強いトマックが帰ってきた!
ここデイトナの450SX、スターティンググリッドにはなんと、S・マケラスが並びました。マシンは250SX-F。現在、250SX Westでランキング3位のマケラスは予選を8位で通過し、排気量の小さいマシンで決勝レースへの出場権を勝ち取りました。
ホールショットはウェブ。そのウェブとランキング争いを繰り広げているロクスンが2コーナー先でチームメイトのC・シーリーと共に転倒。B・バゲット、E・トマック、ウェブ、J・サバッチー、M・ムスキャン。その後ろにはZ・オズボーン。
バゲットがレースをリードする展開、後ろにはムスキャン、トマックが続き、三つ巴のバトルが勃発。バトルを制して抜け出したのはトマック。
予選トップタイムのトマックは先頭に立つと後ろを引き離しにかかりました。そんな中、ほぼ最後尾からスタートとなったロクスンが10位まで追い上げてきています。
ムスキャンがフープスでコースアウトし、ウェブが2位浮上。トマック追撃を開始しましたが、トマックとの差は5秒以上。トマックはさらに9秒差まで引き離し、最後は余裕を持ってトップチェッカー。今シーズン3勝目をあげました。続いてウェブ、ムスキャン、バゲット。ロクスンは8位フィニッシュ。250ccのマシンで出場したマケラスは12位フィニッシュ。
1 | C・ウェブ(KTM) | 222pt |
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2 | E・トマック(KAWASAKI) | 203pt |
3 | M・ムスキャン(KTM) | 203pt |
4 | K・ロクスン(HONDA) | 201pt |
5 | B・バゲット(KTM) | 161pt |
ウェブが完全に頭一つ飛び出したランキング。トマック、ムスキャン、ロクスンがウェブを射程範囲内に捉えつつも2位争いを展開しています。そしてここ数戦安定して上位に入っているバゲットが5位に浮上。
まさに、無敵。フォークナーが4勝目
ホールショットはやはりA・フォークナー。しかし今大会はそのまま独走にはならず、ピータース、フォークナー、クーパー、セクストンの順位でレースは進みました。
中盤にピータースが大きくペースダウン。フォークナーがフープスで並び、その後のリズムセクションで完全に前にでると、そのままリードを広げていきました。2位にはセクストンが上がってきた。
フォークナーそのままトップチェッカー。続いてセクストン、クーパー、オールデンバーグの順。
1 | A・フォークナー(KAWASAKI) | 125pt |
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2 | J・クーパー(YAMAHA) | 102pt |
3 | C・セクストン(HONDA) | 102pt |
4 | A・マーティン(SUZUKI) | 78pt |
5 | M・ダバロス(KAWASAKI) | 71pt |