オートバイツーリングは、アウトドアとなかなか切り離したくないもの。特にOff1.jp読者なら、オフロードを駆け抜けたその先にある、最高のフィールドで野営したいもの…ですよね。ただ、アウトドア用のテントは、バイク用ではありません。もちろん、アウトドア用テントでも事足りるのですが、それ以上にバイクとの親和性を高め、なおかつ製造はテンマクデザインという「折り紙付き」のツーリングテントが「TenGer」。
こちら「TenGer」は、瞬く間に野営フリークに評判になり、このたび新しくスタンダードとしてほぼ半額の「TenGer STANDARD」が発売されたわけです。
持ち運びコンパクトでバイクへの積載も便利
ツーリングテントで気になるポイント1。収納時のコンパクトさ。TenGerは収納時のサイズが45×16(直径)cmで、ほとんどのバイクに安定した積載が可能です。
内容物はインナー、フライ、フレーム一式、ペグ、張り綱、収納袋。キャノピーポールを使って跳ね上げることで簡易タープを張り、快適空間を作り上げることができます(キャノピーポールは付属していません)。
快適で、広々とした室内と前室。着替えもラクラクな天井高が魅力
組み立て時の大きさは全長310×幅225×前室高さ150cm、前室奥行き120cm、後室奥行き50cm。この室内高の高さが、着替えを快適にしたい女性陣のニーズをがっちりつかんでいるようです。
前室の片サイドだけを開けて使うこともでき、前室の中にはブーツや椅子なども十分に置くことができるスペースがあります。タープはバイクに張れば、広々とした空間にも変身。
室内も広々。ヘルメットやバッグを入れても一人なら快適に過ごすことができます。
天気の良い日には前室フライシートをくるくると丸めて収納することで星空を眺めながら眠ることもできそうです。
nomadica×tent-Mark DESIGNS
テンゲルスタンダード
¥19,800(税抜)
インナーサイズ:220×140×128(h)cm
重量:約3,921g
モンゴルでのキャンプツーリング経験から生まれた
ノマディカ代表の小林夕里子さんはモーターサイクルやアウトドア、ライフスタイルなどで活躍するエッセイスト。日本中を旅し、モンゴルでのキャンプツーリングでの感動を元に「アクティブ&ナチュラル」をテーマにノマディカを設立。監修を務める北軽井沢のアウトドアフィールド「アースマイルビレッジ」、そしてそのアースマイルビレッジでおこなわれる「ノマパ」は毎年大人気。