さて、こちらはオフロードのド定番モデル「セロー」です。オフロード車としては抜群に足つき性が良いところが、個人的には好きです。また、初心者でもベテランでも、男性でも女性でも、若い人でもベテランでもどんなライダーにも支持されている希少なバイクでもあるんです。街乗りもしやすいので、「オフロードをやってみたいけど、すぐ飽きるかもしれない」なんて優柔不断なオフロード車選びをしている方にも、おススメできちゃいます。あと、人気車だけあって、アフターパーツが豊富なのみ魅力なんですよねぇ。それでは本誌のダイジェスト版をどうぞ!(編集部・福助)

画像: WR250Rに比べて、ボディサイズはひとまわり小さい。シート高は810mmほどあるが、着座するとサスが沈み込むので足着き性はかなり良い。車重も130kgと軽いので取り回しに苦労はしないだろう。

WR250Rに比べて、ボディサイズはひとまわり小さい。シート高は810mmほどあるが、着座するとサスが沈み込むので足着き性はかなり良い。車重も130kgと軽いので取り回しに苦労はしないだろう。

[車種解説]
 “マウンテントレール”をコンセプトに1985年に誕生したセロー。以来、25年に渡って愛され続けるヤマハのロングセラーオフローダー。この250ccクラスではモトクロッサーモチーフのモデルが多い中で、独自の楽しみ方を提案するスタンスが数多くの根強いファンを生んできた。穏やかな空冷4ストロークOHC単気筒エンジンにフューエルインジェクションを組み合わせ、低中速から生み出す力強いトルク感で逞しい走りを実現。ショートホイールベースや大きなハンドル切れ角など、森の中に入っても取り回しやすいコンパクトさはタウンユースでも生きてくる。明るいハロゲンヘッドライトや前後のグラブバー、そして荷物が積みやすいシート形状など、バイク旅を楽しむライダーに支持される細かな配慮が随所に散りばめられている。2010年モデルではホワイトを基調に、自然に溶け込むグリーンと、落ち着いたブロンズのグラフィックをあしらい、大人びた佇まいを見せる。

画像: フロントまわりの軽量化にも寄与する小型スピードメーターは時計、ツイントリップ機能付き。グリーンのバックライトで視認性も高い。

フロントまわりの軽量化にも寄与する小型スピードメーターは時計、ツイントリップ機能付き。グリーンのバックライトで視認性も高い。

[インプレッション]
「オフロード性能」を突き詰めたモデルといえばWRだけれど、さらに「マルチパーパス」と範囲を広げると、セローの万能性の右に出るものはいないだろう。まずは街乗りモデルとして渋滞路を駆け、ふと横道にそれたくなる気軽さ、そこが荒れ地やオフロードだったらなおさらだ。
 空冷250ccエンジンは、高回転こそ回らないものの、アクセル開け始めからトルクがあふれ、ストロークのたっぷりしたサスペンション、スリムで軽量な車体は、どんな場所に立ち入るのさえ躊躇はない。トライアル、モトクロス、ツーリング、ワインディングにシテイラン。セローが不得意とする場所は、なかなか見当たらない。(中村浩史)

画像: 長距離でも疲労の少ないクッションの厚みを確保。シート幅と長さを最適化してトレールランにも対応。また、アルミメッキシリンダーや鍛造ピストンに加え、環境性能に優れるFIを採用。低中速域でのトルク特性と始動性の向上に貢献している。

長距離でも疲労の少ないクッションの厚みを確保。シート幅と長さを最適化してトレールランにも対応。また、アルミメッキシリンダーや鍛造ピストンに加え、環境性能に優れるFIを採用。低中速域でのトルク特性と始動性の向上に貢献している。

(写真/盛長幸夫)

■YAMAHA SEROW250 諸元
全長×全幅×全高:2100×805×1160mm
ホ イールベース:1360mm
シート高:810mm
車両重量:146kg
エンジ ン形式:空冷4ストOHC2バルブ単気筒
総排気量:249cc
ボア×ストローク:74.0×58.0mm
圧縮比:9.5
最 高出力:18PS/7500rpm
最大トルク:1.9kg-m/6500rpm
燃料供給方式:FI
燃 料タン ク容量:9.6L
変速機形式:5速リターン
ブレーキ形式 前・後:シングルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ 前・後:2.75-21・120/80-18
カラー:パープリッシュホワイトソリッド1、パープリッシュホワイトソリッド1
■ 価格:49万3500円

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