AMAスーパークロス第2戦グレンデール、450SX、250SXともに第1戦とは勝者が変わり、レース内容も含めて見応えたっぷりのレースに。さらに今大会はスーパークロス フューチャーズも併催!

ロクスン vs アンダーソンから始まった450SX、勝者は⁉︎

画像1: ロクスン vs アンダーソンから始まった450SX、勝者は⁉︎

最高峰の450SX、スタートでホールショットを獲ったのはHondaのK・ロクスン。後ろにHUSQVARNAのJ・アンダーソンとKTMのM・ムスキャンを従え、独走体制を築こうというまさにその時、M・スチュワートがクラッシュ。搬送のための赤旗でレースは一時中断。

画像2: ロクスン vs アンダーソンから始まった450SX、勝者は⁉︎

中断時の順位でスタート地点にバイクを並べ、再スタートすると、アンダーソンがロクスンに猛アタックを開始。フープスの先のコーナーで思い切ったパッシングを仕掛け、ロクスンをパス。アンダーソンにラインを塞がれる形になったロクスンは転倒し、順位を4位まで下げてしまう。

画像3: ロクスン vs アンダーソンから始まった450SX、勝者は⁉︎

そのままアンダーソンが逃げ切るかと思いきや、KTMのB・バゲットがみるみる間に追いつき、トップに浮上。450SX初優勝を飾った。バゲットはカリフォルニア出身の26歳。KTMのサテライト的な位置付けのRocky Mountain ATV/MC/KTM/WPSに所属するライダー。2012年のMOTOCROSS Litesのチャンピオンだ。2018年は5回、450SXクラスで3位表彰台を獲得しており、年間ランキングではトマックに次いで4位に入っている実力者だ。

開幕戦優勝のYAMAHA J・バーシアは6位チェッカー。しかし、ポイントリーダーになったのは開幕戦2位、今回3位のK・ロクスン。

画像4: ロクスン vs アンダーソンから始まった450SX、勝者は⁉︎

昨年のチャンピオン・アンダーソンの復調は嬉しいですが、気になるのはバゲットにパスされ、ロクスン、E・トマックに抜かれ5位に甘んじたムスキャン。そして実力はピカイチとされながらこれまでプレッシャーや運に見放されチャンピオンを逃してきたトマック。まだまだシーズンは始まったばかり、これからの復調を期待したいですね。

シアンサルーロがパーフェクトウィン、250SXウエスト

画像1: シアンサルーロがパーフェクトウィン、250SXウエスト

250SXでは開幕戦スタート1コーナーでコースアウトしてしまったKAWASAKIのA・シアンサルーロが今大会はキレイにホールショット。危なげない安定したライディングでそのまま逃げ切り、後続に10秒以上の差をつけて、一度も前を譲らない完全勝利。

画像2: シアンサルーロがパーフェクトウィン、250SXウエスト

なお、2位には開幕戦で初優勝を果たしたYAMAHAのC・ニコルスが入った。スタートで少し出遅れたが、徐々に順位をあげ、中盤でKTMのS・マケラスをパスして2位に浮上した走りは、開幕戦の優勝が偶然ではなく実力であることを証明するのに十分なもの。第2戦を終えてポイントリーダーへ。

我らが下田丈がSUPERCROSS FUTURESで活躍

今年から新しく始まったSUPERCROSS FUTURESは、スーパークロスの本戦が終わった後に同会場で開催されるスーパークロスデビューを目指すキッズ、ジュニア、そしてデビュー目前の若きライダーたちへ向けたプログラム。

その初戦となった今大会には26のクラスに延べ779台のエントリーが集まった。その中にはスーパークロスデビューを目指してアメリカで修行中の日本人、下田丈の名前も。

画像: 我らが下田丈がSUPERCROSS FUTURESで活躍

下田は250 SX フューチャーズクラスと、OPEN Aクラスの2つに出場。フューチャーズクラスで4位、OPEN Aクラスではホールショットからトップを走っていたものの、4周目にフューチャーズクラスでも優勝しているKTMのP・ブラウンにパスされ、2位チェッカー。

SUPERCROSS FUTURESはAMAスーパークロスと併催する形で8戦、そして10月にラスベガスで行われる最終戦と合わせて全9戦が開催される。次戦はさっそく来週、1月20日のアナハイム2だ。

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