あれから1年、どうなってるバイクのドライブレコーダー事情!
「Mio」ブランドアンバサダーの梅本まどかです。2024年からMioドライブレコーダーのブランドアンバサダーをしていますが、2025年も継続ということで、今年も台湾の台北にあるMiTAC Digital Technology Corporation(※以下、マイタック社)にお邪魔してきました。昨年マイタック社にお邪魔した時は、初訪問ということで研究所の見学をはじめ、製品や社歴などについてじっくり教えていただきました。まだこのレポートを見ていない方はこちらから(↓)
今年はバイクやクルマ関係のメディアの方たちと一緒に、ツアー取材と言う形で、台湾での Mioブランドの知名度調査や、ドライブレコーダーの装着事情、ラボ見学などを行なってきました。
その中でスティーブ社長とお話する機会もありました。各媒体から質問が飛び交い、真面目な話しからフランクな会話までいろんなお話が聞けたのです。私も便乗して気になっていた事をスティーブ社長に聞いてみました!

梅本「バイクのドライブレコーダーは車体に取り付けるタイプと、ヘルメットに取り付けるタイプがあります。日本で最近、特に人気なのはヘルメット装着型ドライブレコーダー「MP30GPS」。台湾のバイク用品店を見た時も1番押し出していたのは「MP30GPS」でした。これからバイクのドライブレコーダーの主流はヘルメット装着型になるのでしょうか?」
スティーブ社長「そうですね。伸び代でいうとヘルメット装着型の方が高いかなと思っています。「MP30GPS」は日本でも人気ですし、取付も簡単なので台湾だとスクーターユーザーが装着しているケースが多いです。大きな車両には車体取付タイプの方が多いですが、これからの発展という意味でも、ヘルメット装着型はいろいろやろうと考えていることが沢山あるよ」と教えてくださいました。

バイク専用ドライブレコーダー「MiVue MP30GPS」
amzn.to他の方のお話しの中でも、車体装着型では駐車している時の防犯対策にも使えるようにこれからもっと進化させたいという想いや考えがあるそうで、いつ何が出るかは教えていただけませんでしたが、常にドライブレコーダーの開発は継続している様子でした。
その中で「ドライブレコーダー本体とカメラがコードレス接続になる可能性はありますか? あるとしたらその未来は近いですか?」と質問していましたがスティーブ社長からの答えは「様々な電波が飛び交う公道で、ワイヤレスで通信状態の確保が絶対にできるのか? ドライブレコーダーの役割を考えるとまだ現実的ではない」でした。確かにヘルメット装着型はコードがなくホントに取付が簡単!これが車体取付けタイプでもできれば、面倒な配線処理が不要で誰でも簡単に取付できるようになりますが「今、カメラ性能がどんどん上がってきています。取り扱うデータ容量が増加する中で、それらを連携させるのは中々難しい。繰り返しになりますが、ドライブレコーダーなので安全に安心して取り扱えるのが1番大事。そのハードルを考えると製品化はわからない。今のところはない」とのことでした。残念。

メディアとスティーブの座談会。
開発の最前線! 研究室の一部をご紹介!
ここでは研究室のごく一部を写真で紹介。これらの研究開発を経て、ドライブレコーダーは世に出ます。基本的に研究室は撮影厳禁なので、いずれもなかなか表に出る機会が無い写真なんですよ。

落下テストとその解析。バイク用も様々な落ち方が試されているんです。

明るくなったり暗くなったり、逆光だったりと様々な環境にさらされるドライブレコーダー。そんなカメラ性能を煮詰める研究室です。

電波に関する研究が行なわれている研究室。

ボタンの耐久性を調べる機器。延々と操作ボタンを押し続け、耐久性をチェック。マイクロSDの出し入れだけを繰り返す機器もあります。

振動テスト。写真は車用ですが、バイク用もハードな振動が長時間に渡って繰り返されていました。

他にも音声テストが行なわれている研究室もありました。
「Mio」ってどんなブランド?
Mioブランドアンバサダーとして活動して1年半。日本でもドライブレコーダーの装着率はまだまだ低いですが、少しずつ増えてきていると実感しています。イベントで Mioの商品を紹介させていただくと、使っている方や使ってみたいという声も多い中で 、「Mio」のドライブレコーダーに対して声が1番あがるのは「すごく綺麗」という画質の良さ。「高画質・高性能」というのは少しずつ広まってきていると思っています。
では、台湾では「Mio」というブランドはどういうイメージなのか。今回は台湾のメディアの方との交流会もあり、お互いの国のドライブレコーダー事情についても意見交換が行なわれたのです。

台湾メディア×日本メディア 交流会。手前が日本メディアの皆さん、奥が台湾メディアの皆さん。
台湾メディアの方に台湾での「Mio」ブランドはどんなイメージか聞くと「高性能もそうだけど、常に新しいものに挑戦している。最先端をいっているブランドというのが強い! 新しいタイプが出たとなったら必ず Mioが真っ先にそれを出している」とみんな口を揃えていっていました。
また台湾では大型バイクに乗っている人もいますが、街中を見るとスクーターの多さが印象的。そんな中でMioのイメージはもちろん圧倒的に車の印象が強いそうです。去年の後半から日本でも車用のドライブレコーダーをPRしていますが、台湾メディアの方からすると「なんでもっと早く2輪も4輪も日本で販売しなかったのか不思議なくらいだよ」とも話していました。お互いの国でのドライブレコーダー事情については不思議に思っていることや装着率、なぜ増えたのかなど様々な質問も飛び交いました。こうした交流は貴重なので、私にとってとても楽しい時間でした。
他にも台湾にあるカー用品店やディラーにお邪魔する時間も設けられていたのですが、初めて行く日本メディアの方からは「ホントにめちゃくちゃ真ん中に! いいポジションに商品が並んでるね!」と驚いていました。
私は去年も見ていますが、改めてカー用品店でドライブレコーダーが目立つところにあるって日本では見たことがないですし、台湾の装着率が日本よりも高いのはこういった所からきているのかもしれません。

カー用品店のお店に入ってすぐ、一番目立つところにある Mioコーナー。

こちらは別のカー用品店。お店の真ん中に、しかもオレンジで目立つMioの商品。

高級車向けのカーオーディオ店。お店のロゴの隣には Mioの商品が展示してありました。
今回初めてBMWのバイクディーラーにお邪魔したのですが、販売されている車両にエネルギー効率ラベルが貼られていて驚きました。これは国の法律で記載することが決められているそうで、販売車両には必ず貼ってあるものだそうです。右の縦長の排気量等級をみるとたまに3などもありますがほとんどが2。全部の車両に記載されていることも、2等級が多いことも環境への意識の高さを感じました。

この紙です。

こんな感じで、すべての展示車両のシートに貼られていました。
今回初めていく場所も多く、台湾での Mioのドライブレコーダーの事もですが、台湾のバイク事情についても改めて触れる機会も多く、本当に楽しかったです。ラボでも同じ研究室でも前回とテストしてる様子が違ったり、日本メディアの方がいることで違う話を聞けることもあり、より知ることができました! Mioブランドアンバサダーとしてこれからも新商品はもちろん、今販売されている商品についても今回台湾で学んだことを活かしていろいろ情報発信していきます。ドライブレコーダー探している方は是非 Mioのドライブレコーダーをチェックしてみてください。

カー用品店でパシャリ。
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