忙しい人のために週末のレース情報などをまとめて知ることができるLAST WEEK information。先週末には全日本モトクロスと全日本エンデューロが同時に開催され、リザルトを追うのに忙しかった人も多いですよね。
成田VS小方 IA1のバトルが熱い全日本モトクロス第4戦
広島県世羅グリーンパーク弘楽園では全日本モトクロス第4戦が開催。
予選ではKAWASAKIの小方誠がトップタイム。YAMAHAの岡野聖が続き、成田亮は5番手。しかしレースが始まるとやっぱり強い成田。ヒート1は成田、小方、山本鯨が表彰台を獲得。成田と小方の差は0.796秒という接戦。ヒート2では小方、成田、山本の順。総合ではヒート2を制した小方が優勝となった。
【全日本モトクロス選手権第4戦・中国大会】A1クラス、ヒート2はカワサキチームグリーン #2 小方誠選手が激しいトップ争いを制して1位でチェッカーを受け、2-1で総合優勝を獲得しました。♯331新井宏彰選手は4-5で総合4位。皆様の熱い応援、ありがとうございました! pic.twitter.com/f2vWJizDqY
— カワサキモータースジャパン (@Kawasaki_JPN) 2018年5月27日
IA2はMXGPから戻ってきたHRCの能塚智寛と古賀太基のHONDA対決の様相を呈している。今大会ではヒート1で能塚がトップ、古賀が2着。ヒート2ではマシントラブルか能塚が7周目で戦線を離脱、古賀がぶっちぎりで総合優勝を手にした。
レディスクラスでは昨年のチャンピオン竹内優菜が今季初優勝。畑尾樹璃が2位、川井麻央が3位に入り、T.E.SPORTの好調が続く。
釘村VS鈴木 世代交代をかけた全日本エンデューロ第2戦
昨年から全日本大会が開催されるようになった富山県コスモスポーツランドでは全日本エンデューロ選手権が2days開催。day1、他を圧倒する走りで初戦を制したベテラン鈴木健二と昨年のチャンピオン釘村忠が激しいトップ争いを展開。最終周のテストで釘村が6分36秒のベストリザルトを更新し、day1を制した。しかしday2は鈴木健二が絶好調。釘村に30秒近い差をつけて総合優勝。
IBクラスでは第1戦で大暴れした若手、保坂修一と飯塚翼を抑え、地元の齋藤祐太朗が2daysともに制して総合優勝。飯塚はday1にDNFを喫し、保坂は2days通してブレーキトラブルに悩まされタイムを詰め切ることができなかったとのこと。
日本人2名の活躍に注目、AMA MXグレンヘレン
スーパークロスでは多くの勝ち星を上げてもなかなかタイトルに手が届かないE・トマックがモトクロスではさすがの強さを見せた。両ヒートを制し2戦連続総合優勝。2位にはM・ムスキャン、3位には今年の450SXチャンピオンのJ・アンダーソンが入った。
250MXではA・プレシンジャーが1-1で優勝。初戦を制したZ・オズボーンは2-5で総合4位となった。
今年のAMAモトクロスには富田俊樹(HONDA)と渡辺祐介(YAMAHA)の2名が参戦。450MXに参戦する富田は2年目の挑戦。ヒート1、2ともに15位と安定した走りを見せ、第2戦を終えてランキング18位。250MXの渡辺はヒート1を25位、ヒート2は22位。ポイントこそ取れていないものの、第1戦の30-26から順位を上げてきている。