ちょっと間が空いちゃいましたが、前編https://www.autoby.jp/_ct/17338836でお知らせした「これだけ揃えよう」、続編です。
その①で、まずはテント選びをお知らせしたので、次はその次、テントの中身、アウトドアの暮らし用品です。引っ越しで言うところのインテリアですね。ツーリングキャンプといはいえ生活ですから「衣食住」も「食う寝る遊ぶ」も大事。日常とあまりにもかけ離れちゃうと、長続きしなくなっちゃいますからね。

まずは寝るところ!シュラフは睡眠に大事なアイテム

野外生活で大事なことと心配なことは、夜寝られる?ってこと。私も初めてのキャンプの時は「うはぁ、野外で木々がカサカサ鳴ってるだけで寝らんねぇ」と思いつつスッカリ寝ちゃったんですが、寝床をしっかり確保するのは大事なこと。行きの疲れもとれるし、帰りの活力も蓄えとかないとね。

キャンプで寝るものといえば寝袋、スリーピングバッグとも言われるシュラフです。これ、カタログなんか見ると、マミー型/封筒型がありますね。それに中綿が化繊ものとダウンもの。選び方としては…これ、好き好きです(笑)。
形状でいえば、封筒型が普通の布団っぽくて、マミー型は体をくるむみたいなヤツ。これ、収納性の良さはマミー型で、封筒型はもう少しかさばるかな。キャンプツアラーはマミー型をくるっとまとめて収納袋に、ってパターンが多いみたい。
中綿も好みでしょう。ダウンはナニダウンなのかによって違いはあるけれど、ダウン=高い、軽い、あったかい、化繊=安い、ちょっと重くてダウンほどコンパクトにならない、って違いかな。

画像: ナカムラが使用してる「そのへんで買ったシュラフ」例w ディスカウントストアで3000円くらい、でも10年は持ってます

ナカムラが使用してる「そのへんで買ったシュラフ」例w ディスカウントストアで3000円くらい、でも10年は持ってます

画像: 辻本さんが使ってるLOGOSアルトラコンパクトアリーバ-6 1万7500円

辻本さんが使ってるLOGOSアルトラコンパクトアリーバ-6 1万7500円

さらにシュラフって、「下限温度」ってのが表示されていることが多いです。文字通り、環境に応じてシュラフ使い分けよう、ってことなんだと思いますが、これが-15℃なんて対応モデルもありますが、その分お値段も高い! ちなみに、対応気温は、カタログスペックより多めに見積もって、気温0℃のキャンプ地なら-5℃対応くらいを目安にしとくといいですね。
値段も10万円近いものから、おなじみネットで買う2000円台のものまでありますが、雪中行軍ならまだしも、バイクで走っていくツーリングでのシュラフなんだから、そんなに寒いトコ走らない前提での低予算もの、それで寒かったらインナーシュラフを使う、って手も有効です。私の友人に、3000円のシュラフ2枚使い、って猛者もいますから。

画像: インナーシュラフは専用のものを持ってなくても、うすーい毛布でいいんです♪

インナーシュラフは専用のものを持ってなくても、うすーい毛布でいいんです♪

「オレは寝間着を少しもこもこモノにして靴下履いて、インナーシュラフ使こてるよ。寒かったら貼るカイロ使こたらええ」と辻本さん。辻本さんが使っているのは、LOGOSの-6℃仕様、アルトラコンパクトアリーバ-6(1万7500円)です。ナカムラのはいつ買ったかもわからない、編集部で仮眠するために買ったディスカウントストアの3000円ものです。もちろん、今の時期はふたりともフリース毛布っぽいインナーシュラフを使ってます。ナカムラ、まだ凍えてはおりませんw

シュラフとマットはセットで揃えよう^^

さらにテント内には、地面ダイレクトでぼこぼこしてることが多いから、まずはテントに敷くグラウンドシート、その上にマット、って使い方が多いです。グランドシートで、地面からの冷気をシャットアウト、マットは寝っ転がった時の快適性を上げるために必要なものですね。マットなしで寝っ転がると、秋冬には寒くて寝っ転がれないほど冷たい! 布団だって、掛布団と敷布団あるでしょ。シュラフが掛布団で、マットは敷布団ですね。

これも大きく分けると発泡マット/エアマットの2種類かな。発泡マットは、駐車中のクルマでも使う日よけの「銀マット」みたいなやつ。ウレタン丸めたやつに、断熱の銀シートが貼ってあるようなタイプ。これ、スポーツ用品店ではヨガマット+ヨガマット収納袋って、いかにもキャンプツーリング向けに売ってたりしますが、ちょっと薄いのね。

画像: ネットで売ってるようなインフレータ式マット ナカムラの安物は2回使ったら縫い目が破れましたよ

ネットで売ってるようなインフレータ式マット ナカムラの安物は2回使ったら縫い目が破れましたよ

画像: 辻本さん使用のLOGOSマットは高密弾力55セルフインフレート 7500円です

辻本さん使用のLOGOSマットは高密弾力55セルフインフレート 7500円です

エアマットは、文字通り空気層のあるマットで、インフレータ(バルブ開けると大気圧と同じくらい空気が入る)とか、自分でぷーぷー空気入れるタイプもあります。こっちの方が軽量で厚みがあって、収納も楽、ってことあるかもしれませんね。
ちなみに上級者はコットっていう、地面からすこーしだけ高いところに寝床が来るアウトドアベッドがあるんですが、コレ今、わたし狙ってるんですよね(笑)。キャンプとは言え、睡眠は大事ですから、収納性の高い、ツーリング用コット、どっかにありませんかね。

画像: これで左右幅70cmくらいに収まってます

これで左右幅70cmくらいに収まってます

画像: サドルバッグやサイドケース付きだと横幅ができて荷物がまっすぐ積めます これだけでかっこええ

サドルバッグやサイドケース付きだと横幅ができて荷物がまっすぐ積めます これだけでかっこええ

テント、マットとなると、積載性も重要で、シュラフはまぁ、バッグに入れられるのも多いけれど、マットはクルクルっと丸めて縛り付けるから、収納性が重要。
これ、丸めたときの長辺サイズが70cmくらいを目安にするといいいですね。これ、バイクに乗っている時の最大幅というか、ミラー幅、ライディング時の両ひじ幅以内にまとめるのがいい、ってことで、あとは積むバイクによって変わってきますね。一番いいのは、辻本さんや岩城さんみたいに「クルーザー+サイドケース」で、積載に向かないのはオフロードバイクかな。
キャンプツーリングやりたいって人は、リアシート幅があったほうがいいから、バイク選びから変ってきちゃうよね。
次回はいつか、生活用品をご案内してみますか^^

写真/松川 忍 文責/中村浩史

This article is a sponsored article by
''.