猛暑の中行われた44キッズクロス 2024 第2戦。成長を重ね、さらに白熱するバトルを制すのは誰か……!

4月28日(日)、44キッズクロス2024第2戦が三重県にあるいなべモータースポーツランドで開催されました。当日の天気は快晴。気温が30度近くまで上がる厳しい暑さとなり、ライダーたちにとっては体力的にタフなレースとなりました。開幕戦から約2ヶ月のインターバルが空いた第2戦、今大会は誰が優勝を手にするのでしょうか。

なお、開催クラスはスーパーMOTO-E/ファースト50/スーパー50/リミテッド50/ファースト65/スーパー65・110/85・150/エンジョイクラスの全8つ。今年も上位クラス(スーパーMOTO-E/スーパー50/スーパー65/85・150)は年間チャンピオンシップの対象となり、今季シリーズ優勝をしたライダーは翌シーズン1年を通してサポートサービスを受けることができます。

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丹羽に迫る者は現れるのか。スーパーMOTO-Eクラス

スーパーMOTO-Eはキッズ用電動バイクで競われるクラス。2022・2023年チャンピオンの丹羽群青(#1)が開幕戦から無敵の強さを見せていますが、彼から勝利を奪うライダーは現れるのでしょうか。

画像1: 見える成長、拮抗するトップ争い。44キッズクロス 2024 第2戦
ヒート1、広野康輝(#122)がスタートで飛び出すも、すぐに丹羽がトップを奪い、レースをリードしていきます。丹羽のラップタイムを見るとレース終盤にベストラップを記録しており、そのスピードと体力両方でライバルたちを圧倒していのがわかります。その後も余裕のある走りで優勝を飾りました。

画像1: 丹羽に迫る者は現れるのか。スーパーMOTO-Eクラス

丹羽が他のライダーを引き離しにかかる中、引けを取らない安定感とスピードを見せたのが宮崎智也(#23)です。序盤で2番手に立った宮崎は、前を走る丹羽を追いかけていきます。ベストラップは丹羽が43秒台に対し宮崎は44秒台と、わずか1秒差。惜しくも届きませんでしたが、丹羽に大きな差をつけさせないスピードと、ミスなく走る安定感を発揮しその存在感を示しました。

画像2: 丹羽に迫る者は現れるのか。スーパーMOTO-Eクラス

ヒート2も丹羽が序盤からトップに立ち、独走状態に持ち込みます。ヒート1よりも速いペースで周回を重ね、見事優勝を獲得。第2戦もその強さを見せつけました。

画像3: 丹羽に迫る者は現れるのか。スーパーMOTO-Eクラス

一方、ヒート2では4番手争いが拮抗。4番手を走るルカフジイ(#69)を、広野あかり(#121)と弟の広野康輝が追いかけていきます。ルカフジイと広野あかりの差はレース前半で5秒ほど空いていましたが、レース後半には1秒差にまで距離が詰まり、接戦を繰り広げます。さらに、広野あかりのすぐ後ろには広野康輝も迫り三つ巴の戦いに。誰が4番手でチェッカーを受けるのか、拮抗するバトルに注目が集まりました。プレッシャーを受けつつも最後まで4番手を守り切ったルカフジイが4位を獲得。5位広野あかり、6位広野康輝という順位となりました。

画像1: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

「スタートでは広野くんが出ていましたが、やはり群青くんは速いですね。特にコーナリングが上手なので、スピードを落とさずに走ることで他のライダーとの差が生まれていました。ミスもなく、安定感がありましたね」

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