談:竹川由華、せんちゃん、カナイメグ/写真:松川 忍/まとめ:西野鉄兵/提供:株式会社ビーディーエス
【3人のプロフィール】
【女子ライダー座談会】竹川由華×せんちゃん×カナイメグ
モテるバイク、モテるライダーとは?
Q.バイクに乗るとモテるのか?
スマホもネットもない時代、女性ウケを意識してバイクに乗り始めたり、ギターを弾き始めたり……というのは先輩ライダーの方から聞いたことがあります。いまでもそういう意識や風潮は多少あるのでしょうか?
竹川由華:それはないんじゃないでしょうかね。
せんちゃん・カナイメグ:ないよねー!
では、バイク乗りはモテにくいといことでしょうか?
竹川由華:それはちがいますよ。バイクに乗っている人はかっこいいです!
せんちゃん:いまは私もバイクに乗ってますけど、乗る前は憧れもあってかっこいいと思いました。運転できる人、かっこよく感じたよね。
カナイメグ:分かる! 私も自分が乗る前は「乗せて」ってお願いしてました。はじめて後ろに乗ったニーハン(250cc)は、いまでもかっこいいって思い出が残ってますし、スピード感が衝撃的でした。
みなさんが自分でバイクに乗り始めたあとはどうですか?
竹川由華:バイク乗っている人の方がいいなあ、とは思いますよ!
せんちゃん:乗り出してからは、格好がカチッとした人がかっこいいなあと思います。一緒に走ってくれる人がいいですね。
カナイメグ:土日とか一緒に出かけられるからね。トラブルとか解決してくれたりしたら嬉しいです。
竹川由華:あーそういうのかっこいいね!
Q.好みの車種・モテそうな車種は?
車種やカテゴリーで「こういうバイクがかっこいい」と思うことはありますか?
竹川由華:親がずっとハーレー乗りだったので、アメリカンバイクに乗っている人、すっごくかっこいいと思います。
せんちゃん:おしゃれな人ってアメリカンとかネイキッドに乗ってるイメージあるよね。
カナイメグ:私はいまネイキッドに乗ってるからネイキッドとかクラシカルなモデルに乗っている人に親近感持つのもあって、ステキって思います。GB350のデザインがすっごく好きで、あとはトライアンフのクラシックシリーズ、私が乗っているからっていうのもありますけどね。
せんちゃん:私はニンジャ250乗ってて、スポーツタイプが好きだから、やっぱりSSとかフルカウルに乗っている人はつい見ちゃう。二眼のヘッドライトが好き。MotoGPが大好きなんで、どうしても一番気になるのはスポーツモデル。自分と同じ車種だと嬉しくない? あと排気量ちがいでツーリングとか!
カナイメグ:そういうカップル見るとステキってなるね。
せんちゃん:私はニンジャ250、彼氏はニンジャ1000SXとかね。
竹川由華:えー排気量ちがい、ちょっとやだな(笑)。
せんちゃん・カナイメグ:そう!?
竹川由華:私はCBR250RRに乗ってるけど、一緒に走る人がCBR1000RR-Rだったりしたら、絶対高速でおいていかれる!
せんちゃん:それはちゃんと合わせてくれる人じゃないとダメだよね(笑)。
竹川由華:あと排気量マウント取られるのも嫌だなあ、同じ車種はいいけど(笑)。
カナイメグ:自分が乗ってるのと同じメーカーがいい?
せんちゃん:私は同じメーカーがいいなあ。同じカワサキだと嬉しいかな。メーカー主催のミーティングとかもに一緒に行けるし。
竹川由華:それは分かるー!
アメリカン、ネイキッド、クラシック、スポーツモデルと出てきました。オフロード系はどうですか?
カナイメグ:車高が高いオフロードバイクをスマートに乗りこなしている人はかっこいいですよね。KTMとかハスクバーナとか。
せんちゃん:セローとかも細身で脚の長い人が乗ってるの見るとかっこいいって思うよね!
カナイメグ:足つくんだそれって思う!
竹川由華:それで山とか走りに行ってたりすると、よりかっこいい!
スクランブラーやアドベンチャーモデルはどうですか?
カナイメグ:私はトライアンフのストリートスクランブラーに乗ってるので、スクランブラースタイルのバイクは好きですね! でも街で走ってて、振り向いて見返しちゃうバイクはなぜかGB350。GBはすっごい見ちゃう。あのデザインはホント好き。
せんちゃん:アドベンチャーのフル装備でバシッと決まってる人もいいよね。だけどやっぱり惹かれるのはスポーツタイプだなあ。キリっとしたSSの顔立ちが好き。
竹川由華:SSの顔もけっこう変わってきてるよね。いまは切れ長の流し目っぽいのが増えてきた気がするっていうか。
カナイメグ:あ、分かる。ドゥカティとかBMWとかね。クールな顔立ちになってきてる気がする。
スポーツモデルに乗っているライダーは、それに合わせたスポーティな格好の方がいいですか? それとも街を歩けるような自然な感じがいいですか?
せんちゃん:カチッとしたスポーツタイプのライディングウエアを着てて欲しいなあ。
竹川由華:モテるかどうかは分からないけど、そのバイクに似合ったウエアを選んでる人はかっこいいよね。
せんちゃん:こだわりが感じられるのはいい!
スクーターはいかがですか?
カナイメグ:こだわっている人はかっこいい乗り方してますよね。ベスパに革のカバンを付けてる人を見て「おしゃれだなあ」と思いました。
せんちゃん:スクーターは服装の制限も少なくなるから、いい意味でバイクっぽくない感じのおしゃれさを出してる人もいるよね。
カナイメグ:ちょっと話が離れちゃうんですけど、沖縄とか奄美大島とか行ってレンタルスクーターでふたりで旅するっていうのにずっと憧れがあります。スクーターじゃなくてカブでもOK!
竹川由華:なにそれ、いいねー! すごくいい!
Q.タンデムするなら?
タンデムするならどんな車種がいいですか?
せんちゃん:これは確実にお尻に負担がない、ネイキッド、アメリカン、アドベンチャーがよくない?
竹川由華:そうだね、フラットなシートがいいですね。お尻が楽なタイプの。
カナイメグ:それもいいけど、私はSSのタンデムシートが高くなってるのも好き。
せんちゃん:え、あれ怖いじゃん!
カナイメグ:そうスリルある(笑)。でも景色がしっかり見えるよ!
竹川由華:分かるかも。自分のペースより速い人の後ろに乗るとスリルあるよね。
せんちゃん:ふたりとも絶叫系大丈夫な人なのね(笑)。私はやっぱりフラットなシートでギュッとしてる方が安心だなあ。あとは乗ったことないけどゴールドウイングにも乗ってみたいですね。
カナイメグ:私も乗ったことないけど、ゴールドウイングやハーレーの大きいモデルのラグジュアリーなシートは憧れますね。
せんちゃん:ビッグスクーターも楽そうだよね。
竹川由華:ビクスク楽そう。おしゃれしていきやすい感じもする!
せんちゃん:PCXも荷物も入るし、楽だよね。ヘルメットもふたつ入りそうだし。
Q.バイクでデートするなら?
バイクでデートするならどんなシチュエーションがいいですか?
せんちゃん:私はカフェ巡り! 2台で行って、テラスのあるカフェでバイクを眺めたいな。この場合はスポーツモデルじゃなくて、カフェレーサーとかネイキッドがおしゃれかな。
竹川由華:バイクによって憧れるシチュエーションは変わるよね?
せんちゃん:そうだよね! スポーツモデルだったら、やっぱり山に走りに行きたいな。
竹川由華:アメリカンだと山はちょっとツラいから、海に行きたいなー!
カナイメグ:さっきも言いましたけど、原付で島巡りしたいなあ。
竹川由華:あと温泉! 温泉ツーリングしたい、ってずっと思ってます。
せんちゃん:いいね、泊まりがけだとお酒も飲めるし最高だね。
カナイメグ:キャンプもいいよ。2台で行くと、荷物もけっこう持っていけるし、ロッジに泊まれば荷物少な目で山の走りも楽しめるし。気軽なのだと、一緒にバイク用品店に行くのとかよくない?
せんちゃん:あーいいね! ヘルメットとかグローブとか一緒に選ぶんでしょ。やったことないなあ、そういうの。いいねー!
BDS柏の杜会場で3人が“推しバイク”をピックアップ!
ここからはBDSの本拠地である千葉県柏市にある「BDS柏の杜会場」の展示場で、3人がこのバイクかっこいい! と思ったモデルをピックアップしていきます。
BDSバイクセンサーを運営するBDSは、会員制二輪車オークションをこの柏の杜会場と関西会場・九州会場で毎週開催しています。普段はバイクショップのオーナーなど会員となっている業者の方しか入れませんが、柏の杜会場では月に一度ほど一般向けの見学ツアーも実施中です。
広大な敷地の展示場には約3000台ものバイクが! 今回の取材では特別にオークションの休催日にゆっくりと展示場を見学させてもらいました。
無数とも思える数の中から、3人が「このバイク好き!」と選んだモデルをご覧ください。
ハーレーダビッドソンの王道的な一台ともいえるダイナ・ローライダー。2018年にダイナファミリーは生産終了しましたが、ローライダーブランドはソフテイルファミリーの一員として人気を博しています。
「アメリカンはかっこいいですよね! 今日会場で見た中ではこのローライダーがシックな感じで好みでした。タンデムツーリングもできますし、一緒に走ってみたいなとも思いました」(竹川由華)
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2017年12月の発売以降、人気を誇る「Z900RS」。往年の名車Z1やZ2のDNAを色濃く受け継いだ現代の王道Zは、カワサキ好きでもあるせんちゃんのイチオシです。
「塗装がすごく綺麗なんですよ、タンクにラメが入っててキラキラしてます。Z900RSはカスタムしている人も多いですよね。こだわりのカスタムしている人はよりかっこいいな、と思います!」(せんちゃん)
トライアンフのモダンクラシックシリーズのなかでもシート高が高く、乗る人を選ぶ「スクランブラー1200XC」。クラシカルさとワイルドさを併せ持ち、オンもオフも楽しめるモデルです。
「私は同じトライアンフのストリートスクランブラー900に乗っています。でもシート高・車高が全然ちがくてこのバイクに乗っている人を見ると、運転上手いんだろうな、と思います。シリーズのトップモデルだから、細かい部分のデザインも凝っていて本当にかっこいいです。一緒に走りたいと、いつ見ても思う一台ですね」(カナイメグ)
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2023年8月に販売開始された250ccの新型アドベンチャーモデル。油冷単気筒エンジンを軽量・細身な車体に搭載し、オフロードも楽しみやすいのが特長で、ツーリング好きにライダーに支持されています。
「この前乗ったんですよ! すっごく乗りやすくて、どこでも行ける感じがしました。このバイクを愛車に選んだ人はきっと、アクティブでいろんな楽しみ方をしたい人なんだろうなと思いました。あとこのカラーリングもいいですよね!」(せんちゃん)
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1992年のデビューから日本の400cc・4気筒ネイキッドという伝統を牽引してきた名車。2022年に生産終了しましたが、現在も中古車市場では人気があり、復活を待ち望む声も大きいモデルです。
「原点にして頂点だと思うんですよね。見た目もかっこいいですし、乗り心地や扱いやすさもピカイチ。スーフォア嫌いな人いないんじゃないですか? 年齢・性別関係なく誰が乗ってもかっこいいです!」(カナイメグ)
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元祖Ninjaの「GPZ900R」は、初代登場から今年40周年を迎えました。中古市場ではプレミア価格は当たり前、根強い人気のある一台です。映画『トップガン』での印象的なシーンを思い浮かべる方も多そうですね。
「私は22歳の誕生日のとき、お父さんからGPZ750Rをプレゼントされました。お父さんが乗りたかったっていうのもあるとは思いますが。なのでGPZは大好きです。いまGPZ900Rに乗っていたら、日々のメンテナンスも大変だと思うんですよ。なので知識がないと乗れないバイクです。そういったことからもバイク好きの女性にモテる気がします!」(竹川由華)
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ドゥカティのスーパースポーツモデルであるパニガーレ・シリーズ。SSの象徴ともいえるスタイルは、昔から人気があります。この899はミドルクラスモデルで2014年に登場。その遺伝子は、現行モデルのパニガーレV2(955cc)に引き継がれています。
「ドゥカティレッドのつややかな色合い、たまりません! 私の中ではパニガーレがSSの王者っていう印象です。全身真っ黒なシブい格好でこの赤いバイクに乗っていたら、かっこいいと思います」(カナイメグ)
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ホンダのスーパースポーツのフラッグシップモデルとして長年ラインナップされてきた「CBR1000RR」。2020年「CBR1000RR-R」にバトンタッチしましたが、その輝かしい歴史は色褪せることがありません。
「MotoGPが好きなので、このレプソルカラーは大好きです。MotoGPファンの女性からはかなりモテると思います。これに乗っている人と一緒に日本グランプリに行きたいと思いました!」(せんちゃん)
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1978年に発売され、ほとんどスタイルを変えることなく2021年まで生産され続けたレジェンドバイク。400cc単気筒エンジンは年式によっても異なりますが、トルクフルで個性的な乗り味でした。いまも中古市場で人気の定番モデルです。
「展示場を巡りながら、一番多くの人にモテそうなバイクはSRなんじゃない? と2人に話したら共感してくれました。シンプルなつくりですけど、雰囲気がかっこいい! おしゃれな人が乗っているイメージありませんか? しかもキックスタートですよ。それが毎回できるだけでかっこいいです」(竹川由華)
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キャンペーンの詳細はBDSバイクセンサー特設ページからご覧ください。
談:竹川由華、せんちゃん、カナイメグ/写真:松川 忍/まとめ:西野鉄兵/提供:株式会社ビーディーエス