オフロードバイクは、公道車といえどユーティリティよりもスポーツ性を優先して設計される。そのことが、我々オフロードバイクファンからしても、とてもとても素晴らしい評価につながるのだけれど、時にはユーティリティに溢れたロードバイクがうらやましくなってしまうことも。たとえばETCの車載器取り付けが最たるモノかもしれない。ちょっとした小箱だが、わりとあの車載器をしまいこむ場所がないのだ…。ETC助成期間もスタートしているいまこそつけたい…そこで…!

スマートなETC2.0車載器

画像: スマートなETC2.0車載器

ミツバサンコーワ
GPS搭載ETC2.0車載器 MSC-BE700S
25,850円(税込)

今回目星をつけたのが、こちらミツバサンコーワのGPS搭載ETC2.0車載器 MSC-BE700S。なにより、スリムなインジケーターでセロー250のようなミニマルなコクピットでも、わかりやすく装着できるだろう、と考えた。林道もがんがん走りたい我々にはうれしい20G対振、防水・防塵IP68というスペックで申し分なし。

セロー250の工具入れを活用し、マジックテープでマウントするアイデア

画像1: セロー250の工具入れを活用し、マジックテープでマウントするアイデア

愛知県岡崎市にある石原商店に、「どうにかスマートにETC車載器を搭載できませんか?」と悩みをぶつけてみた。なぜなら、石原商店は日本でも有数のラリーマシン作りにおける名手なのだ。ラリーマシンのキモのひとつは、ラリータワーとそれを操作するハンドル回り。

画像2: セロー250の工具入れを活用し、マジックテープでマウントするアイデア

こちらは、究極とも言えるダカールラリーのファクトリーマシンCRF450RALLY。右手左手につけられたスイッチの数々を駆使して、中央のマップケースとラリーメーターを巧みに操作するのだが、この複雑な配線はラリー屋の熟練の技あってのもの。スペースを究極にそぎ落としたマシンに、複雑な電装系を組むなら、ラリー屋こそうってつけ、というわけである。

ただし、ETC車載器は二輪の場合セットアップ店でしか取り付けとセットアップは不可。今回は、石原商店さんにはアイデアを協力いただき、べつのセットアップ店にて取り付けをしていることをご承知いただきたい。

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