量産初のハイブリッドがついに発売決定!
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パールダークナイトブルー
東京モーターショーで参考出品され、市販化が明言されてきた
「PCXハイブリッド」がついに正式に発売されることになりました!
量産二輪車として初のハイブリッドシステムを採用し、燃費向上だけでなく
モーターによるアシスト機構も追加して、動力性能の向上も図った
驚異の最先端モデルです! まずはそのメカニズムをじっくり見ていきましょう!
じっくり見せます!ハイブリッドメカニズム
![画像1: じっくり見せます!ハイブリッドメカニズム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2018/07/06/8d3d2566600c7b3f03c18e3c24fbbb79670cfa41_xlarge.jpg)
これはPCXハイブリッドのシステムイメージ図。
エンジンの始動とアシストは、高出力型の48V系リチウムイオンバッテリーを
エネルギー源に、アシスト制御やバッテリー監視機能などを持つ
「パワードライブユニット(PDU)」を介し、駆動アシストの機能を追加した
ACGスターターが行いますが、このACGスターターに駆動アシスト機能を追加。
エンジンへのモーターによるアシストを行うことで、125ccスクーターの枠を超えた
機敏なスロットルレスポンスと高い動力性能を実現しています。
![画像2: じっくり見せます!ハイブリッドメカニズム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2018/07/06/ed9a36bc206ae213a19e51ee32396e7c6acd1b4a_xlarge.jpg)
フロントカウルに内蔵されるこれがパワードライブユニット(PDU)。
イグニッション、PGM-FI、モーターアシスト、充電、そして
走行モードの制御をつかさどる重要パーツです。
走行モードは、快適な走行と適度なアシストを両立し低燃費に寄与する
「Dモード」と、アシストを強めてよりスポーツ性を高めた「Sモード」の
2つを設定しています。
![画像3: じっくり見せます!ハイブリッドメカニズム](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2018/07/06/7fed81da46bc1f3aca7c0ca59aa819d6f8d317ae_xlarge.jpg)
エンジンはスタンダードと同様の124cc「eSP」ユニット。
アイドリングストップ機構も付いています。このハイブリッドはACGスターターを
アシストモーターとして利用。12PSのエンジンに1.9PSのパワーを加え、
3000rpm時に0.44kg-mのトルクも上乗せしています。
ACGスターターによるアシストは、スロットル操作にともなうアシスト開始から、
約4秒間作動。アシストはスロットル開度に合せたセッティングとして、
PCXと同等の扱いやすさを維持しながら、モーターならではの強力なダッシュも実現。
先程説明した「Sモード」での走りは、もう125ccクラスの域を超えたもの。
どんな走りを見せるのか、今から非常に楽しみです!
高い実用性もそのままで、お値段43万2000円!
![画像1: 高い実用性もそのままで、お値段43万2000円!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2018/07/06/2a92700923be216ee6dc3d0de2ad0f8a06145b37_xlarge.jpg)
![画像2: 高い実用性もそのままで、お値段43万2000円!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2018/07/06/904eb0e380b9589b217dbdd920ac0d69513098c3_xlarge.jpg)
エネルギー源となる、高出力型の48V系リチウムイオンバッテリーを
トランク後方にマウントするため、トランクスペースこそ
23リットル容量となりますが、それでもフルフェイスヘルメットなら
1個収納が可能。基本装備はスタンダード同様で、スマートキーも標準。
使い勝手は便利なPCXのままです。
![画像3: 高い実用性もそのままで、お値段43万2000円!](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2018/07/06/2997aaa442daf1da60977f557768b961a2f149f4_xlarge.jpg)
メーターデザインは基本的にPCXと同様ですが、
モード表示、エンジンへのアシストレベルやリチウムイオンバッテリーへの
チャージレベル、リチウムイオンバッテリーの残量計なども表示。
車両状況をひと目で把握できるようになっています。
これでお値段は43万2000円。ベースのPCXからは9万円近いアップですが、
125には設定されていなかったABSが標準装備されていることも考えると、
この内容ならもはやバーゲンプライスと言っても過言ではないでしょう。
ライバルのさらに一歩先を行く最先端スクーター、PCXハイブリッドは
9月14日発売。首を長くして待ちましょう!
主要諸元
全長×全幅×全高 1925×745×1105mm
ホイールベース 1315mm
最低地上高 137mm
シート高 764mm
車両重量 135kg
エンジン形式 水冷4ストOHC2バルブ単気筒
電動機種類 交流同期電動機
総排気量 124cc
ボア×ストローク 52.4×57.9mm
圧縮比 11.0
最高出力(エンジン) 12PS/8500rpm
(モーター) 1.9PS/3000rpm
最大トルク(エンジン) 1.2kg-m/5000rpm
(モーター) 0.44kg-m/3000rpm
燃料供給方式 PGM-FI
燃料タンク容量 8L
変速機形式 Vベルト無段変速
ブレーキ形式 前・後 φ220mmディスク・ドラム
タイヤサイズ 前・後 100/80-14・120/70-14