普段からバイクを移動手段のメインにしているボク。季節を問わず走るので、寒さ対策としてグリップヒーターは必需品だ。そこで現在の愛車であるファンティック キャバレロ・スクランブラー500にDAYTONA製ホットグリップをDIYで装着してみたぞ!

有ると無いとでは大違い。快適アイテムの装着にチャレンジ!

先日、ドライブレコーダー<MiVue M802WD>を装備したFANTIC キャバレロ スクランブラー500。毎日のように乗っていると、季節の影響をモロに受ける。するとやっぱり冬は寒いんだよね。
そんなことに負けずにバイクに乗るため、グリップヒーターを導入することに。いままでの愛車にも装着してきたのだが、あらためて無い状態だと冬はキツイと痛感。そこで買っちゃいました、DAYTONA製のホットグリップを!

画像1: 有ると無いとでは大違い。快適アイテムの装着にチャレンジ!

グリップヒーターは各社から発売されているけれど、DAYTONA製のホットグリップを選んだ理由は
① スリムで握りやすい
② スイッチ一体型で配線がシンプル
③ 今まで使ったことがないので興味あり
といったところ。

画像2: 有ると無いとでは大違い。快適アイテムの装着にチャレンジ!

さらにグリップヒーターやUSB電源など、複数の電気アクセサリーの配線を一括管理することができる<D-UNIT>を導入。これがあると、複数の電気アクセサリーをメインキーと連動させるのがメッチャ楽になる。

画像3: 有ると無いとでは大違い。快適アイテムの装着にチャレンジ!

<D-UNIT >の種類は色々とあるんだけど、キャバレロはスペースが少ないので、外部に配置できるよう小型の防水モデル(WR mini:ウォーターレジスタント・ミニ)を選んだ。

画像4: 有ると無いとでは大違い。快適アイテムの装着にチャレンジ!

これによって最大3つのアクセサリーを一括管理でき、配線もシンプルに仕上げることができる。
ではホットグリップとD-UNITをDIYで取り付けていくぞ!

まずは純正グリップからホットグリップへコンバート

画像1: まずは純正グリップからホットグリップへコンバート

最初は純正グリップを外す。バーエンドを外し、グリップとハンドルの間に細身のドライバーを差し込んでスキ間を作り、そこにパーツクリーナーを吹き込む。

画像2: まずは純正グリップからホットグリップへコンバート

純正グリップが強力な接着剤で固定されていると手こずることもあるが、幸いなことにキャバレロはすぐにスポッと外れてくれた。そこにホットグリップの左を差し込むのだが、そのときに緩んでしまないよう専用の接着剤を使う。

画像: DAYTONA製のホットグリップ専用接着剤(速乾)は2液混合タイプ。

DAYTONA製のホットグリップ専用接着剤(速乾)は2液混合タイプ。

画像: 同じ量を絞り出してヘラで混ぜて使う。

同じ量を絞り出してヘラで混ぜて使う。

ホットグリップ専用接着剤は、初期硬化に40分かかるので焦らずに作業できる。完全硬化にかかる時間は24時間で、硬化後も弾力があるタイプだ。

画像3: まずは純正グリップからホットグリップへコンバート

強く差し込んでスイッチがちょうどいい場所に来るよう角度をあわせる。接着剤は厚塗しすぎると、グリップを差し込んだときにはみ出た接着剤がスイッチボックスに付着してしまうので、塗り過ぎには注意する。

画像4: まずは純正グリップからホットグリップへコンバート

スムーズに交換できた左に対して、右のアクセル側は加工が必要になった。純正グリップを外したら現れたスロットルスリーブにある出っ張りを切り取る必要があるのだ。

画像5: まずは純正グリップからホットグリップへコンバート

スロットルスリーブは樹脂製なので、加工はそれほど難しくはない。出っ張りをニッパーなどで切り取り表面の凹凸を金属製の棒ヤスリやサンドペーパーで削ってなめらかにする。仕上げたら左側と同じように接着剤を塗ってホットグリップを差し込む。

画像6: まずは純正グリップからホットグリップへコンバート

アクセルを開閉させたとき引っかかりがないか、コードがジャマにならないかを確認。これでホットグリップの装着はOKだ。

配線はD-UNIT WR miniでシンプルに!

ホットグリップの取扱説明書によると、配線は赤色のコードをキーオンで電気が流れる配線(ACC電源/アクセサリー電源)につなぎ、黒色の配線をボディアースまたはバッテリーのマイナス端子につなぐとなっている。しかし現時点でバッテリーの端子にはドラレコとUSB電源の配線がつながっているので、これ以上増やすとゴチャゴチャしてしまう。そこで使用するのがアクセサリー類の電源を整理して取り付けられるD-UNITだ。

画像1: 配線はD-UNIT WR miniでシンプルに!

一番コンパクトなD-UNITを選んだのは、キャバレロの収納場所が少ないから。シート下などに余裕がぜんぜんないのだ。でもそれはコンピューターなどの電子機器が多い最近のバイクには多いこと。そこで取り付ける場所はステムの下、ドライブレコーダーのカメラの横とした。ここなら目立たないし、取り付けにちょうどいいネジ穴もある。

画像2: 配線はD-UNIT WR miniでシンプルに!

そしてD-UNITからの配線については次の図のようにしてみた。

画像3: 配線はD-UNIT WR miniでシンプルに!

ホットグリップに加え、今までバッテリーに直結していたUSB電源もD-UNITにつなぐことで配線をシンプルにすることにしたのだ。ちなみにD-UNITからは3つのアクセサリー電源を取ることができるが、現時点で使うのはホットグリップとUSB電源の2系統。残った1系統は今後の増設に備えて先端を絶縁処理しタンク下に収めておいた。

画像4: 配線はD-UNIT WR miniでシンプルに!

D-UNITの配線はステムの裏側から立ち上げ、メーターカバーの内側でホットグリップ&USB電源の配線と接続。配線できたところでメインキーをオンに。するとD-UNITのLEDが光り、ホットグリップのスイッチを長押しすると無事に作動! USB電源からスマホへの充電も確認できた。

画像5: 配線はD-UNIT WR miniでシンプルに!

DAYTONA製ホットグリップを使ったファースト・インプレッションは?

無事にホットグリップが装着できたので、さっそく気温が下がってきた夕暮れ時に走ってみることに。グリップから伝わる熱が心地良く、安心感になる!

画像1: DAYTONA製ホットグリップを使ったファースト・インプレッションは?

やっぱりグリップが暖かくなるってイイよね。「もうすべてのバイクに標準装備で良いじゃん」って思う派なので、自分のバイクへの導入はホッとする。
実はホットグリップは年間通して使い道があるアイテム。まず雨が降った中を走った後、グローブを乾かすことができる。ボクも何度か経験あるが、効果アリだと実感している。
また最近は気象状況が昔と変わってきているので、春先や秋口などで気温の変化を読みにくい。昼間は暑くて薄いグローブでもOKだが、日が暮れると思わぬ温度差が生じて手がかじかむことも。そんなときもホットグリップがあれば助かるしね。

■DAYTONA製ホットグリップのファースト・インプレッション

画像2: DAYTONA製ホットグリップを使ったファースト・インプレッションは?

【良い点】
◯ グリップが細身かつスイッチが小さいので握りに違和感ない。
◯ スイッチが小振りなので誤作動させにくい。
◯ ONにするのに長押しが必要。それも誤作動を防ぐのに有効。
【気になる点】
✕ スイッチが小振りなのは冬グローブで位置がわかりにくい。
…って、スイッチが小さいのは長所とも短所にもなるってことだけど、今回はメリットの方が多い。
ともあれこれでまだ続く寒さの中、ガンガン走る気分になるぜっ!

ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn(定価:1万4300円・税込)
●Φ22.2mmハンドル車 12V車専用
●スイッチオンですぐに暖まる「速暖クイックヒート」機能付き
●エンド貫通グリップなのでバーエンドの装着が可能
●樹脂製バーエンドキャップ付属
●グリップ全長:120mm
●グリップ外径:(左右共通)Φ33.6mm
●グリップ内径:(右)Φ24.4mm / (左)Φ21.2mm
●最大4分間の急速暖房機能(クイックヒート機能)を搭載
●H.I.D.システム装着車取付可※電源ONにする前に、必ずエンジン&H.I.D.システム(H.I.D.装着車)を始動させてください

デイトナ公式サイト

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