混戦のトップ争いで勝利を掴んだのは……。ファースト65/110クラス

画像1: 混戦のトップ争いで勝利を掴んだのは……。ファースト65/110クラス

ファースト65/110は、65ccまたは110ccマシンにステップアップしたライダーが参戦するクラス。ヒート1は、井口藍暉(#22)が好スタートを決めそのままトップを快走していきます。他のライダーより1秒以上速いタイムで周回を重ね、後方との差を広げていきます。最後までペースを落とすことなく走り切り、見事優勝を飾りました。

画像2: 混戦のトップ争いで勝利を掴んだのは……。ファースト65/110クラス

ヒート2も井口がスタートからトップに立ちますが、序盤でミスし3番手に後退。そこでトップに立ったのが福家理仁(#51)です。福家はペースを落とすことなくトップを走行。後方からは松井昴頼(#94)がプレッシャーを与えますが、最終周にベストラップを叩き出すほど勢いに乗った走りで松井を振り切り見事優勝。安定感が光るレース展開で、総合優勝を獲得しました。

画像5: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

「ファーストは入門クラスにはなりますが、ライダー全員から勝ちたいという気持ちが伝わってくるレースでした。楽しむのはもちろんですが、闘争心が芽生えることでモチベーションにもつながって、さらにレベルが上がっていくので、次につながるレースになったのではないかなと思います」

2番手以降のバトルが白熱した、スーパー65クラス

画像1: 2番手以降のバトルが白熱した、スーパー65クラス

スーパー65クラスは今大会も齋藤極(#4)が圧倒的な速さを見せつけます。3ヒートとも序盤からトップに立つと、後方を引き離していきます。ヒート1では1分48秒というベストラップタイムで、クラス内で唯一1分50秒台を切る好タイムを記録。他を寄せ付けない走りで見事全ヒート優勝を果たしました。

画像2: 2番手以降のバトルが白熱した、スーパー65クラス

一方、2番手以降は混戦状態。ヒート1では水谷倫都(#95)が2番手につけ、その後ろから小磯銀士(#10)と巽太壱(#60)が追いかけていきます。水谷がリードしていくも、レース中盤で転倒し後退。2番手をかけて巽が小磯に迫りますが届かず、結果2位小磯、3位巽という順位でフィニッシュ。

画像3: 2番手以降のバトルが白熱した、スーパー65クラス

続くヒート2は、2番手に巽が立ち、水谷、小磯と続いていきます。レース前半で水谷が小磯をパスすると、そのまま巽の背後に迫ります。0.4秒差まで詰めますが、巽も負けじと2番手を譲らず、攻防戦を制した巽が2位を獲得しました。

画像4: 2番手以降のバトルが白熱した、スーパー65クラス

最後のヒート3は、2番手から水谷、小磯、巽という順でレースが進んでいきます。徐々に各ライダーの間隔が開いていき、それぞれが単独走行へ。一方、7番手を走る松井嶺央将(#66)は周回を重ねるごとに6番手を走る片山太郎(#96)に迫る怒涛の追い上げを見せます。しかし、最後まで抜かすことはできずレースは終了。チェッカーを受けた時の、悔しさを露わにした姿からは勝利への執念が感じられました。次戦はどんなバトルが見れるのか、期待したいです。

画像6: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

「齋藤極くんは頭ひとつ飛び抜けた速さがありますね。ただ彼だけでなく、小磯くんはスタートがすごく良かったし、巽くんや水谷くんは追い上げる強さが見られました。トップの極くんと水谷くんはベストラップが1秒差とそこまで変わらなくて、実力が近づいてきているなと思います。さらに松井くんや片山くんなどファースト65から上がってきている子たちも実力が上がっていて、これまでの経験がつながってきているなと感じています」

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