いよいよ今週末に迫ったレースを前に、2019年11月6日、招聘ライダーが都庁を訪れ、小池都知事を表敬訪問しました。
Sanna Karkkainen選手はフィンランド人の女性エンデューロライダーであり、フィンランド国内ではエンデューロとモトクロスの両方の分野で活躍中。2018年にはENDURO EUROPEAN CHAMPIONSHIPのWOMEN'SクラスにてEMゴールドを獲得。さらにFIM WOMEN'S ENDURO WORLD CUPにてEMゴールドを獲得したことで世界チャンピオンに輝きました。
また、Helder Rodrigues選手は1999年に初めてポルトガルのエンデューロ国内選手権でチャンピオンに輝き、同年のヨーロッパエンデューロ選手権250ccクラスで2位を獲得。現在日本からもトロフィーチームが参戦しているISDEでもゴールドメダルを獲得しています。その後、ポルトガル国内のエンデューロ選手権を7回制しただけでなく、世界エンデューロ選手権でも年間トップ10に食い込む活躍をしています。2011年、2012年にはダカールラリーで3位に入る活躍をしている世界のトップライダーです。
こちらはもはや説明も不要のお二人。黒山選手は全日本トライアル選手権で常にチャンピオンを争うトップライダーであり、トライアル・デ・ナシオンで日本チームを世界2位に導いた一人。そして小島選手は2015年に全日本モトクロス選手権において最高峰のIA1クラスでチャンピオンを獲得。今年はプライベーターにしてIA1ランキング4位を獲得しています。
小池都知事がライダー一人一人に戦績と出場している大会などを質問し、言葉を交わしました。
小池都知事
「WERIDE三宅島エンデューロレース、2回にわたって私、旗を振らせていただきました。非常に三宅島の自然をうまく生かした大変スリリングでダイナミックなレースで、私も堪能させていただきました。そしてまた自然と戦う、マシンを自由に扱うみなさんがとてもクールだ、と記憶しております。
そして今回も、特に10周年ということで私も楽しみにしておりましたが、どうしても伺えず、メッセージを贈らせていただきます。それから三宅島は今回も台風で大変な影響があったかと思います。一方で今日いただきました贈呈品のレモンやお茶など、自然の太陽の恵と言いましょうか。このように自然に恵まれた三宅島がこれからも発展されますように。
観光として若い人たちがエンデューロレースを楽しんでいただければと思います。エンデューロレースが成功しますように。お天気はたぶん大丈夫だと思いますよ。ぜひ憧れの三宅島のエンデューロレース、世界からもバイクの愛好家の方達が集うように期待しております。これからもますます発展されるかと思います。応援しております」
今回の訪問には、ヨーロッパ発のオフロードマガジンであり、スペインで最もメジャーな雑誌MOTO verdeの記者も同行しており、海外でも大きな話題になることが期待されています。