2023年8月4~6日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された「2023 FIM世界耐久選手権"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第44回大会」。そのイベントスペースであるGPスクエアで展開されたブリヂストンブースには、所狭しと魅力的なコンテンツが並んでいた! さっそくブースの模様を紹介していきます!

今年もコンテンツ盛だくさん! 初公開のレース用コンセプトタイヤも展示! 

先日の鈴鹿8耐では16連覇、1位から5位までを獲得するなど圧倒的な強さと信頼感を発揮したブリヂストン。例年、鈴鹿8耐のイベントスペースにはブリヂストン ブースを出展し、様々な展示と参加型企画、トークショーなどでレースを盛り上げているのですが、今年もブース内を埋め尽くす充実のコンテンツで来場者を楽しませていました。

主な展示物としては、昨年の8耐で優勝したTeam HRCがチェッカー時に履いていたタイヤや、初公開のコンセプトタイヤ、ブリヂストンとモータースポーツの関わりを紹介した歴史絵巻のような年表や、ブリヂストンタイヤを装着して鈴鹿8耐を走った歴代の注目モデルなどが用意されたほか、ステージでは「ライダートークショー」や専門家によるトークショー、ゲストを迎えてのレース解説などで盛り上がりをみせました。

また、体感コーナーではレーシングタイヤを使用した「温間時」と「冷間時」の比較コーナーも用意され、サーキットらしい、レースファンには大満足のコンテンツに溢れていました。

画像: 鈴鹿8耐のブリヂストンブース。

鈴鹿8耐のブリヂストンブース。

画像: ~「藤井正和×本田重樹×加藤陽平」トークバトル 鈴鹿8耐を語る~ 豪華メンバーによるトークショーも開催された。チームの顔とも言える重鎮たちによるステージは、レースファン注目のトークショーとなった。この顔ぶれのトークショーは非常に珍しいんです!

~「藤井正和×本田重樹×加藤陽平」トークバトル 鈴鹿8耐を語る~
豪華メンバーによるトークショーも開催された。チームの顔とも言える重鎮たちによるステージは、レースファン注目のトークショーとなった。この顔ぶれのトークショーは非常に珍しいんです!

画像: みんなでブース内を隅々まで楽しませて頂きました!

みんなでブース内を隅々まで楽しませて頂きました!

画像: 1963年から続く二輪ロードレースとブリヂストンの歴史をまとめた展示物も。全日本ロードレース、WGP500、そしてMotoGPでの活躍も描かれている。

1963年から続く二輪ロードレースとブリヂストンの歴史をまとめた展示物も。全日本ロードレース、WGP500、そしてMotoGPでの活躍も描かれている。

画像: 外気に晒された「冷間時」のタイヤと、タイヤウォーマーで温め続けている「温間時」の比較ができるコーナーも用意されていました。80℃に温められた温間時は爪のあとが付きやすいとか、触った感触がネチャっとしているとか、誰でもその違いを体感できます。

外気に晒された「冷間時」のタイヤと、タイヤウォーマーで温め続けている「温間時」の比較ができるコーナーも用意されていました。80℃に温められた温間時は爪のあとが付きやすいとか、触った感触がネチャっとしているとか、誰でもその違いを体感できます。

画像: 展示モデルの中には、実際にまたがれるモデルも用意されていました。実際のレーサーにまたがって記念写真を撮れるなんて、これは嬉しい展示です!

展示モデルの中には、実際にまたがれるモデルも用意されていました。実際のレーサーにまたがって記念写真を撮れるなんて、これは嬉しい展示です!

画像: 現役ライダーや、レジェンドライダーたちからのメッセージも展示されていました。かなり読み応えのある展示です。

現役ライダーや、レジェンドライダーたちからのメッセージも展示されていました。かなり読み応えのある展示です。

画像: ブリヂストンが公道走行向けにラインアップしているモデルもズラリと展示。こうやって並べてみると、プロファイルやパターンの違いも一目瞭然。

ブリヂストンが公道走行向けにラインアップしているモデルもズラリと展示。こうやって並べてみると、プロファイルやパターンの違いも一目瞭然。

画像: 実際にレースで使い終わったタイヤが見られるなんて、かなりレアな展示。モータースポーツファンなら表面の溶け具合を見るだけで胸が熱くなるのでは!

実際にレースで使い終わったタイヤが見られるなんて、かなりレアな展示。モータースポーツファンなら表面の溶け具合を見るだけで胸が熱くなるのでは!

画像: 今年もコンテンツ盛だくさん! 初公開のレース用コンセプトタイヤも展示!
画像: お子さんでも楽しめる「ブリヂストンガチャガチャ」も設置されていました。参加条件を満たせば、誰でもチャレンジできるので、人気コーナーとなっていました!

お子さんでも楽しめる「ブリヂストンガチャガチャ」も設置されていました。参加条件を満たせば、誰でもチャレンジできるので、人気コーナーとなっていました!

再生タイヤもコンセプトモデルとして初展示!

ブリヂストンブースの中で、さらっと展示さていたものの、実は最も未来を感じさせる存在だったのが「レース用コンセプトタイヤ」という名前で展示されていた一本のスリックタイヤ。再生可能資源比率(MCN)50%のタイヤで、モータースポーツを通じてサスティナブル技術も磨いていくというブリヂストンが掲げる新たな挑戦を見て触れて感じることが出来ました。

今後はコンセプトタイヤからレースの現場、そして公道用のストリートモデルにも再生タイヤの波は来るかもしれませんし、いまから注目しておきたいですね!

画像: 再生タイヤもコンセプトモデルとして初展示!
画像: サイズ表記などは一切なし。走行フィーリングなど、気になることいっぱいなコンセプトタイヤです。

サイズ表記などは一切なし。走行フィーリングなど、気になることいっぱいなコンセプトタイヤです。

画像: ブリヂストンブースでは、ステッカーなど、ノベルティのプレゼントもありました! オートバイ女子部の面々も大満足! これがリアルイベントの醍醐味かも!

ブリヂストンブースでは、ステッカーなど、ノベルティのプレゼントもありました! オートバイ女子部の面々も大満足! これがリアルイベントの醍醐味かも!

用意されたタイヤは2000本!? パドックのサービスにもお邪魔しました!

各チームから持ち込まれたタイヤの交換などを担当するのがタイヤメーカーの「サービス」と呼ばれるスペース。パドック内にタイヤメーカーごとに設置されているのですが、そのブリヂストンブースにもお邪魔させて頂きました。
走行前のタイミングで伺ったときは、タイヤ交換に訪れるチームもほとんど無く、比較的静かな状況だったのですが、走行後のタイミングで伺った際には各チームが一斉にタイヤ交換を依頼すべく訪れ、交換を担当するスタッフの皆さんも大忙し!

なお、今回の鈴鹿8耐用に持ち込んだタイヤの本数は2000本で、その内ウェット(雨用タイヤ)が600から700本とのこと。とはいえ、全日本ロードレースでもJSB1000クラス用に1000本くらい持ち込むそうです。

ちなみに、鈴鹿8耐のレースウィークでは1チーム15本くらい使用するそうです。

画像: 株式会社ブリヂストンモータースポーツ企画・推進部モータースポーツオペレーション課の東雅雄 氏にお話を伺わせて頂きました! 東さんと言えば、WGP125時代の通算10勝など、その活躍をご存じの方も多いのでは。

株式会社ブリヂストンモータースポーツ企画・推進部モータースポーツオペレーション課の東雅雄 氏にお話を伺わせて頂きました! 東さんと言えば、WGP125時代の通算10勝など、その活躍をご存じの方も多いのでは。

画像: タイヤ交換で12人、エンジニア9人というメンバーで臨んだ8耐。年齢層は20代から40代までと幅広いそうです。

タイヤ交換で12人、エンジニア9人というメンバーで臨んだ8耐。年齢層は20代から40代までと幅広いそうです。

画像1: 用意されたタイヤは2000本!? パドックのサービスにもお邪魔しました!
画像2: 用意されたタイヤは2000本!? パドックのサービスにもお邪魔しました!
画像: 「外す」「組む」「エアー」「バランス」という一連の流れに費やす時間は1本につき約2分。とはいえ、皆さん早さよりも精度を上げた仕事を意識しているそうです。

「外す」「組む」「エアー」「バランス」という一連の流れに費やす時間は1本につき約2分。とはいえ、皆さん早さよりも精度を上げた仕事を意識しているそうです。

画像3: 用意されたタイヤは2000本!? パドックのサービスにもお邪魔しました!
画像4: 用意されたタイヤは2000本!? パドックのサービスにもお邪魔しました!

イベントスペースの「GPスクエア」では来場者を楽しませ、パドックでは大勢のスタッフで各チームをサポート! 今年の8耐は終わりましたが、これからは全日本ロードレースの後半戦に突入しますし、来年の鈴鹿8耐では前人未踏の17連覇もかかります。今後もブリヂストンに注目ですね!

写真/島村栄二

ブリヂストン モータースポーツ 公式サイト

This article is a sponsored article by
''.