レースパドックでピックアップトラックを見かける比率は、バンに比べれば低いものの珍しくはない。しかし、いすゞのピックアップとなればどうだろうか。今年8年ぶりにフルモデルチェンジを果たした「D-MAX」をご紹介。
いすゞ
D-MAX
ラインナップ:Regular Cab(シングルキャブ)、Space Cab(エクステンドキャブ)、Crew Cab(ダブルキャブ)(4×4)
項目 | Crew Cab Hi-Ride 4×2 |
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全長(mm)リヤバンパー込 | 5,265 |
全幅(mm) | 1,870 |
全高(mm) | 1,790 |
ホイールベース(mm) | 3,125 |
トレッド(前/後)(mm) | 1,570 |
最小回転半径(m) | 6.1 |
タイヤ | 265/60R18 |
排気量(cc) | 2,999 |
出力(kW/rpm) | 140/3,600 |
トルク(Nm/rpm) | 450/1,600-2,600 |
トランスミッション | MVL 6MT |
空車重量(kg) | 1,890 |
CO2排出量(g) | 181 |
D-MAXはいすゞがタイをはじめとする海外向けに展開するピックアップトラックで、最大積載量は1トン。タイ国内では、2019年度モストポピュラーピックアップ、最優秀省燃費ピックアップ、ベストライフピックアップを受賞している。今回のフルモデルチェンジでは、排気量3.0リットルの改良エンジンや一新した内外装のほか、サスペンション、ブレーキ、ステアリングなど各所がアップデート。特にプレデターを思わせるような猛々しいフロントデザインは、注目を集められること請け合い。電装品には、キーレスエントリーやオートライト、パークディスタンスコントロールなどが充実している。
いすゞは、2002年に日本国内の乗用車販売から完全に撤退し、今回も国内販売の報は残念ながら無い。D-MAXはその切り替わり時から発売された車種だが、トヨタ ハイラックスのように復活した例を見ると、国内市販化の夢を見ずにはいられない。