まとめ:宮﨑健太郎/写真:南 孝幸
(初出:月刊『オートバイ』2025年5月号)

伊藤真一(いとうしんいち) 1966年、宮城県生まれ。1988年、国際A級に昇格と同時にHRCワークスチームに抜擢される。以降、世界ロードレースGP(MotoGP)、全日本ロードレース選手権、鈴鹿8耐で長年活躍。2025年は監督として「Astemo Pro Honda SI Racing」を率いて、全日本ロードレース選手権や鈴鹿8耐などに参戦する。
竹川由華(たけかわゆうか) 1999年滋賀県出身。バイク一家で育った竹川さんは、バイクがあるのが自然という環境で成長した生粋のライダー。グラビアモデルとしても活躍中で、現在は愛車としてホンダCBR250RR(2020年型)などを所有。
カッコ良さは「正義」! 新たな装いをまとうNX400
NX400の先代モデルである400Xは、2019年から19インチフロントタイヤを採用し、2022年からはフロントダブルディスクブレーキと、倒立のSFF-BPフォークを採用していました。2024年にモデルチェンジされて、車名もNX400に変更されたんですが、まずその見た目がカッコ良くなったのが良いですね! 400Xは同じクロスオーバーモデルのNC750Xに似た外観でしたが、NX400はラリーレイド車的というか、クロスオーバーよりもオフ寄りのアドベンチャー的なスタイリングになっています。バイクは見た目ではなく中身が一番大事……ですが、所有欲がわくような魅力的な見た目もやっぱり大事です。その点で、NX400のスタイリング変更はとても好ましい改良だと思いました。