エンデューロにしろモトクロスにしろ、もはやレーサーでは常識となったテーパーバー。これはクランプ部を太くしてハンドルの剛性を確保、ハンドルに適切な"しなり"を持たせるというアイテムなのですが、今回、スプロケットで知られるISAからまったく新しいテーパーバーが登場しました。
グリップ部の内側もテーパー!
ISA
TAKE YOUR MARKS
¥17,000(税抜)
品番 | 先端部肉厚 | W | A | B | C | 迎角 |
---|---|---|---|---|---|---|
ISA 01 YZ-Fノーマル | 2.5 | 830 | 94.2 | 63.2 | 45.5 | 15.5° |
ISA 02 YZ-Fノーマル | 3.0 | 830 | 94.2 | 63.2 | 45.5 | 15.5° |
ISA 03 CRF-R, KX | 2.5 | 830 | 98.9 | 62.9 | 41.3 | 15.5° |
ISA 04 CRF-R, KX | 3.0 | 830 | 98.9 | 62.9 | 41.3 | 15.5° |
ISA 05 KTM, RM-Z | 2.5 | 830 | 91.5 | 71.3 | 33.6 | 16.2° |
ISA 06 KTM, RM-Z | 3.0 | 830 | 91.5 | 71.3 | 33.6 | 16.2° |
世界初の技術でさらなる振動抑制を実現
内外テーパーとは文字通り、ハンドルの外側だけでなく、目に見えない内側もテーパー形状になっていることからつけられた名称。既存のテーパーバー以上の程よい"しなり"を実現し、さらにライダーに伝わる微振動を減らすことで長時間のライディングでも疲労を軽減します。
一般的にテーパーハンドルの肉厚は4〜5mmに設定されていますが、このハンドルバーはクランプ部は4mm、グリップ部分からテーパー状に肉厚を落としていき、バーエンドでは3mmまたは2.5mmとなっています。
もちろん落とした肉の分、軽量化にも寄与。ISAでは十分すぎる耐久テストを実施しているため、折れやすくなったりしていることもないとのこと。このハンドルバーは近い将来、オフロードバイクの新常識になるかもしれませんね。