一昔は、カメラバッグといえば仕事道具的なスタイルのものばかりだった。黒いナイロンに、ぼてっとした形。でも、これだけカメラが市民権を持っている中で、当然スタイリッシュなものを、とかアクティブなものを、とか、そういうニーズは少なくなかったと思う。

画像: いいもの「カメラフリークに送る、林道探検用バックパック」

f-stop
AJNA

38,880円(税別36,000円)

なぜこんな派手なオレンジ色なのかというと、見失わないように。メーカーの意図としては、雪山で被視認性を高めるためだが、レース中の被視認性を高めておけば、バイクに轢かれることも少なくなるかも知れない。それに、わりと地面において撮影に熱中してしまうことも多いので、自分のためにも目立ってくれたほうがいいというわけだ(正直、他のカメラマンからすれば映り込んでしまうときに邪魔でしょうがないんだけど…)。もちろん、カッコイイからでもある。

画像1: f-stop AJNA

ウエストベルトやショルダーハーネスがしっかりしているので、腰で重さを受け止められるのがポイント。背負うときは20kgになることもあるので、大事なポイント。バイクに乗って取材に行くときも、腰で背負えるとライディングへの影響が非常に少ない。要は山用のバックとして、ちゃんとしているのだ。

背面には背負子のフレームも入っていて、背中とのフィッティングはバツグン。

画像2: f-stop AJNA
画像3: f-stop AJNA

インナーを選べるようになっているのも調子が良い。僕はザック容量の2/3くらいのインナーを使っている。カメラと、望遠2本、標準1本という組み合わせが多いけど、たとえば中型のバッテリーストロボを加えたりもできる。

山用としては、このAJNAの40Lが一番コンパクトで、飛行機の機内持ち込みもひっかからない。だが、この上に60L、80Lのものもある。小さなシティ用のものもラインアップされていて、なかなかえらびがたいところ。

バイクを下りた先に

さすがに、カメラでもかなりコアなフリークのためのバッグなんだけど、車や自転車ではたどりつけないような場所の先に、対象物があるあなたには、ぜひオススメしたい。そうそう、雪山にスノーバイクで入っていってドローン飛ばす人にもね。

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