ライター
【400cc名車解説】スズキ「GSX-R」|衝撃的な軽さとハイパワーでクラスを席捲した革命児
スズキ「GSX-R」特徴
文句なしの性能ながら高い実用性も備えた
1984年にデビューしたスズキ・GSX-Rは、「R」シリーズ初のモデル。クラス最強・最軽量を目指し、前年登場したRG250Γに続くオールアルミ製ダブルクレードルフレームを採用。乾燥重量152kgは400ccクラスでは驚異的だった。
エンジンはGSX400FWの水冷4気筒をベースに、大径バルブの採用やピストン、コンロッドの軽量化、シリンダーの軽量化など、レーシングマシンのようなチューニングが施され、マフラーは4-1集合。パワーは59PSに到達した。足まわりはフロントに16インチ、リアにはフルフローターサスを装備。軽快なフット...
ライター
<訃報> スズキの名物エンジニア 87歳で逝く ~さようなら横内悦夫さん
スズキ数々の名車を世に送り出した名物エンジニア
スズキ1970~80年代初頭のロードレース、モトクロス世界グランプリ時代のレースグループ長であり、市販モデルの世界ではGS750/1000やRG250Γ、GSX1100SカタナやGSX-R(400)/750などの名車を世に送り出した名物エンジニア、横内悦夫さんが亡くなりました。87歳でした。
横内さんは、昭和9年4月、宮崎県出身。昭和32年に鈴木自動車工業(当時)に入社、設計課に配属となり、同42年には短期間だけアメリカに駐在、同49年にレースグループ長に任命されてモトクロス、ロードレースのチームマネジメントとマシン開発を担当。 両競技とも...
ライター
キタコからNINJA 400・250などにSBSブレーキパッドの新製品
NINJAにデュアルカーボンで、制動力と高寿命を!
キタコが取り扱う、ブレーキパッドの世界NO,1シェアを誇るデンマークのSBS社製ブレーキパッドに、カワサキNINJA 400・250用、スズキGSX-S125、GSX-R125、GIXXER用、ヤマハのモトクロッサーYZシリーズ用が登場。NINJA用のDCシリーズは、耐久レース用に開発されたデュアルカーボン製で、制動性能はもちろん高寿命を実現しているという。GSX-S125・GSX-R125・GIXXER用のHFシリーズは、小排気量モデル用のセラミック製標準パッドで、制動性能と耐久性を向上している。YZシリーズ用にはシンターメタル材を採...