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<名車列伝> あの時きみは若かった Part04 時代がひとまわり!? 400ccの時代 ①
webオートバイをご覧いただいている皆さん
あけましておめでとうございます。
2024年もはりきって行きます! よろしくお願いいたします。
普通二輪免許復権の予感
さて、いよいよ2024年です。まだまだ寒い日が続きますが、今シーズンの大きな注目点は「普通二輪」、中でも400ccモデルが来るんじゃないかと思っています。
400ccまでのオートバイに乗れる普通二輪免許といえば、日本固有の免許制度枠だと言われますが、ひところは「乗りたいバイクに乗れない元凶」なんて言われていた時期もありました。
日本の免許制度でバイクの免許が成立したのは1950年頃。昭和でいうと25年、戦後まだ5年ほどしか経っ...
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<名車列伝> あの時きみは若かった Part03 生まれた時代が早すぎた ターボバイクの時代④
80年代はじめ、突然巻き起こった「ターボ」ブーム。
先鞭をつけたホンダCX500ターボにヤマハXJ650ターボが続き
スズキはGS650Gの空冷4気筒エンジンにターボを搭載。
そして最後の国産ターボは、ひとつ殻を破ってみせたのだった。
最後発のカワサキだけが750cc!?
ホンダ、ヤマハ、スズキと日本の3メーカーから登場したターボ車。その3モデルは、CXが500cc→650cc、XJが650cc、そしてスズキXNが650ccと、当時「中間排気量」と呼ばれたクラスのモデルだった。
900ccのZ1が発売されてから10余年が経ち、カワサキは1300ccモデルすらラインアップしていた80年代初...
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<名車列伝> あの時きみは若かった Part03 生まれた時代が早すぎた ターボバイクの時代③
80年代はじめ、突然巻き起こった「ターボ」ブーム。
先鞭をつけたホンダCX500ターボにヤマハXJ650ターボが続き
スズキはGS650Gの空冷4気筒エンジンにターボを搭載したXN85を発表。
85PSエンジンを搭載したチャレンジングなモデルだった。
ついに軽くて速いターボ登場
メーカーが製造したカタログモデルとしては初のターボバイクとなったCX500ターボは、ベースモデルがツーリングバイクGL500だったこともあって、「ターボ」から連想されるスピードや速さとは一線を画したモデルだった。ヤマハXJ650Tも、ヨーロッパでウェルバランスと評されたモデルにターボを搭載したモデルで「ターボ」か...
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<世界耐久> オールジャパンのニューチーム発進! ~日本の若いライダーとエンジニアよ 世界を目指せ
世界の舞台に若い日本人ライダー&スタッフを!
2017~18年にTSRホンダ、21年にヨシムラスズキがワールドチャンピオンとなり、そして22年にTSRホンダが2度目のタイトルを獲るなど、この数年、日本でも注目が高まっている世界耐久選手権。
これまでは鈴鹿8耐に注目が集まっても、選手権全体にはもうひとつ……という状況だったものが、この5年ほどは世界耐久選手権シリーズ全体への注目度が高いのは事実だ。
その証拠のひとつに、日本勢の世界耐久への挑戦がある。上記のTSRホンダやヨシムラスズキのフル参戦はもちろん、23年からはカワサキのトップチームを日本のトリックスターレーシングが運営し、全日本ロー...