レストデイを挟んでダカールラリーは後半戦へ突入。巨大な砂漠地帯から首都リヤドまで飛行機で移動したライダーたちは、がらっと変わったムードのなか再びスタートを切る

ホンダ優勢は変わらず、孤立しつつも耐えるブランチ

画像1: ホンダ優勢は変わらず、孤立しつつも耐えるブランチ

483kmもの長大なスペシャルステージで、後半戦早々に厳しいレースとなるダカールラリー。朝3時に起き(ケビン・ベナビデス談)、800km以上を走る。トップクラスのファクトリーライダー達は、レストデイで徹底したマシンメンテナンスを受け、フィジカルを回復させた。序盤はリッキー・ブラベック(HONDA)、トビー・プライス(KTM)が先頭を走っていたが途中からエイドリアン・ファンビバレン(HONDA)が追い上げて先行。この3名はボーナスタイムを狙いに行く展開だ。

画像2: ホンダ優勢は変わらず、孤立しつつも耐えるブランチ
画像3: ホンダ優勢は変わらず、孤立しつつも耐えるブランチ
画像4: ホンダ優勢は変わらず、孤立しつつも耐えるブランチ

後方から追い上げてトップタイムを狙うのは、ロス・ブランチ(HERO)やホセ・コルネホ(HONDA)、ケビン・ベナビデス(KTM)、ルチアーノ・ベナビデス(Husqvarna)ら。ケビンが中盤あたりから暫定ステージ1番手を担い、コルネホがわずか10秒差を追う。コルネホは終盤でスパート、ケビンをふりほどいて今回のダカールラリー3度目となるステージ優勝を飾った。ナビゲーション能力の高いコルネホは、ステージ8でボーナスタイムを稼ぎにいくことになるはずだ。ケビンは3分のペナルティを受けてステージ3位、ケビンの兄弟であるルチアーノが2位に繰り上がった。

ステージ順位

画像5: ホンダ優勢は変わらず、孤立しつつも耐えるブランチ

総合順位

画像6: ホンダ優勢は変わらず、孤立しつつも耐えるブランチ

総合順位はブラベックとブランチのバトルが激化。このステージでは暫定順位を常に入れ替えながら見えない接近戦(もちろんライダーたちは走行時に周囲との差を知る術は無い)を繰り広げ、フィニッシュ時にはブラベックが首位を堅持。ブランチはなんと1秒差でこれを追う。また、ホンダ勢の上位を独占する体制は変わらず盤石で3位にコルネホ、4位にビバレン。追うKTMは順位変わらずケビンが5番手でトップとの差を3分短縮するにとどまった。残り4ステージ、最終日は175kmしかないことを考えるとKTM勢が巻き返せるステージは残り3つ、かなり苦しい展開になってきたと言わざるを得ない。

画像7: ホンダ優勢は変わらず、孤立しつつも耐えるブランチ

暫定1位のブラベックは「残りのどこかので後方からスパートをかけたいので、ブレイク出来るステージを探しているところだよ。終盤までにどこかでみつけたいね」と作戦を練り始めている。ホンダは4名もの優勝候補が控えているが、失敗できないのはHeroのブランチ。「トップと近いが、私はやるべきことをやるだけだよ」と冷静なコメントを残している。

朝から日暮れまでスペシャルステージに…池町佳生

プライベーターである池町佳生も、レストデイはしっかりと休息をとって、愛車KTM450RALLYもチームのメンテナンスを受けることが出来ている。万全の体調で再スタートを切った池町は、自身の感触ではあまりペースを上げることが出来なかったようだが、それは周りも同じ。ステージ63位、総合63位と2つ順位を上げて長大なステージをフィニッシュした。

画像1: 朝から日暮れまでスペシャルステージに…池町佳生

「砂漠しか無かったステージ6からだいぶ遠く離れたところでスタートして、路面状況はがらっと変わりました。序盤のいろんな路面がミックスされた感じとよく似ています。あまりムリしないように走りましたよ、だいぶ疲れも溜まってきているからね。案の定、転倒しているライダーをそこかしこで見ました。一度、競技車ではない車輌と接触してニーブレイスが壊れてしまうハプニングがあったけど、とりあえず問題はない。

とにかく長い一日で、夕暮れ前にようやくスペシャルステージを終えることが出来た。ミーティングにもギリギリ間に合った感じです。周りの評判を聞いていると、今年のダカールラリーはサウジアラビアに移ってから一番難しいって言っているよ。地形が難しいんだよね」

画像2: 朝から日暮れまでスペシャルステージに…池町佳生
画像3: 朝から日暮れまでスペシャルステージに…池町佳生

ステージ8も458kmのスペシャルステージが控えており、長い一日になる模様だ。

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