いつの時代も僕らバイクカスタムファンの心をぐっと掴んで離さない“ボアアップ”。Off1.jp編集部でもハンターカブを所有しているので、この魅惑のパーツ、実は気になっていたり…。そこで、今回はスペシャルパーツ武川さんにお邪魔させていただき、181ccにボアアップされたハンターカブを試乗してきたときのお話。今回は、それに付属するFIコンがカプラーオンで簡単取り付けになったそうな。

スペシャルパーツ武川
Sステージαボアアップキット181cc
価格:¥116,000(税込)
対象車両:CT125

セットにはボアアップに必要な物が全部入っているので、初めてボアアップをする方もこれを買っておけば間違いナシです。SPタケガワさんでは、基本的に公道登録を推奨していません。あくまでこちら、公道以外での使用を想定したモノ。それにしても、意外と安くないですか?

画像8: 別物の、バイク。でも、純正のような安心感
画像9: 別物の、バイク。でも、純正のような安心感

シリンダーは耐久性、気密性、放熱性に優れたオールアルミ製で、内部はセラミックメッキ。ボアアップして増える熱量などに曝されるため、純正よりも耐久性を向上させる狙いがあります。ピストンはハイオクガソリン仕様で圧縮比は11.0:1。

ノーマルシリンダーヘッドの性能を最大限引き出すハイカム。最適なプロファイルにより出力性能を向上させます。

ボアアップをすると、セッティングがずれてしまうため、インジェクションコントローラーが必要になります。この中にはタケガワ独自のセッティングデータが複数入っていて、パソコンまたはスマートフォンで手軽に変更できます(噴射時間:増量最大5000μs、減量最大7500μs)。こちらのFICONが、今回の再登場版ではスタンダードにそのままカプラーオン出来るようになっちゃいました。

また、エンジン回転数、エンジン温度、スロットル開度、インジェクター開閉率をモニタリングで確認できる機能も搭載しており、セッティングの際に便利。
※使用にはソフトまたはアプリが必要になります

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