モトクロスおよびエンデューロへの進出を宣言しているトライアンフから、続報。イギリスの電動バイクメーカーOSET Bikesを買収し、新世代のモーターサイクルライダー育成に力を入れるとのこと。

OSET Bikesは2004年に設立され、自社開発した電動モーターを搭載したバイクを世界中で販売。特に電動オフロードバイクの分野において、その先駆け的な存在となっていました。

画像: OSET Bikesの電動トライアルモデルは、日本の初心者向けのオフロードバイク施設「FOREST RIDER」にも導入されている

OSET Bikesの電動トライアルモデルは、日本の初心者向けのオフロードバイク施設「FOREST RIDER」にも導入されている

トライアンフCEOのNick Bloor氏は

「私たちは、OSET Bikesと協力する機会を得てとても感動しています。OSET Bikesは、長年にわたり子どもたちをモーターサイクルの世界に導いてきたダイナミックなブランドであり、遊びや競技に使える電動トライアルバイクの開発で最先端を走ってきました。

今後も2つのブランドはそれぞれ独立して活動していきますが、トライアンフとOSETは、若いライダーをオフロードライディングに駆り立てる最先端の新製品を双方の強みを生かして共同開発し、世界最高のモーターサイクルを製造していきます」

とコメント。

OSETブランドは、イアン・スミスが自分の息子であるオリバーのための電動オフロードバイクを作りたいと考えたことから始まっており、3歳以上のライダーに適したマシンを製造・販売してきました。トライアンフはその哲学でもある「For The Ride」に則り、次世代ライダーに必要な情熱と夢を育む出発点としてOSETに大きな期待を寄せていると発表しています。

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