画像3: 失敗が許されない1トライの呪縛

COMP-AからAAクラスに昇格した保坂修一は、新生GASGASとして参戦。モトクロスIAがひしめくAAクラスで5位、総合5位をマークし、その存在感を知らしめた。
「今回苦手なセクションは特に無く、タイヤや丸太も気にならなかったです。練習の時にステアや二度ぶかしをやっていたので、それが効いたのかなと思います。今年はJEC、JNCCどちらもフル参戦予定なので、次のJEC広島に向けて切り替えていきます」保坂は今年から生活の拠点を大阪に移し、ビバーク大阪でスタッフとして働きながらレースに挑戦している。

画像4: 失敗が許されない1トライの呪縛

COMP-Aクラスでは飯塚翼がスタートからトップに立ち続け、順位を落とすこと無く1位でフィニッシュ。4月から社会人となる飯塚は、学生としての最後のレースに有終の美を飾った。
「今年でシェルコに乗って3年目なのですが、なかなかJNCCで勝つことができず悔しい思いをしてきました。でも、今年やっとクラス1位になれましたし、初めて総合でも1桁に入れたので本当に嬉しいです」

画像5: 失敗が許されない1トライの呪縛

COMP-RからBに昇格した酢崎友哉はクラス唯一の14周で1位となった。総合リザルトでは上位にAAライダーがひしめく中で16位につけ、AAライダーにとっても新たな脅威として存在を知らしめた。
「レースの始まりと終わりで路面コンディションがかなり違ったので走りづらく、雨で流れて浮き出てた石やギャップが酷く、すぐ腕上がりしてしまいました。1周目はラインがまだできてない所が多く、どこを走るか迷う事が多かったんですが、周回を重ねる毎にラインが見え、ペースもあげやすかったです」

画像6: 失敗が許されない1トライの呪縛

今回から新たにIMXクラスが新設され、川上龍司が1位をマーク。川上は2位に2周差をつけ、堂々の走りを見せつけた。
「去年初めてJNCCに出た時は、総合3位の成績で嬉しかったのですが、その時の走りがうまくいきすぎた分、今回はちょっと緊張してしまって1周目はかなり転んでしまいました。それでもクラス優勝できて一安心しています。またスポット参戦を考えているのでその時はもっと上を目指します」

画像7: 失敗が許されない1トライの呪縛

COMP-RはJNCC初出場の高橋吟が1位となった。高橋は去年よりCGCやG-NETに参戦していたが、練習仲間でCOMP-Bを走る田上拓の影響を受け興味を持ち、今回の参加に至ったという。
「最終周にガス欠の恐れがあったのですが、あと1周行ける! と思って無理をしたら案の定ガス欠してしまい、めちゃくちゃ焦りました。そんなトラブルもありましたがこの順位を取れたので満足しています。次回は早めに給油するように心がけます」

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