもステップボードから降りずに立ったまま待機できる点が便利で、助走なしでそのまま加速できることも踏まえると、立ち乗り型モビリティとして運転のしやすさと利便性を兼ね備えた1台と言えるだろう。

今回のアップデートでは、このバランスアシストシステムのセッティング変更により、快適な走行フィーリングを実現したほか、従来別売りオプションだったバックミラーを刷新して標準同梱品に変更されている。さらに、コントローラとディスプレイのファームウエアアップデートが適用されており、取扱説明書が電子化されたことで外出中にスマートフォンで確認できるようになった。

画像: バックミラーがオプション品から標準装備になっている。

バックミラーがオプション品から標準装備になっている。

車両価格は従来、車両本体(30万円)+オプションのバックミラー(5000円)で合計30万5000円だったが、バックミラーが標準装備化された今回の改良モデルは30万2500円に改定されている。つまり、バックミラーが欲しいユーザーにとっては実質的に値下げされた形となる。

なお、送料や自賠責保険料、軽自動車税は別途購入者負担となるため注意が必要だ。ストリーモ公式販売注文ページから購入可能で、納期は申し込み後2週間程度で、在庫がない場合は別途案内が行われるという。

【主要諸元 ストリーモ S01JTA】

全長×全幅×全高1090×500×1180mm
(折りたたみ時)565×500×1090mm
重量24kg
耐荷重120kg
ブレーキディスクブレーキ(前輪)
ドラムブレーキ×2(後輪)
歩道走行モード対応あり
バッテリーリチウムイオン(36V・13Ah)
定格出力430W
最高出力非公開
登坂性能21%
航続距離30km
充電時間3.5時間
タイヤサイズ10インチ
防水性能IPX5
本体価格30万2500円

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