今、ハードエンデューロというジャンルはかつてないほど陽の目を見ていると言ってもいいだろう。クロスカントリーやオンタイムエンデューロのウラで、コアなファンに支えられ脈々と続いてきたハードエンデューロが、CGCやクロスミッションといった、若者の心を捉えたイベントの台頭により、表舞台に出てきた、と言ってもいいかも知れない。その影響は、頂点にある全日本ハードエンデューロ選手権「G-NET」にも及んでいる。今この時代に、絶対王者ロッシから、チャンピオンの座が移ったことは、日本中で着々と育ちつつある20〜30代の若手ライダーたちの時代が始まることを予感させるものだった。
画像5: 黒ゼッケンの半分が入れ替え!? 広島の影響が色濃く残る大波乱

僕は普段あまりやらないのだけれど、今回はとある女性ライダーをピックアップしたい。ソフトウーマンクラスで優勝したナツメちゃんだ。実は土曜日のミディアムクラスにもエントリーしており、なんとなんと、クラスを超えて総合5位に入ったほどの実力者なのだ。

画像6: 黒ゼッケンの半分が入れ替え!? 広島の影響が色濃く残る大波乱

「いつも一緒に練習してくれているG-NETライダーの人たちのおかげです」と語る。実は彼女は現役の女子大生。JNCCやCGCにも積極的にエントリーする、いま最も熱いレディースエンデューロライダーと言っても過言ではない。

画像7: 黒ゼッケンの半分が入れ替え!? 広島の影響が色濃く残る大波乱

先日のシコクベルグには愛知から愛媛まで単身、自転車で観戦に行くほどの情熱の持ち主。近い未来、日本のエンデューロレディースの頂点に君臨してもおかしくない逸材だ。

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