3月14日の開幕戦CGC奈良から7ヶ月が空き、10月17日にG-NETの第2戦となるブラックバレー広島が開催された。日高ロックスが中止となったことで大会数の減少が危惧されたG-NETだったが、日野の後に特別選抜戦・四国が開催されることで全4戦をキープ。有効ポイント制にてシリーズチャンピオンが決定される。
![画像1: 雨のブラックバレーで4強が覇権を争う、激下り攻略が勝負を分けた。G-NET第2戦](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/10/21/38ce538550abaa28c146dceafdff2eaf9bb218fc_xlarge.jpg)
会場となったのは広島県ホワイトバレー松原。JECの地方戦にもなっているビギナーズエンデューロが開催されるスキー場として、西日本のオフロードライダーを中心に親しまれている。しかしこのブラックバレーはハードエンデューロ。もちろん普段は使われていない難セクションが開拓され、昨年よりもグッと増えた175台のエントラントを迎えた。
コースは概ね去年の逆回りで組まれており、下見を終えたライダーたちは口を揃えて「下りが難しい」と口にした。
![画像2: 雨のブラックバレーで4強が覇権を争う、激下り攻略が勝負を分けた。G-NET第2戦](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/10/21/04b018e8116f38071c59bc00bef481c152df1bd3_xlarge.jpg)
コース開拓やマーシャルを担当したのは伝説の「美和マウンテンエンデューロ」そして「琴引マウンテンエンデューロ」を生んだスタッフ陣。MITANI motor sportsの三谷氏も参加していた。
![画像3: 雨のブラックバレーで4強が覇権を争う、激下り攻略が勝負を分けた。G-NET第2戦](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/10/21/f67de72b4dc9c3d3734635ba41d0b67e8d31e7eb_xlarge.jpg)
当日の天気は雨。レース中に一度勢いは弱まったものの、レース終盤でまた勢いを増し、コースコンディションがめまぐるしく変わる難しいレースとなった。
175台がゼッケン順に並び、スタートはG-NET黒ゼッケンが先頭になり、そこから数秒間隔で順次スタート。
![画像4: 雨のブラックバレーで4強が覇権を争う、激下り攻略が勝負を分けた。G-NET第2戦](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2021/10/21/b767764b622e55ba9da089ef095418b57c47198c_xlarge.jpg)
第1セクションとなった「新おもてなし」では早くもハードエンデューロの洗礼が始まった。